Category Archives: English

「英語を聞く・話す」を徹底的に勉強・練習するならこれ – 究極の英語学習法K/H Systemシリーズ

GR003682.jpg

こちらのエントリーで、『英語を聞く・話す、について、勉強・練習するのに「この一冊」というお勧め本』を紹介するエントリーを書く予定と言ってから、もう三ヶ月も経ってしまった。頭の中では書こう書こうと思っていても、ちゃんと書かないとな、なんて思ってしまって、なかなか書けずにいたのだけど、そろそろ書いたおこうということで。

【参照】
» 英語に対する壁をあっさり取っ払ってくれて、英語が読みたくなる本 – 『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』
https://heydays.org/2016/02/big-fat-cat.html

とういわけで、いきなり結論を書いちゃうけど、こちらが「この一冊」。

4757403054
» 究極の英語学習法K/H System (入門編) (Amazon)

この本に書かれている勉強法・練習法に忠実に従って勉強し、繰り返し練習することで、僕の英語リスニング、スピーキング、そして読解力も飛躍的に向上した。そして、今でも英語を継続して勉強・練習する際に基本的な考え方になっている。

どういった内容の本か、概要はAmazonの商品説明が分かりやすい。↓に引用したので、まずはざっと読んでもらえればと。

同時通訳方式の学習法とは、聞いた英語の後について同じように復唱する「シャドーイング」、スピーチを一定の長さまで聞いてから口頭で再現する「リテンション」、意味のかたまりで聞き取っていく「スラッシュ・リスニング」などだ。一見難しそうに思えるが、付属CDを聞きながら学習を始めると、そんな不安は払拭される。著者2人の掛け合いで進む講義はラジオ講座のようにわかりやすい。シャドーイングなどの訓練法も実演されるので、学習者はそれに倣って練習できる。新しいスポーツを教わるときのような感覚で取り組めそうだ。
使われる素材は、アメリカ人のゼネラルマネジャーが行った8分程度のスピーチだけ。これを同時通訳方式のさまざまなテクニックを使って、徹底的に学習する。素材はたった1つでテクニックが多彩なのが特徴だが、身につけたテクニックは他の素材にもそのまま応用できる。また、英語のリズムをはじめ、リエゾン(音の連結)、強勢、あいまい母音といったリスニングやスピーキングに不可欠な知識も身につくようになっている。

Amazon.co.jp: 究極の英語学習法K/H System (入門編): 国井 信一, 橋本 敬子: 本

特に「シャドーイング」、そして、一つの素材(英語の短時間のスピーチ)をひたすら分析して、練習する、というところが効いていると思う。短いスピーチだけど、音のつながり具合、音の強弱のつけ方、読解力向上にもつながる英語の意味の切り目等々、驚くほどの情報が詰め込まれている。

この「一つの学習素材を徹底的に、繰り返しやりぬく」というのは、僕のこの本以降の英語勉強・練習方法を根本的に変えてしまった。それまでは、色々な教材を買っては試して、最後までやれなくて(つまり飽きて)、また別の、その時話題になっているような教材を試して、また飽きて、ということを繰り返していたのだけど、それがどんなに無駄だったことか。

前回のエントリーで紹介した「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」なり、この「究極の英語学習法K/H System (入門編)」なり、自分にとってこれだと思う教材をひたすら繰り返しやる!というのが、色々な教材に手を出すより、一番効果があると思う。

この「究極の英語学習法K/H System (入門編)」は、手を抜いて、というか、何かやりながらできるような教材でもなく、この勉強をするぞ!という時間を確保して集中してやることが重要だと思っている。忙しい中で、10分でも20分でも、このテキストを勉強・練習する時間を毎日作ることができれば、半年、いや三ヶ月で、相当英語力は上がると思う。そういう時間を取ることが忙しい中ではなかなか難しいだろうし、モチベーションを維持するのもチャレンジングだとは思うのだけど、英語学習において近道はまずないので、腹を決めてやっていくしかないのだよね。

ただ、そういう腹を決めて、やれば、その分、必ず結果が出るし、万が一結果がすぐに出なかったとしても、努力は無駄にはならずに、やったらやっただけ身に付いているものがある、はず。

See also

K/Hシステムを僕が勉強していた頃は、「入門編」「入門編 ワークブック」のみだったのだけど、「はじめてのK/Hシステム」という本が最近出たようだ。

4757426151
» CD付 究極の英語学習法 はじめてのK/Hシステム (究極の英語学習法 K/Hシステム シリーズ) (Amazon)

