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バルセロナ!

今日は朝3時半起床。眠い。

寝不足覚悟でTV観戦した、UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦『バルセロナ vs マンチェスターユナイテッド』。サッカー好きで良かったなあ、と改めてしみじみ思うほど、いい試合だった。特にバルセロナのサッカーは、もう凄いとかいうよりも、美しい。うっとりだ。試合中、何度も「うおっ」「すげっ」「うめー・・」なんていう呻き声をあげてしまった。

解説の方も言っていたけど、両チームのパス回しにチーム色、いや哲学が象徴されていた。バルセロナは足元にパスを出してつなぎつつ、あるところでキュッと速度ギアを入れ替える。マンUはどちらかというとスペースにパスを出して、その勢いのままゴールに向かう。大雑把にいうと、そんなふうに両極端なサッカーをそれぞれ最高レベルで展開していくので、もうたまらん。

そのたまらん展開を完全に制したバルセロナのサッカーの美しさというのを今回改めて実感。観ていて飽きないうえに、強い。そして美しい。昨年の決勝「マンチェスターユナイテッド vs チェルシー」よりも数倍楽しめた決勝だった。来シーズンもまた楽しみだ。

それにしても、UEFAチャンピオンズリーグが民放で普通に生放送される時代になることを切に願う。今は、民放で生放送されるのって決勝ぐらい。それ以外は放送しないか、したとしても1日遅れとか。日本のサッカーレベルの底上げを本気で考えるなら、こういうところも改善していったほうがよいのになあ、と思う。Jリーグと日本代表、4年に1回ワールドカップを観て育った選手と、UEFAチャンピオンズリーグやリベルタドーレス杯、その他海外トップリーグを日常的に観て育った選手とでは、どちらがよい選手になるか、言わずもがなだと思うのだけど。

『容疑者Xの献身』舞台版 by キャラメルボックス

先週の木曜日(5/21)に、キャラメルボックスの『容疑者Xの献身』を観てきた。

場所は、池袋のサンシャイン劇場。来月の結婚式に向けて、銀座のブライダルエステ『ワヤンサラ』に通っているうちの母ちゃん(嫁)と有楽町で待ち合わせて、有楽町線東池袋駅で降りる。『ワヤンサラ』、かなりいい感じみたいだ。

さて、『容疑者Xの献身』のキャラメルボックスによる舞台版。

東野圭吾の原作、堤真一さんが数学学者石神を演じる映画版、両方とも、僕も母ちゃんも好きな作品なので、二人とも本当に楽しみにしていたのだけど、正直、がっかりだった。

原作に忠実といいつつ、キャラメルボックスらしさ(主に笑い)を所々散りばめていて、確かに原作に忠実な展開になってはいるのだけど、物語の核となるセリフをギャグにして笑いを取ろうとしていたりして、首をかしげる部分がかなりあった。そういった「キャラメルボックスらしさ(主に笑い)」を散りばめすぎたせいで、原作のもつ雰囲気・佇まいというのが損なわれてしまったように個人的には感じた。実際、原作や映画で感じた、あの切ない感動は伝わってこなかった。

舞台版を観てから3日経つ今日になっても、二人で「ああだこうだ」と感想を言い合っている。その感想を今まとめていて、キャラメルボックスに送ろうと思っている。かなり長文になってしまいそうだけど、原作のファン、キャラメルボックスのファンの意見として、ちゃんと読んでもらえると嬉しい。

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Is Fixed Cash Handout(定額給付金) making Japan's economy better?

We have received “Fixed Cash Handout” of 12,000 yen each today. We have no plan yet whether we spend it for entertainment e.g. good dinner, travel or buying something good or just saving, or donating.

As base idea of “Fixed Cash Handout” is to stimulate Japanese economy, there are many campaigns has started in almost any market/industry.

Gold rush starts for stimulus pay | The Japan Times Online

Businesses nationwide are rolling out special campaigns to take advantage of the extra cash soon to be circulating when hundreds of municipalities start handing out cash to their residents under Prime Minister Taro Aso’s economic stimulus plan.

I doubt a bit that special campaigns will be successful. Because people are not that simple saying “oh, the government gave us money, now let’s spend it for something special to entertain ourselves!!” – I can’t picture such situation. I guess that most of ordinarily people say like “well, the government just gave us such amount of money here, let’s save them, or pay for cost of living.” or “we can donate it for NPO that is doing something good for the society and/or the world.”.

Again, we have no plan with “Fixed Cash Handout”, however, I am sure that we don’t pay it for entertaining ourselves.

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定額給付金が振り込まれていた

今朝、銀行からお金を引き出したら、把握しているよりも少しだけ多い残高だったので調べてみたら、定額給付金が振り込まれていた。

奥さんと僕とで、それぞれ12,000円ずつ。計24,000円。昨年から騒がれてきた定額給付金がこうやって実際に振り込まれてくると、何だか不思議な気分。特に嬉しいということもなく、本当に政府からお金もらっちゃったなという何とも言えない変な気分。

政府からお金もらっちゃった、と言っても、このお金も僕達国民の税金から賄われているので、振り込まれた金額のうち何分の一かは、元々僕達が稼いだお金なんだよなあ。むむー。

それにしてもこの定額給付金、改めて考えるとものすごくコストがかかっているなと思う。申し込み用紙そのものを印刷・郵送するのにも、僕達がその申込書に貼る証明書を用意したりするのも、申込書を受け取って内容を確認して指定された銀行に振り込むというのにも、全てコストがかかっている。特に人的コストってすごいんじゃないかな、これ。大変なコストをかけてお金をばら撒く政府と、ばら撒かれる国民。なんだかなあ。

数年経ってから、2009年に実施された定額給付金という政策にはどんな評価が下されているんだろう。良くも悪くも、ある意味歴史に残る政策であることは、間違いなさそうだ。

Moving to new apartment on Golden Week

Golden week is coming here in Japan. You can find what is it here. Simply put, it is one of holiday season in Japan.

