今朝、銀行からお金を引き出したら、把握しているよりも少しだけ多い残高だったので調べてみたら、定額給付金が振り込まれていた。
奥さんと僕とで、それぞれ12,000円ずつ。計24,000円。昨年から騒がれてきた定額給付金がこうやって実際に振り込まれてくると、何だか不思議な気分。特に嬉しいということもなく、本当に政府からお金もらっちゃったなという何とも言えない変な気分。
政府からお金もらっちゃった、と言っても、このお金も僕達国民の税金から賄われているので、振り込まれた金額のうち何分の一かは、元々僕達が稼いだお金なんだよなあ。むむー。
それにしてもこの定額給付金、改めて考えるとものすごくコストがかかっているなと思う。申し込み用紙そのものを印刷・郵送するのにも、僕達がその申込書に貼る証明書を用意したりするのも、申込書を受け取って内容を確認して指定された銀行に振り込むというのにも、全てコストがかかっている。特に人的コストってすごいんじゃないかな、これ。大変なコストをかけてお金をばら撒く政府と、ばら撒かれる国民。なんだかなあ。
数年経ってから、2009年に実施された定額給付金という政策にはどんな評価が下されているんだろう。良くも悪くも、ある意味歴史に残る政策であることは、間違いなさそうだ。