僕は読んだことがないのだけど、「はじめての」ということなので、「入門編」の前に読んだ方がいいかも。僕も読んでみようかな。

おそらく、「はじめての」だけでも効果はあると思うけど、その次のステップとして「入門編」そして「ワークショップ」もやった方がいいかと。それぞれ毎日、じっくり時間をかけてね。

4757403054
» 究極の英語学習法K/H System (入門編) (Amazon)

4757406207
» 究極の英語学習法K/Hシステム入門編 ワークブック (Amazon)

英語に対する壁をあっさり取っ払ってくれて、英語が読みたくなる本 – 『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』

Untitled

今でこそ、英語を読むこと、書くこと、聞くこと、話すことに全く抵抗がなく、外資系企業の小さな日本オフィスで、メール/メッセージのやり取りや、展開される英文資料、電話会議等、英語がコミュニケーションや情報の中心となっている環境で仕事ができるようになっているけど、20代中頃までは英語がまるで出来なかった。

20代中頃にIT系の会社で仕事をするようになり、そこで英語のできる同僚がいて、英語ができることによる可能性の広がりを間近に感じ始めた。ただ、英語ができるようになるには、どうしたらいいものか、英会話学校や様々な教材等々、溢れる情報に頭を悩ましていた頃に、ふと立ち寄った本屋で出会ったのが、こちらの本。この本を読んで、大げさではなく僕の人生は変わった、と思っている。

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

この本の帯には、「世界一簡単な英語の本」とか「きっと人生が変わります!」といったような、キャッチーな言葉が並んでいるけど、(それが本当のことだとしても)それは一旦おいといて、注目すべきなのが『[A]→[B]』 という図。内容を読んでみると分かるけど、「すべての英文を解く秘密」が確かにこの図には凝縮されている。

IMG_0213

この本は、英語を聞くこと、話すこと、書くことには全く触れていない。英語を読むことのみにフォーカスしていて、英語の仕組みを文法用語は使わずに、図と親しみのわくキャラクター(Big Fat Cat)で説明している。

とても読みやすい本で、二時間もあれば準備編(第一章)、練習編1&2(第二章〜第八章)は読めてしまえると思う。その二時間程度で英語に対する壁がなくなり、英語の本が読みたくなってくるはず。そして、その後の実践編(第九章〜第十一章)で、それまでの章で学んだ英語の仕組みで各文を解説しながら簡単な英語で書かれた物語を読み込んでいくので、分かりやすいと同時に、英語の物語を英語の仕組みを理解しつつ読み切った!という達成感も得られる。

最後の応用編(第十二章、第十三章)では、「a」「the」はそれぞれどういうイメージなのか、や、「in」「on」「at」「for」等の英文法用語でいうと前置詞についても、イラストとイメージで説明されていて、これがまた非常に分かりやすくて、今でも役に立っている、いや、それどころか僕の英語理解の根幹となっている。

「おわりに」の後には、では次にどういう本を読んでいくのがよいか、ということで難易度別お勧め書籍が紹介されている。僕もこのお勧め書籍の中から色々な本を読んだ。特にRoald Dahl(チャーリーとチョコレート工場の原作等)の本は、かなりの数読んだなあ。

お勧め書籍の中から、どの本がいいか選ぶのが悩ましい場合は、まずはこの本で登場する、Big Fat CatとEdの物語「Big Fat Cat」シリーズ(全7作)を読んでみるのもお勧め。

» BIG FAT CAT OFFICIAL WEBSITE
※本エントリーの最後に全7作のリンク(Amazon)も貼ってあるので、興味があれば是非。

僕は「Big Fat Cat」シリーズは全部読んで、それ以外の英語の本もたくさん読んだ。最初は「がんばって英語の本読むぞ!」ってな具合で気合いを入れながら読んでいたけど、慣れてくると「英語の本を読んでいる」という意識をしないで物語を楽しめてくる。そうなるともう、英語を読むことに対する壁はもうなくなっているので、インターネット上の情報や、英語の技術書等も抵抗なく読みたくなるし、そこから他の英語の能力(聞く、話す、書く)を磨いていくことにも意欲が湧いてくる。

念のため書いておくと、著者の方も言っている通り、「この本を読んだからといって、すぐに英語ができるというもの」ではない、ということ。分からない部分があるのは当然、ただその文の中で何が重要で何を飛ばしてもいいか、ということは、この本を読めばある程度分かるようになる、というのがすごく重要。

