かれこれ3ヶ月ほど休まず続けているメッセージダイアリーを始めるきっかけとなった「シゴタノ!」の大橋悦夫さんによるご著書。内容についてはAmazonのレビューが詳しいのでそのまま載せます。
レビュー
出版社/著者からの内容紹介
手帳のように使って日々の仕事に役立てる!
ブログを活用した新「仕事術」を伝授!!
日々の行動を振り返り、明日の仕事に役立つブログのコツ
ブログには、個人をプロモートするための広報ツールという側面のほかに、日々書くことを通して自分の行動を振り返るための記録反省ツールという側面があります。
本書はこれに注目し、ブログを利用した仕事術を提案します。ブログを手帳的なツールとして活用するコツを、事例をまじえながら紹介します。
内容(「MARC」データベースより)
ブログを手帳的に「第2の頭脳」として活用するためのアイデアやヒントを紹介。「記録する」「読み返す」「やってみる」「習慣をつくる」のブログの4つのサイクルが、ビジネスの成功や夢の実現へとつながります。
著者について
大橋悦夫(おおはし・えつお)
有限会社サイバーローグ研究所 代表。会社経営の傍ら、投稿型ニュースサイトFPN、仕事のコツを紹介する「シゴタノ!」、gooブログなどさまざまなWebコラムで活躍中。「人生のかなりの部分を占めるのが仕事。そんな仕事を楽しくするための、ちょっとしたコツを研究しています」
「手帳ブログ」のススメ: Amazonのレビューより
実は、「事例をまじえながら」の中の一例として「ペースメーカーを作るコツ(P.132)」というくだりで「hey hey heydays☆」を紹介してもらっています(P.137)。しかも今回発売前にご献本いただきました。感謝感激です。今このブログを続けることが出来ているひとつの大きな要因として大橋さんのブログをヒントに始めたメッセージダイアリーがあるので、それだけでもとても感謝しているのに、ご著書でご紹介いただきご献本までいただいて・・・、大橋さん、本当にありがとうございます!
さて、そんなわけで、いただいたご著書、読ませていただいてます。ブログを始めるところから一週間 ~ 二週間 ~ 一ヶ月 ~ 三ヶ月 ~ 半年後というようにそのステージ毎の心構えやコツが紹介されています。本の構成的に、最初から順を追って読んでみるのをまずはお勧めしますが、個人的にはどのページを開いてもヒントが満載だと思っています。なので僕の場合、一読したあとは目次を見ながらジャンプインして繰り返し読んでいます。
「手帳ブログのサイクル」というのを大橋さんは以下のように定義して紹介されています。
手帳ブログのサイクル
1. 記録する
2. 読み返す
3. やってみる
4. 習慣をつくる
(↑へもどる)
本著のベースとなっているこのサイクルからもうかがいしれるかもしれませんが、本著は「ブログの本」というよりも「自己啓発」あるいは「勉強法」といった分野にに位置づけてもしっくりくるのではないかと、個人的には思います。このサイクルは「いかに継続するか」という自分に打ち勝つための方法論にがっちりはまります。(個人的には世に数ある自己啓発本というのは、つまりいかにやる気を起こして、それをいかに継続することができるか、というのを言葉を変えて説いている本だと思っています。)
というわけで本著はブログを始めたい人、ブログを自分の役に立てたい人、何かを継続したいと強く思っている人、どんな人にも効く本だと思います。しかも事例が全て具体的ですぐに行動を起こせるものばかりなので、読んで終わりではなく実践できる内容になっていて読んだ人の生活に与えるインパクトが大きい、そんな本です。
※ちなみに・・・、
僕が特に素晴らしいと思って実践し始めているのが「毎日5分の準備運動(P.31)」です。毎日5分「やりたいことの棚卸」して書き出すというシンプルなもので、大橋さん曰く「5分間でできる割には『利益率』のとても高い習慣」ですが、やってみると驚くほど効果絶大です。この習慣を継続するコツは「何でも書く」ってこと。頭に浮かんだものはどんなことでもいいから何でも書き出す。仕事のこと、プライベートのこと、読みたい本、行きたい場所、ほしいお金、食べたいもの、等々、本当に何でも。「無意識」と「手」に任す感じで。5分間でもびっくりするくらい色んなものが出てくると思います。この習慣の一番の効用は頭の中のモヤモヤがなくなるってことです。去年あたりから巷を賑わせているGTDでいうところの「INBOXに放り込む」ってやつですね(GTDについてはこちらのブログが詳しいです)。ほんとスッキリしますよ。
【参照】
≫ シゴタノ!
≫ メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
≫ 自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事
≫ Getting Things Done (a.k.a. GTD) part (1) – Edmeisters Homepage