This year, we are not going to anywhere for travel but moving to new apartment on Golden Week. As everyone know, there are many, many things to do for moving. Not only packing things up but also some paper works. One of important work for moving is change of address. You realize that how many places you registered your address information to – e.g. Ward office, Internet provider, telephone/mobile company, Amazon and more. You may (or will) forget to change address for some companies or shops – I always do.

Thus, I believe the most important thing you have to complete before you start anything for moving is to list up all things you have to do including list of change of address one by one. I learned it from my previous experience – bad experience – lost some important document due to change of address was not fully completed.

Now, I have already generated todo list for moving on Golden Week. Though I still feel I missed something important…

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英語の音中心のレッスン

4月から2009年度のこども英語クラスがスタートした。

といっても、参加する子ども達は昨年度からほとんど変わっていない。年下クラスに一人新しい子が入ったので、これまで1年以上英語を習ってきたメンバーとの差を埋めつつ、いかにクラス全員にとって内容のあるレッスンにするか、頭を悩ませている。こども英語クラスを始めてから試行錯誤が終わることはない。

2009年度のレッスンからは、「英語の音」の学習・練習を第一の目標とした。これまでのレッスンでは、英単語や英会話を少しずつ導入し、どちらかというと「英語の音」よりも、英語の知識のようなものを中心に学んでいった。発音は、あまり厳しくしすぎると子ども達が飽きてしまうかな、という心配もあり、多少違った発音をしていても、あまり注意していなかった。

が、今年の始めに読んだなんで英語やるの(中津燎子)を読んで、考え方・方針を180度変えた。これまでもフォニックスを取り入れながら、それぞれのアルファベットが持つ「音」を意識するようなレッスンを行ってはきたが、今後はレッスン内容のほとんどを「英語の音」習得に当て、単語や英会話は二の次に置くようにした。ちょうど、韓国のJY Booksが出している『Phonics in Reading』というフォニックスのテキストとしては最高のものを洋書絵本専門 スタジオ・ドリームで紹介してもらったので、それをメインのレッスンテキストにして、とにかく英語の音を体に染み込ませるということを目標として、レッスンプラン・カリキュラム(といってもものすごくざっくりとしたものだけど)を組み立てた。

といった方針の転換を背景に、2009年度レッスンが始まったが、思ったよりも難しく、これまでよりもチャレンジングなレッスンだな、というのがこれまでのところの感想。「チャレンジング」というのは、僕にとっても子ども達にとっても。「英語の音の習得」をレッスンの中心におく、というのは、ある意味で誤魔化しがきかないというか、多少の英単語や英会話のフレーズを覚えて喜んでいるのとは、全く別のレベルの話だ。

なんだか取りとめのない話になってきてしまったので、一旦ここらでストップ。続く。

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自転車乗りのクールとは

自転車ツーキニストの僕としては、とても共感することが、疋田智さんのメルマガに書かれていた。

疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」 – メルマ!

宮内さんは語る。
「だけど、中でも問題なのは、今、自転車に注目してる連中のことなんだ。代理店の連中だよ。彼らはただ単に『この大不況の中、自転車だけが活況だ』ということでやってきているから、そんなことはどうでもいい。要は金儲けなんだよ。で、街乗りに最適なジャンルは、なんてことはまったく無視して、今、ピストがクールだ、なんていう。事故が起きてからでは遅い。社会問題になるときだって来るかもしれない。でも、それだけじゃない。  そういう風にして作られてしまったブームは、今はいいけど、結局飽きちゃうと思うんだ。飽きるというより、疲れちゃう」
流行ってるからそこに飛びつく、というだけでは、ブームはブームというだけのままで、いつか終熄してしまうのではないか、という危惧だ。

流行というのは基本的に作られるものだとは思っていたけど、自転車という安全に関わるものまで流行作りのネタにされてしまうのは、本当にやめてもらいたいと思う。しかも、ピストがクールだなどというのは、本当に無責任な話だ。

自転車に乗るときは、交通ルールの遵守と安全の徹底をまずは意識すること。クールかどうかなんてのは、その次に考えるべきこと。交通ルールも守れず安全の徹底もせず、クールも何もあるか、っていう話だ。

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Jinglishの限界を痛感したメルボルン出張

R0010692 20日間近い予定だったメルボルン出張が、プロジェクトのスケジュール変更で1週間ほど短縮となり、昨日帰国した。

今回の出張で、これまでにないほどに痛感したのが、英語力不足。特に、Jinglish(Japanese English)特有のくせが抜けてないと、こっちが言っていることが通じない、という場面が何度もあった。

「Sydney」を日本語と同じように「シドニー」と言っても通じない。「Sydney」の真ん中にある「d」という音が日本語にはないからだ。「d」を「ド」と言わずに、がんばって「ドゥ」と言っても、なかなか通じなかったりして、「ド」を「ドゥ」にすればいいというような単純なものではないということを痛烈に体感。

今運用しているこども英語クラスでは、4月からフォニックスを中心としたテキストを使っていく予定だが、僕自身、もっとフォニックスの勉強・特訓が必要だ。

なんで英語やるの』では、このあたりの英語の音の習得に関して、とても興味深い内容が載っていて、今じっくりと読んでいるところ。この本は、こども英語クラスの運用に対する心構えや方針を強く揺さぶる内容となっていて、今後のこども英語クラスの在り方、カリキュラム、子ども・親との接し方に強い影響を与えてくれそうだ。