実際、僕もこの本を読んだ後に色々な英語の本を読んだけど、分からない部分はサクッと飛ばして最後まで読んで、それでも物語を楽しめた。そうやって英語を読むことに慣れることがまずは大切で、それがあった上で、きちんと全てを正確に理解する必要のある文章(仕事関連の資料やメール、技術書等)が読めるようになるのだと思う。

大人になってから英語を学ぶには、聞くこと、話すことよりも、まずは「英語を読むこと」に対する壁を取り払って、できる限り多くの英語を読むこと、その後で、聞くこと、話すこと、そして書くことを学んで練習する、というのは、とても理にかなっていると思う。英語を読むことにも抵抗があるのに、英会話教室等に行って型どおりの会話を練習したところで、ほとんど効果はないのでは。英会話教室に通う時間とお金があるのなら、まずはこの本を買って、通しで繰り返し3回くらい読んで(僕は合計10回くらいは読んだ)、英語の本を買ってひたすら読んだほうがいい。いや本当に。今は、Kindleで英語の本を買いやすいし、分からない単語はKindle内蔵辞書で調べることもできるしね。

Kindle Paperwhite (ニューモデル) Wi-Fi 、キャンペーン情報つき
Kindle Paperwhite (ニューモデル) Wi-Fi 、キャンペーン情報つき

※英語を聞く・話す、について、勉強・練習するのに僕もひたすら活用した「この一冊」というお勧め本があるのだけど、それはまた別のエントリーで紹介してみようと思う。

(2016/5/23 Update)
» 「英語を聞く・話す」を徹底的に勉強・練習するならこれ – 究極の英語学習法K/H Systemシリーズ
https://heydays.org/2016/05/kh-system.html

最後に。英語を勉強したい、という人で、この本(ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本)さえも通しで読むのが難しかったり、読む気が湧かなくて途中でやめてしまう人は、今は英語を必要としていない人だと思うので、一旦英語のことは忘れて、他の知識を学んだり、技術を磨くことに注力した方がいいと思います。

See also

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

Big Fat Cat and The Mustard Pie (BFC BOOKS)
Big Fat Cat and The Mustard Pie (BFC BOOKS)

Big Fat Cat GOES TO TOWN
Big Fat Cat GOES TO TOWN

Big Fat Cat AND THE GHOST AVENUE (BFC BOOKS)
Big Fat Cat AND THE GHOST AVENUE (BFC BOOKS)

BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP ビッグ・ファット・キャットとマジック・パイ・ショップ (BFC BOOKS)
BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP (BFC BOOKS)

Big Fat Cat vs. MR.JONES (BFC BOOKS)
Big Fat Cat vs. MR.JONES (BFC BOOKS)

ビッグ・ファット・キャットとフォーチュン・クッキー (BFC BOOKS)
Big Fat Cat and The Fortune Cookie (BFC BOOKS)

BIG FAT CAT と雪の夜 (BFC BOOKS)
BIG FAT CAT and The Snow Of The Century(BFC BOOKS)

「その英語は、強いか。」 – ウルトラマンタンブラーが届いた

P4123478

Olympus OM-D E-M5 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO, F2.8, 1/60s, ISO:500, Flash fired

先日、TOEIC SWテストを受けたのだけど(参照)、ちょうど↓のキャンペーンをやっていたので、申し込んでいたウルトラマンタンブラーが届いた。

» TOEIC|プレスリリース|2014年度|英語の発信力を測定して、ウルトラマンデザインのタンブラーをもらおう
http://www.toeic.or.jp/press/2014/p033.html

スーツを着て、スマホで話すウルトラマン、という、なかなかインパクトのあるタンブラー。これはオフィスで使う。

P4123477 P4123476

See also

» その英語は、強いか。|TOEIC SQUARE
http://square.toeic.or.jp/ultraman/

はい、強いです。

TOEIC SWテストを受けてきた

P3212043.jpg

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO, F8.0, 1/640s, ISO:200

先週末、初めてTOEIC SWテストを受けてきた。

※TOEIC SWテストについては、以下のリンク先参照。
» TOEIC SW|TOEIC SWテストについて|TOEIC SWテストとは
http://www.toeic.or.jp/sw/about/what.html

