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「手帳ブログ」のススメ by 大橋悦夫

「手帳ブログ」のススメ
大橋 悦夫
翔泳社 (2006/04/20)

かれこれ3ヶ月ほど休まず続けているメッセージダイアリーを始めるきっかけとなった「シゴタノ!」の大橋悦夫さんによるご著書。内容についてはAmazonのレビューが詳しいのでそのまま載せます。

レビュー
出版社/著者からの内容紹介
手帳のように使って日々の仕事に役立てる!
ブログを活用した新「仕事術」を伝授!!
日々の行動を振り返り、明日の仕事に役立つブログのコツ
  ブログには、個人をプロモートするための広報ツールという側面のほかに、日々書くことを通して自分の行動を振り返るための記録反省ツールという側面があります。
  本書はこれに注目し、ブログを利用した仕事術を提案します。ブログを手帳的なツールとして活用するコツを、事例をまじえながら紹介します。
内容(「MARC」データベースより)
ブログを手帳的に「第2の頭脳」として活用するためのアイデアやヒントを紹介。「記録する」「読み返す」「やってみる」「習慣をつくる」のブログの4つのサイクルが、ビジネスの成功や夢の実現へとつながります。
著者について
大橋悦夫(おおはし・えつお)
有限会社サイバーローグ研究所 代表。会社経営の傍ら、投稿型ニュースサイトFPN、仕事のコツを紹介する「シゴタノ!」、gooブログなどさまざまなWebコラムで活躍中。「人生のかなりの部分を占めるのが仕事。そんな仕事を楽しくするための、ちょっとしたコツを研究しています」
「手帳ブログ」のススメ: Amazonのレビューより

実は、「事例をまじえながら」の中の一例として「ペースメーカーを作るコツ(P.132)」というくだりで「hey hey heydays☆」を紹介してもらっています(P.137)。しかも今回発売前にご献本いただきました。感謝感激です。今このブログを続けることが出来ているひとつの大きな要因として大橋さんのブログをヒントに始めたメッセージダイアリーがあるので、それだけでもとても感謝しているのに、ご著書でご紹介いただきご献本までいただいて・・・、大橋さん、本当にありがとうございます!
さて、そんなわけで、いただいたご著書、読ませていただいてます。ブログを始めるところから一週間 ~ 二週間 ~ 一ヶ月 ~ 三ヶ月 ~ 半年後というようにそのステージ毎の心構えやコツが紹介されています。本の構成的に、最初から順を追って読んでみるのをまずはお勧めしますが、個人的にはどのページを開いてもヒントが満載だと思っています。なので僕の場合、一読したあとは目次を見ながらジャンプインして繰り返し読んでいます。
「手帳ブログのサイクル」というのを大橋さんは以下のように定義して紹介されています。
手帳ブログのサイクル
1. 記録する
2. 読み返す
3. やってみる
4. 習慣をつくる

(↑へもどる)
本著のベースとなっているこのサイクルからもうかがいしれるかもしれませんが、本著は「ブログの本」というよりも「自己啓発」あるいは「勉強法」といった分野にに位置づけてもしっくりくるのではないかと、個人的には思います。このサイクルは「いかに継続するか」という自分に打ち勝つための方法論にがっちりはまります。(個人的には世に数ある自己啓発本というのは、つまりいかにやる気を起こして、それをいかに継続することができるか、というのを言葉を変えて説いている本だと思っています。)
というわけで本著はブログを始めたい人、ブログを自分の役に立てたい人、何かを継続したいと強く思っている人、どんな人にも効く本だと思います。しかも事例が全て具体的ですぐに行動を起こせるものばかりなので、読んで終わりではなく実践できる内容になっていて読んだ人の生活に与えるインパクトが大きい、そんな本です。
※ちなみに・・・、
僕が特に素晴らしいと思って実践し始めているのが「毎日5分の準備運動(P.31)」です。毎日5分「やりたいことの棚卸」して書き出すというシンプルなもので、大橋さん曰く「5分間でできる割には『利益率』のとても高い習慣」ですが、やってみると驚くほど効果絶大です。この習慣を継続するコツは「何でも書く」ってこと。頭に浮かんだものはどんなことでもいいから何でも書き出す。仕事のこと、プライベートのこと、読みたい本、行きたい場所、ほしいお金、食べたいもの、等々、本当に何でも。「無意識」と「手」に任す感じで。5分間でもびっくりするくらい色んなものが出てくると思います。この習慣の一番の効用は頭の中のモヤモヤがなくなるってことです。去年あたりから巷を賑わせているGTDでいうところの「INBOXに放り込む」ってやつですね(GTDについてはこちらのブログが詳しいです)。ほんとスッキリしますよ。
【参照】
シゴタノ!
メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事
Getting Things Done (a.k.a. GTD) part (1) – Edmeisters Homepage

