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現在参加中の「ケータイ会議9」参加メンバー有志で大衆演劇を観てきた。
正直、大衆演劇のことを知らなかったのだけど、何というかカルチャーショックというか、これまで全く体験したことのない世界だったので、色々と楽しかった。
※このエントリー内で使われている写真は全部「ARROWS X LTE」で撮影したのもの
大衆演劇というのは…
大衆演劇(たいしゅうえんげき)とは、日本の演劇におけるジャンルの一つ。一般大衆を観客とする庶民的な演劇のこと。一般的には「旅役者」と呼ばれる劇団に当たる。
確立された定義はないとされるが、専門誌『演劇グラフ』にはおおよそ下記のような要件が定義されている。
1. 劇場またはセンター(後述)で、観客にわかりやすく楽しめる内容の芝居を演じること。
2. 観客と演者の距離が近く、一体感があること。
3. (歌舞伎や通常の商業演劇と比べ)安い料金で観劇できること。
大衆演劇 – Wikipedia
という内容で、今回観た演劇も一般席1500円、指定席1800円という安い料金で3時間半の公演を楽しめる。今回行った浅草木馬館はそんなに大きな劇場ではなかったので、確かに役者さんとの距離が近く、公演中役者さんと思いっきり目が合ってるような気がするくらいだった。
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▲浅草木馬館入口。
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▲館に入ると、階段にこういったポスターが飾られている。ポスターの角のほうに書かれてある通り、こういうポスターはファンから作って送られてくるみたい。すごいなー。
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▲何とも味のある劇場。年配の方が多くて、おにぎり持参してたりして、すごく慣れた感じで観劇しているのが印象的だった。
芝居の内容は、ベースが「冥途の飛脚」という話で、それにアレンジが入っていて、話の内容自体は分かりやすかったのだけど、同じ役者さん(座長)が男役と女役をやっていて、それを途中まで気づかなかったりして、何だかすごいな、と。
個人的には、芝居から、間に口上が入って、そのあとの歌謡ショー/舞踏ショーという構成で3時間半の公演になっている、という構成が面白いなあ、と。
大衆演劇の舞台は、芝居とショーの二部から三部構成で演じられる。
芝居:人情劇や剣劇(時代劇など)が演じられる。
『忠臣蔵』・『国定忠治』・『清水次郎長』といった歌舞伎・新派劇・新劇の演目が多い。
歌謡ショー/舞踊ショー:劇団に属する役者が歌うあるいは踊るショー。
日舞を基本とし演歌や歌謡曲にのせて踊る、あるいは歌う。
大衆演劇 – Wikipedia
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▲笑いあり涙ありの芝居が終わると、おもむろに口上が始まる。劇団グッズの紹介とかも。
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▲口上が終わると、役者さん達が翌日以降の前売り券を客席内で売り歩き始める。こういうのも大衆演劇ならでは、なのかな。
口上のあとは、歌謡ショー/舞踏ショーの始まり。日舞のしなやかさみたいなものが、若手的な役者さんとベテラン役者さんとですごく違いがあるのが素人目で見ていても分かって、奥が深いのだなあと思ったのだった。
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暗い劇場内で舞台上だけライトアップされている、という状況下で、どうもうまく撮れなかった…。
※ケータイ会議メンバーのカイさんの以下のエントリーで紹介している方法で撮ればもっとうまく撮れたみたい。むむー、今度同じような状況下で『ARROWS X LTE』使って撮影するときは試してみよう。
» 明るく動きの速い被写体は撮影はARROWS X LTEの「明るさ調整」+「ベストショットセレクト」が便利 – カイ士伝
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▲歌謡ショー/舞踏ショーの締めはB’zの曲にのって派手に百花繚乱。
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▲公演が終わると、役者さん全員でお客さんをお見送り。こんな風に役者さんとお客さんが近いっていうのがいいですなー。
というわけで、初の大衆演劇、楽しみました。歌謡ショー/舞踏ショー中に役者さんへのおひねり(「お花」というらしい by Wikipedia)が渡される場面も見れたりして、何とも言えない世界観で思いのほか楽しかったです。普段は、普通(?)の演劇を観ることが多いので、その違いがまた面白く。もちろんいい意味で。
そして、全てのショーが終わったあとに役者さんたちが舞台からブーメラン投げするティッシュもちゃんとゲットしたのだった。
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See also
» 大衆演劇 – Wikipedia
» 大衆演劇「公式」総合情報サイト
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ケータイ会議メンバーがARROWS X LTEで撮影した写真はこちら → Flickr: F-05D