久し振りに、物語を読みました。
面白いです。
引き込まれて、一気に読み切り。
物語なので内容は書けませんが、Amazonのレビューから匂いだけでも。
内容(「BOOK」データベースより)
ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。―天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死でのばしていた小さな手。残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて…。物語作家いしいしんじの誕生を告げる奇跡的に愛おしい第一長篇。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
いしい しんじ
1966(昭和41)年大阪生れ。京都大学文学部仏文学科卒。2000(平成12)年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』を発表。たいへんな物語作家が現われたと大きな話題に。’03年、第二長篇『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞。’04年、第三長篇『プラネタリウムのふたご』が三島賞候補作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Amazonのレビューより
僕は日本の映画が結構好きで、特に感動系(『いま、会いにゆきます』とか大好き)を良く観るのですが、この小説はそういった映画を見終わったような、ある種の爽快感のようなものがありました。感動の余韻にひたれるような・・・。んん、何と言ったら良いか、うまい言葉が見つかりませんが、とにかく、「映画のような」小説として楽しめた作品でした。著者のいしいけんじさんの言葉と描写が、そう感じさせているのかもしれません。
なんて書いていたら、本当に映画化してもいいんじゃないかな、って思ってきた。映画化、強く期待。