人間は影響されて生きている – 『影響力の武器』

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか

日常のあらゆる場面、特に何かを買うときや決断するといった場面で人がどれだけ影響されているか、ということが嫌になるくらいよく分かる本。嫌になる、というのは、思い当たるふしがありすぎるから。

何かを買ったり、決断したりするときというのは、自分の意志でそれを決断した、と思っているけど、実は「影響力の武器」に思いっきり影響されている。人間は影響されて生きている、しかも結構単純に。そう思えるのは当然本著を読んだからであって、読んでいなければこれからも本著で紹介・考察されているような「影響力の武器」にやられっぱなしになるところだった。

いや、本著を読んだからと言って、「影響力の武器」には今後もしばしばやられることもあるだろうと思う。けど、「影響力の武器」というのが、確実にそして自然に存在していて使われているということが分かっただけでも、本著を通読する価値はあった。次は『実践編』を読まなくては。

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影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣
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満員電車はやっぱりきついのである

普段は自宅勤務であまり出かけることもないのだけど、今週は月、水、金と外出の予定が入り、久々に朝と夕方に電車に乗った。そして、電車に乗る時間、特に朝の乗車時間が丁度電車が混む時間だったので、改めて東京の通勤時間の満員電車のものすごさにコテンパンにやられてしまった。

きつい、やっぱりきついよ、満員電車。

以前の会社にいたときはオフィスに通勤していたのだけど、満員電車が嫌だったので自転車通勤していた(自転車通勤していた理由は「満員電車が嫌だから」っていう後ろ向きな理由だけではなく、どっちかっていうと単に気持ちいい、とか自転車に乗るのが好き、とかそういう理由が大きい)。雨などでどうしても自転車通勤できない場合は、混む時間をずらしていた。

何が言いたいのかっていうと、つまり満員電車が嫌だって言ってても、自分でどうにかしないといかん、ということ。とは言っても会社によっては自転車通勤できなかったり、オフピーク通勤もできないくらい出社時間がしっかりと決められたりしているだろうから、自分でどうにかするというわけにもいかない、という場合も多いのかなと。というか、そういうケースがほとんどなような気がする。でなければ、毎(平)日あんなにものすごい満員電車になる理由がつかない。

これは個人的に本当に心から思うのだけど、どうしてもっと多くの会社が、社員のために何か積極的に改善策をとらないのか、不思議でしょうがない。あのぎゅうぎゅう詰めの満員電車に30分乗っているだけでも相当なストレスが溜まるし、それを朝から抱えたうえで仕事をしなくてはいけない、なんて本当にきつい話。社員にもっと成果を出してほしいと思うなら、オフピーク出社なり自転車通勤なりを会社が積極的に推進していかなきゃいかんと思う。本気で。

というわけで、「満員電車解消組合」なんていう労働組合ができても驚かないな俺は、なんてことを思った、って話です。以上。

ジョギングのパートナー

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最近じゃすっかりジョギング時のマストアイテムとなった、iPod nano (orange)。薄くて軽いので、ジャージのポケットに突っ込んで、シャッフル再生しながら走っている。

「音楽を聞きながらスポーツをする」っていうのが、何となくしっくりこなかったこともあって、ジョギングを始めて数ヶ月は音楽聞きながら走る、なんてことは考えもしなかったのだけど、最近、『iPodは何を変えたのか?』を読んで、iPodの良さ、特にシャッフル再生のすごさ・素晴らしさを再認識して、すぐにあまり使われてなかったこいつを引っ張り出して、ジョギングのパートナーにした。

iPodでシャッフル再生を楽しみながらジョギング、なんてものすごい今さらな感じもするけど、僕にとってはすごい新鮮なことで、ただでさえ楽しいジョギングが数倍楽しくなった。これはiPodのシャッフル再生の持つある種の魅力も手伝ってるとは思う。「ある種の魅力」ってやつは、また別のエントリーで書く(かもしれない)。

あ、あと、犬の散歩のときもこのiPod nanoは手放せない。散歩のときは、英語勉強関連のpodcastingを聞くことが多い。ぶつぶつシャドーイングしながら。これもまた楽しいのである。というわけで、そろそろAudibleにも手を出したいな、なんて思うのである。

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iPodは何を変えたのか?
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『クロノス・ジョウンターの伝説』 – 「ミス・ダンデライオン」「南十字星駅で」

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昨年8月に観たキャラメルボックスの2009年夏公演『風を継ぐ者』以来、ちょっと久々にキャラメルボックスの舞台を観てきた。