通常のTOEICを最後に受けたのが2013年10月頃で、そのときのスコアが950。個人的にはその時点での自分の英語力を客観的に測定するために数年毎にTOEICを受けているのだけど、そういう意味でいうと、通常TOEICだけではより総合的な英語力を測定できてないかな、ということで、TOEIC SWテストを受けてみることにした。

結果は二、三週間後、ということで、手応えとしては、んん、あんまりだったから、そこそこのスコアになりそうかな。Writingはまあまあで、Speakingが結構詰まったり、しどろもどろになってしまったりしたので。

今回のSWテストも通常のTOEIC試験同様、特にこの試験用のテキスト等を使っての勉強はしていなかったのだけど、さすがにどんな問題がどういう形式で出題されるのかぐらいは把握しておいたほうがいいかな、ということで、当日朝にサイトにあったサンプルテストをやってみた。

» TOEIC SW|TOEIC SWテストについて|テストの形式と構成|サンプルテスト
http://www.toeic.or.jp/sw/about/tests/sampletest.html

サンプルテストをやってみて、通常のTOEIC試験に比べて結構大変な内容であることは分かっていた。で、やっぱりあまりいい手応えはなかった。まあ、それはそれとして。

この試験の点数云々は置いといて、試験の内容や形式は、特にSpeakingについては、結構いい英語のトレーニングになるな、と。指定された時間内に、質問されたことに対する回答を構築して、それを話す、ということを繰り返すので、このトレーニングを普段からやっていたら、かなりの英語力向上が期待できそう。

というわけで、今後も通常のTOEICテストに加えて、今回受けたTOEIC SWテストも、自分の英語力を測るために、定期的に受けていくことにしよう。ひとまず、今回初めて受けてみたTOEIC SWテストの結果が楽しみだ。

仕事でよく聞く英語の言い回し(3) – last but not least

DP2Q3101.jpg

SIGMA dp2 Quattro, F4.0, 1/125s, ISO:100, +0.7EV

最近仕事でよく聞く英語の言い回しを備忘録的に書いておくシリーズ、第三回。

▼これまでの回はこちら
» 仕事でよく聞く英語の言い回し(1) – If I may (say)
» 仕事でよく聞く英語の言い回し(2) – Let me finish.

第三回の今日の言い回しは、「last but not least」。

last but not least

「最後になったけど、大切なことを言うよ」という意味。主に、プレゼンの最後に使ったりする。「(これまで話したことも重要だけど)特に大事なことを言い忘れてた」的な使い方もされたりする。

プレゼンに限らず普段の会話でも、何かを説明していて、最後に特に大事なことを伝えたいときとかに使えるかな。

仕事でよく聞く英語の言い回し(2) – Let me finish.

DP2Q2689.jpg

SIGMA dp2 Quattro, F7.1, 1/125s, ISO:100

最近仕事でよく聞く英語の言い回しを備忘録的に書いておくシリーズ、第二回。

▼第一回はこちら
» 仕事でよく聞く英語の言い回し(1) – If I may (say) | hey hey heydays*

第二回の今日の言い回しは、「Let me finish.」

Let me finish.

「最後まで言わせてください」「最後まで話を聞いてください」という意味。議論が白熱してきて、こちらの話の途中でかぶせて自分の意見を言い始めた相手に対して、「最後まで言わせてくれ | 聞いてくれ」と、ちょっと強めで言う感じ。自分が言われることもあったりする。

このフレーズを言うと、あるいは言われると、ちょっと冷静になったりする。「あ、熱くなってたな、ちゃんと相手の話も聞いた上で自分の意見を言わなくては」という具合に。

特に、声が大きい(実際の声量が大きいという意味ではなくて)相手、自分の意見ばかりを言いたがる相手に対して、毅然とした感じで言うと、相手の意見を聞くばかりではなく、自分の意見もしっかり言った上で、きちんとした議論が出来る、はず。

仕事でよく聞く英語の言い回し(1) – If I may (say)

DP3M3286.jpg

SIGMA DP3 Merrill, F4.0, 1/125s, ISO:100

多分数回で終わりそうだけど、特に最近仕事でよく聞く英語の言い回しを備忘録的に書いておくシリーズ。

第一回目の今日の言い回しは、「If I may (say)」。

If I may (say)

「もしよければ」といったような意味でも使われるけど、ちょっと上の立場の人に対して何か意見を言うときに、「言わせてもらえれば」とか「言わせていただけるなら」といった意味合いで使われるシーンが、よくある。

「If I may,」と言って、一旦ポーズしてから、自分の意見を言う、という感じの使い方。自分より立場が上の人に対しても、自分の意見をしっかりと言いたいときにこの言い回しを言ってから発言すると、議論が発展しやすい、ような気がする。

「cold turkey」ってどんな意味?