フォトリーディング仲間のお勧め本:2006新年会

先週金曜日に、フォトリーディング同期の新年会がありました。僕は、非常に残念なことに仕事が長引いてしまい参加できませんでした(泣)。
前回に引き続き、今回も恒例の「交換本」で集まった本をリスト化しておきます。メーリングリストに投稿のあったものから順に追加しています。僕に回ってくるはずだった本は送ってもらえるとのこと。楽しみです♪
↓ ↓ ↓

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松下幸之助翁82の教え―私たち塾生に語った熱き想い by 小田全宏

松下幸之助翁82の教え―私たち塾生に語った熱き想い
小田 全宏
小学館 (2001/10)
売り上げランキング: 3,986

「おまへんな、まだ道を求めているほうやから。これで一人前になったなというような、そんな安易な気分になれまへんね、まだ。それが正直なところですわ」(P.253)

松下幸之助氏がNHKの番組出演した際に、アナウンサーに「松下さんが、これで男になったな、これで一人前になったなと思われたのはいつごろですか?」と問われたときに笑いながら答えたという言葉です。氏はこのとき八十一歳でした。
八十歳を超えても、一求道者として人生探求中。
三十歳の僕にとって、身が引き締まる、そして勇気を与えてくれる言葉です。

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ユダヤ人ならこう考える! お金と人生に成功する格言 by 烏賀陽 正弘

ユダヤ人ならこう考える! お金と人生に成功する格言
烏賀陽 正弘
PHP研究所 (2005/01/18)
売り上げランキング: 128,242

「世の中に、完全なものは何一つない」
“Nothing is perfect.” (P.4)

ユダヤ人が歴史上、多くの迫害を受けてきた苦悩とその反面の喜び、その両方を含む機知に富んだユダヤの格言が、本著では数多く紹介されています。上記のように英語と日本が併記されているので、英語の勉強にもなるというおまけ付です。

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「できる人」の時間の使い方 by 箱田忠昭

西洋のことわざに、
「Today is the first day of the rest of your life (今日は残された人生の最初の日である)」
というのがあります。(P.45)

お金と違って、時間は取り戻せない – 「時は命なり」。著者の箱田先生はそうおっしゃいます。本著では、そんな何者にも替え難い「時間」をいかに無駄にせず有効に使うか、その考え方・方法を紹介しています。

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イチロー思考 by 児玉光雄

イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫
児玉 光雄
東邦出版 (2004/12)
売り上げランキング: 11,508

77のイチロー語録からそのプロ意識・発想を分析して、仕事や自己啓発、生き方等の学びを紹介している本著。イチローのイチローたる所以が非常に良く分かります。全ての言葉が役に立ちますが、その中でも今回特に響いたのが以下の三つです。
量をこなせばだれもが天才に近づける

「僕を天才と言う人がいますが、僕自身はそうは思いません。
 毎日血のにじむような練習を繰り返してきたから、
 いまの僕があると思っています。
 僕は天才ではありません。」
(解説より抜粋)
 やるべきことに徹底的に打ち込んでみよう。たとえそれがうまくいかなくてもあらたな改善を加えて繰り返そう。その繰り返しがあなたに偉大な仕事をさせてくれる。
(P.87)

成功するには、やるべきことをコツコツと継続すること。遠回りのようでも、それが一番の近道だ - 「継続は力なり」。イチローはそう言います。これはイチローだけではなく、成功している人や天才と呼ばれている人が口を揃えて言っていることですね。今、ここで、僕達がしていること。それが将来の自分を形作っています。深いこだわり・高い意識を持って、今やるべきことを精一杯継続してやることで自分の「根」がどんどん深くなります。それを実践してきたイチローの「根」はどこまでも深いと思いますが、僕達でも「根」を深くすることができます。この言葉にはそんな風に勇気づけられます。
何事も楽観主義で臨もう

「空振りとか三振だとかに一喜一憂はしないということが大事です。
 そこで、打てない、もう駄目だと思ってしまったら、
 次の打席には立てないですよ。
 たとえ、3打席、4打席駄目であろうと、
 『次』につなげる打席にしなければ、打ち取られてしまうでしょう。
 三振しても、打ち取られても、
 そのピッチャーを打つための『なにか』を得られればいいわけで、
 僕は打席ごとに勝った負けたと騒がないように心がけています。」
(解説より抜粋)
楽観主義者は「・・・できる」という言葉で締めくくる。一方悲観主義者は「・・・できない」という言葉を頻繁に口にする。思考が行動をコントロールするのだから、「・・・できる」という言葉で締めくくることを口癖にしてしまおう。それだけであなたは簡単に楽観主義者の仲間入りができる。
(P.87)