今回はハーフタイムシアターで、クロノスシリーズの「ミス・ダンデライオン」と「南十字星駅で」の二本立て。ハーフタイムシアターってのをこれまで聞いたことのない人のために書いておくと、普通の演劇の上演時間というのは大体2時間程度だけど、ハーフタイムシアターの上演時間は1時間になっている。1時間でも充分に濃い内容で楽しめるので、同時期の公演で2作品観れてしまうというもの。個人的にはとてもいいシステムだと思っていて、キャラメルボックスでは大体年に一回はこういう公演をやってくれるので、嬉しい。

さて、『クロノス・ジョウンターの伝説』。

個人的には、「ミス・ダンデライオン」はタイムトラベル的なカラクリもよく描かれていて、そして切なく泣ける話なので、かなり好きな作品。「南十字星駅で」は何となく淡々としているというか、タイムトラベル物としてあまりひねりもなくストレートすぎるというか、そういう感じで、あまりぐっとこなかった。

あ、それとハーフタイムシアター2作品の内容とは全く関係ないのだけど、前説で登場した「ペリークリーズ」の何だかよく分からないライブと、2作品間で登場した製作総指揮の加藤さんの中説が、結構いけてた。特に加藤さんの中説は面白かった。「昨年までは、ハーフタイムシアターの2作品を続けて観る人のチケットチェックを行っていたけど、嘘をつく人はいない、ということがわかったので、今回からはチェックしません」というようなことを言っていて、何だか嬉しくなった。こういうところも、キャラメルボックスが好きな理由のひとつ、なんだよなあ。

さて、というわけで、キャラメルボックスの2010年初公演だったハーフタイムシアター『クロノス・ジョウンターの伝説』は終わってしまったけど、今年予定されている作品はどれも面白そうなので、今年はキャラメルボックスの全公演を観る予定。特に、夏の『また逢おうと竜馬は言った』が楽しみすぎる。ダブルキャストってのがまた楽しみを倍増させてくれてるんだな。うん。

もっと写真を撮って、ブログにものっけていきたい

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タイトルで言い切っちゃってはいるけど、もっと写真を撮りたい、そしてブログにももっと気楽にのっけていきたい、なんてふと思った。

heydays * photo * 365っていう「英語で写真日記」を二年ほど前に始めたけど、半年くらいで更新止めてしまって、そのあとに『heydays * photo * 365』再開したけど、これもまた更新を止めてしまっていた。

まあ、あれだ、「毎日書こう」なんて気合入れすぎるからいかんのだな、きっと。

写真もブログも、もっと気楽に、もっと楽しんでいこう、そうしよう。

最近観たDVDの記録 + 一言感想など

タイトルそのまま。最近観たDVDの記録 + 一言感想など。

スラムドッグ$ミリオネア

スラムドッグ$ミリオネア[Blu-ray]

【ストーリー概要】
全ての答えの裏側にインドを疾走する彼の人生があった。
一問正解するごとに近づいていく、運命の恋。
必ず、君を見つけ出す――。

運じゃなく、運命だった。
アジア最大のスラム街・ムンバイで育った少年ジャマールは、世界的人気番組クイズ$ミリオネア」にて一問を残して全問正解、一夜にして億万長者のチャンスを掴む。だが、無学な彼は不正の疑いをかけられ、番組の差し金で警察に連行され、尋問を受けることになってしまう。

彼は一体どうやって全ての答えを知りえたのか?そして、彼がミリオネアに挑戦した本当の理由とは―?

この作品の監督、ダニー・ボイルといえば、僕の中ではトレインスポッティング シャロウ・グレイブ 。どちらも初期のこの頃の作品で、テンポがよく独特の雰囲気を醸し出しながら練られたストーリーで楽しめる映画。この二作品以降も何作かあるけど、観てなかった。ので、久々のダニー・ボイル監督作品がこのスラムドッグ$ミリオネア。結構期待して観たのだけど、その期待を裏切られることはなかった。内容は重い部分もあるので、単純に面白い映画、とは言えないけども。

おくりびと

おくりびと [DVD]

求人広告を手に会社を訪れた大悟は、社長から思いもよらぬ業務内容を告げられる。それは遺体を棺に収める「納棺」という仕事だった。納棺師の見習いとして働き出す青年と様々な境遇のお別れを描いた感動のドラマ。本木雅弘、広末涼子、山崎努ほか出演。