DP2Q1511.jpg
SIGMA dp2 Quattro, F2.8, 1/30s, ISO:800, JPEG

ここ最近、Podcastを以前よりもさらにたくさん聞くようになったのだけど、毎回楽しみにしているPodcastのひとつ「バイリンガルニュース」の最近の回で、「cold turkey」という言い回しが出てきた。

Podcast内でも、その言い回しについての意味は説明されていたのだけど、自分でも改めて調べてみて、なるほどこういう使い方をするんだな、と。これまで聞いたことがない言い回しだったので、新鮮だった。今度、使ってみよう。

というわけで、「cold turkey」がどういう意味か?というのは、もったいぶるわけではないけど、このエントリー内では書かないでおこうかな、と。興味がある人は「cold turkey 意味」で検索すればすぐに分かります、が、ちょっと「こんな意味かな?」と想像してから答えを見ると面白いかもね!

See also

» iTunes – Podcast – Michael & Mami「バイリンガルニュース (Bilingual News)」

英語の回文がおもしろい

2013-11-29 13.30.24.jpg

NHKラジオ 実践ビジネス英語 2013年11月号』Lesson 15の「Graffiti Corner」(落書き的に英語を楽しむコーナー)で紹介されていた、英語の回文(Palindrome、前後どちらから読んでも同じになる語句・文)が面白かった。

有名どころでは、というので紹介されていたのが以下の回文。

radar
race car
Madam, I’m Adam.
Sir, I’m Iris.
Was it a car or a cat I saw?

で、珍しい回文として、以下も紹介されていて、特に二つ目がおもしろいなあ、と。

U.F.O. tofu.
Mary’s words (in a pajama), “Japan is Drowsy Ram.”

ほほー、ということで、他にも調べてみたら、色々とヒットして、さらにほほー、となったわけだけど、なかでも『Palindrome List』で紹介されていた以下の回文が、いやよく考えたな、これ、と。

Are we not pure? “No sir!” Panama’s moody Noriega brags. “It is garbage!” Irony dooms a man; a prisoner up to new era.

英語でも日本語でも、他の言語でも、検索すると色々な回文が出てくるので、暇つぶししたいときにでも見てみるとおもしろいかも、です。

Enjoy

» Palindrome List — Palindromes, Palindrome Words, Examples
» Palindrome – Wikipedia, the free encyclopedia

↓あたりになると、もうちょっと意味が分からない。

» A 17,259 Word Palindrome (or Palindromic Sentence)

日本語の回文もおもしろい。

» 回文 – Wikipedia
» 日本一長い回文

See also

NHK ラジオ 実践ビジネス英語 2013年 11月号 [雑誌]
» NHK ラジオ 実践ビジネス英語 2013年 11月号 [雑誌]

「寝ぐせ」は英語で…

sunset

自宅で仕事してると、頭に寝ぐせが派手についたまま仕事していて、出かけるときは帽子をかぶる、なんていう感じで横着しがちなわけだけど、あるときうちの奥さんとランチしているときにふとした会話のきっかけから、「寝ぐせ、って英語で何ていうんだろね?」という話になった。

日本語では普通によく使う割に、英語で何て言うか分からない、ということって意外と色々あって、「寝ぐせ」も英語で何て言うのか分からなかった。調べればすぐに分かることではあるのだけど、せっかくなので、色々と考えてみた。が、「My hair was messed up during sleep.」とか、何か説明的な英語しか出てこない。けど、何か一言でそれを表す○○ hair的な言葉があるはずだ、と考えてみたのだけど、結局分からず。

で、ギブアップして調べてみら、なるほどなー、と思うような表現が。「○○○ hair」という言葉だけど、この「○○○」に入る単語がなるほどなー、というか言われてみればそうだよね、と。なぜ出てこなかったかね、これが、みたいな感じの。

知ってる人からしたら、何てことないことかもしれないけど、こんなふうに普段普通に日本語で使っている言葉・言い回しを英語で何て言うか分からない、というとき、すぐに調べてみるのではなくて、頭をひねってみると楽しいし、そして分かったときに記憶に定着しやすくなるなー、と思ったのだった。

「寝ぐせ」を英語で何ていうか、もし知らなければ、すぐに調べるのではなく、ちょっと考えてみると面白いですよ。