失敗に一喜一憂しないこと。失敗が続いたとしても、そこから何かしら学ぶことがあるものです。「そのやり方がダメだったってことが分かった」だけでも何かを得たことになる、発明王エジソンもそんなようなことを言っていたと思います。どんなことからも学んでやろうという意識があれば、失敗なんてのは存在しないんですね。全ては捉え方次第。うまくいかなかったときに落ち込まないで、「ああ、このやり方・選択は外れってことか。よっしゃ分かった。けど何で外れだったんだろう??」「どうしてうまくいかなかったんだろう??」と楽観的に前向きな反省をすることから、「学び」を得ることができるようになると思います。そうして得た「学び」は次に必ず繋がっていきます。
客観的になればどんな状況でも平常心を保てる

「94年から96年までの自分が見えていない経験からは、
 『客観的に自分を見なければいけない』という結論に達したんですね。
 自分はいま、ここにいる。でも、自分のナナメ上にもう一人自分がいて、
 その目で自分がしっかりと地に足が着いているかどうか、
 ちゃんと見ていなければいけない。そう思ったんです。」
(解説より抜粋)
 すきま時間を活用して、積極的に自分を客観的に観察するイメージトレーニングを趣味にしてしまおう。それが潜在能力を発揮する大きな武器になる。
(P.157)

今、自分のしていることや考えていることを客観的に観察すること。これは「継続すること」と同様大切なことだと個人的に思います。「方向は正しいか」「人と比較していないか」「楽しんでるか」・・・。こういった質問を自分に投げかけることで、好不調の「波」が小さくなっていくのでは、と思います。ただ闇雲に行動していると、ふとしたきっかけでそれが途切れたときに、ズドンと落ちてしまい、なかなか這い上がってこれません。僕自身、そういったことを経験したりしました。また、自分を観察することはモチベーションの維持にもつながると思います。一過性のやる気ではなく、客観的に自分を観察しながら平常心を保ち「地に足のついた」やる気を継続していく。ここが継続できる人とできない人の一つの分かれ目な気もします。
今回は上記三つの言葉が特に響きましたが、違うタイミングで読んだらまた違う言葉が響きそうです。どの言葉も「イチローイズム」なので参考になるのですが、全部を一気には消化するよりも、今の自分にとって響く言葉を捉えてそれについて思いっきり考えるほうが有効だと個人的には思います。それを何度も繰り返せば良いのです。それこそ楽観的に

図解 フィンランド・メソッド入門 by 北川達夫

図解 フィンランド・メソッド入門
北川 達夫 フィンランドメソッド普及会
経済界 (2005/10)

「ミクシ?(どうして?)」
 フィンランドの小学校で、いちばんよく聞く言葉がこれです。生徒が発言すると、先生が即座に「ミクシ?(どうして?)」と聞くのです。(P.38)

世界各国の15歳の子どもを対象に実施している国際統一テストの読解力テストで二回連続一位のフィンランドの教育は、子どものグローバル・コミュニケーション力を養うのに非常に適したものとなっているようです。

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カリスマ体育教師の常勝教育 by 原田隆史

カリスマ体育教師の常勝教育
原田 隆史
日経BP社 (2003/10/16)
売り上げランキング: 3,864

「お前の敵は誰か?」
「私です」
「よっしゃそうや。自分と戦うんや。裏表なくさぼったらいかんのやで。そのことの積み重ねが日本一になるんや」
 そういうと生徒はニッコリします。(P.162)

すごい本に出会ってしまいました。

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リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間 by 高野登

 さて、会社をスタートさせた一九八四年、W・B・ジョンソンのもとに集まった五人のホテリエ達は、
「リッツ・カールトンはお客様や従業員にとってどんな存在であるべきなのか。そのために私たちは何をすべきなのか」
 ということを徹底的に話し合いました。そしてその結果を一枚の紙にまとめあげました。
 その内容こそがクレドです。つまりクレドとはリッツ・カールトンの理念や使命、サービス哲学を凝縮した不変の価値観であり、時流や地域性に左右される性質のものではないのです。(P.45)
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

リッツ・カールトンの提供するホスピタリティの原点が詰まっているのが、このクレド=信条・理念、です。

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