正直、この映画を観て、何をどう感じればいいのか、というのが最後まで自分の中ではっきりしなかった。映画の中に、「死の尊厳」といったテーマもあるだろうし、「家族愛」「親子愛」「夫婦愛」というのも描かれている。色々と感じる部分のある映画だったけど、全体として何となく伝わってくるものが曖昧なまま終わってしまった。山崎努さんがいい味出し過ぎてて、そこが一番印象に残っている。

サマーウォーズ

サマーウォーズ [Blu-ray]

『時をかける少女』の細田守監督が贈るSF青春アニメ。仮想空間が浸透した近未来。内気な高校生・健二は憧れの先輩・夏希に頼まれ、彼女の実家を訪れる。個性的な家族の面々に振り回される中、健二は謎の数字が書かれたメールを受信し…。

思いのほか、楽しめた。(90歳のおばあちゃん元気すぎ、って思ったけど、まあ、そういう意味のない感想はなしで)

あ、あと、花札やりたくなった。こいこい。

その他

頭を使うことがリフレッシュになる

20100327-F1001349息抜きにブログを書く、ってなことを以前に書いたけど、それに似たような内容で「頭を使うことがリフレッシュになる」ということを何となく実感したので、それについて書いてみる。

仕事が忙しいと、週末はリフレッシュしよう、なんて思って、出かけたりすることもあれば、仕事で疲れたから週末はダラダラすごそう、ってことで、ほんとに特に何もせずダラダラと過ごすこともある。

今日の土曜日は、まさに「ダラダラ過ごす」週末だったのだけど、夕食に回転寿司を食べてきて、何となくスッキリしない気分だったのもあって、英語や技術関連の勉強をしてみたところ、何だかずいぶんとスッキリした。頭がスッキリ、というのもあるけど、どちらかというと気持ち的にリフレッシュされた感じがある。

これはもしかしたら、何もしないで過ごすことに対する不安感から何かスッキリしないものを感じて、それを払拭するために、「勉強」という少しでも「ためになる」行動をしたことから、安心感みたいなものを得て、それがスッキリ/リフレッシュにつながっているのかもしれない。

何はともあれ、ただ何もしないで過ごすよりも、何かしているほうが、リフレッシュできるし結果的に仕事の疲れも取れるってことなんだな、と。僕の場合、身体を使うことももちろんだけど、「自分がしたいことに集中して頭を使う」という行動からも、自身がかなりリフレッシュされる、ってなことを考えた。

まあ、何だかんだ言いつつも、家族と過ごしている時間が一番リラックスできてリフレッシュされる時間なんだけども。嫁さんと犬の散歩にゆっくり出かける、なんてのは最高のリフレッシュだぁね。うん。

今年の荒川市民マラソンは中止になってしまった

んー、残念。実に残念。

3月21日に開催を予定しておりました、第13回東京・荒川市民マラソンin ITABASHIは、強風のため中止させていただきました。 本大会を楽しみにされておりました参加者の皆さまには、たいへん残念な結果となりましたが、参加者をはじめ、多くの皆さまの安全を確保するための措置であることをご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

2010 東京・荒川市民マラソン in ITABASHI

荒川市民マラソン完走を目標に、(若干サボリ気味だったとはいえ)数ヶ月ジョギングしてきただけに本当に残念。

けど、開催当日朝のあの悪天候(強風、雨)から考えると、妥当な、というか適切な判断だったと思う。Twitterにあがってくる声を見ていると、スタート/ゴールゲートが強風で壊れてしまっている写真等もあって、あの状態では危険と判断されても仕方ないだろうなと。

とはいえ、どうしてよりによって開催当時にあの悪天候、と思ってしまう。参加予定のランナーにとっても残念なことだけど、運営本部やボランティアの方々にとっても、非常に残念なことだったろうなと思う。僕は前日受付をしていたので、受付の際にボランティアの方に「がんばってね」と声をかけてもらって何だかとても嬉しかったことを思い出す。あのボランティアの方々にとっても、荒川市民マラソンの運営に関わる、というのは特別なことだったと思うので、とにかく残念。

そうは言っても、気持ちを切り替えていかねばいかん。ということで今年秋頃の大会受付が始まったら、フルマラソンにこだわらずに参加していこうと思う。そして、来年の荒川市民マラソンに再チャレンジ。一応、東京マラソンにも申込もうとは思っているけど、僕の中では荒川市民マラソンが本命。3年ほど前の大会で親父が荒川市民マラソンを完走しているので、息子としては荒川市民マラソンを完走して、少しでも親父に追いつきたいのである。

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最近購入したMac用アプリ

iMacを仕事用の端末としてもメインで使うようになってからおよそ1ヶ月経って、その間に試用していたいくつかのアプリを最近購入した。最近では、iMacを仕事用としても普段用としてもメインで使っているので、これらのアプリを購入したことで、生産性がぐっと上がった気がする。まあ、自己満足かもしれないけど。

というわけで、最近購入したアプリは以下の3つ。

  1. TextExpander
  2. MailActOn
  3. TaskPaper

今やこれらのツールなしでは生きていけない(大げさ)くらい、僕にとっての必須ツール。

TextExpander

Save time and effort with TextExpander! Whether it’s a simple email signature or several paragraphs of a standard response, you’ll love how easy it is to use TextExpander to avoid typing the same thing over and over.

TextExpander: Mac Typing Shortcut Utility Saves You Time!

テキスト入力の速度を劇的にあげてくれる便利ソフト。

例えば今日の日付を入力したいときに、いちいち全部入力しなくても登録したキーワード(snippet)を入力すると自動的に今日の日付に変換してくれる。あとは、メールの署名とか、電話番号とか、メールアドレスとか。とにかくよく入力するものや、いちいち全て入力するのが面倒なもの等を登録しておくと便利。

また、「自動的に入力」する方法も、「キーワード入力後、即変換」か「キーワード入力後、指定したキーを入力すると変換」が選べる。「キーワード入力後、即変換」の場合、例えば今日の日付用のキーワードを「ttoday」としておいたり「;today」というように頭に特定の記号を入れたものにしておく。僕もしばらくはこの使い方をしていたのだけど、「キーワード入力後、指定したキーを入力すると変換」のほうが自分には合ってることに、つい最近気づいた。なので、今の設定は「キーワード入力後、指定したキーを入力すると変換」の「指定したキー」を「tab」キーに設定してある。この設定で例えば今日の日付用のキーワードを「today」と登録しておいて、今日の日付に変換したい場合は「today」と入力した後に「tab」キーを押せば「2010-03-19」というように変換してくれる。これはLinux等のコマンド入力で使う「tab補完」的な使い方が出来て、個人的にはとても使い易い。メールアドレス等も頭の数文字をキーワードとして登録しておいて「tab」を押すことでメールアドレスを補完入力するようなイメージ。

こうやって書いてしまうと何だかややこしいような気もするけど、とにかく使ってみると、その便利さがやみつきになるのは間違いない、と思う。

MailActOn

Mail Act-On is very simple to use, just hit one or two keystrokes to organize your mail.  But don’t let this simplicity deceive you. Mail Act-On can be used to build very sophisticated rule based systems that will help you automate your organization more.

MailActOn

これもキーボード操作の生産性をあげるツール。Snow Leopard純正のMailアプリのプラグイン。Inboxにあるメールを別のメールフォルダに移動するアクションにキーボードショートカットを設定出来る、というシンプルだけど劇的に生産性を向上するツール。Inboxのメールを読みながら、サクサクとフォルダ移動できる。

TaskPaper

For Mac & iPhone users to make lists and stay organized. TaskPaper is a simple to-do list that’s surprisingly adept. Unlike standard organizers, TaskPaper gets out of your way so that you can get things done.

TaskPaper — Simple to-do list software for Mac & iPhone

シンプル・イズ・ベスト、なToDo管理ソフト。テキストエディタに記入する感覚でToDoを管理できて、かつキーボードショートカットも充実している。これまでは、ToDo管理にcheck*padやRemember The Milkを使ったりしていたけど、僕の中ではこのTaskPaperが最強。

斬新かつ本質的 – 『小さなチーム、大きな仕事』

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

会議もいらないし、オフィスだっていらない、5時に帰宅させる、睡眠もちゃんと取る、小さなチームでシンプルでクールなサービスを作る、と、斬新な内容で、それでいて仕事やビジネスの本質を突いている本著。語り口も軽快で、読んでいて痛快で清々しい気持ちになる。

なんだかんだと難しい言葉も使われていないし、本質的なことをズバズバと書いていて気持ちいい。小さな会社や個人で働いている人以外にも、大いに刺激になる本、だと思う。

本著の原題名は、『Rework』。

Rework

多分、そんなに難しい英語も使われていないだろうし、各セクションが短いので英文の原著もかなり読みやすいのでは、ということで、原著もさっきオーダーした。Audio Bookも出ているみたい。これも原著を読んだら、買ってみようかな。

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