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手を加えてもらう

昔よりも、ものを出すときには、
手のこんだものより、
残りをお客さんに想像して組みたててもらうものに
したいと思っている。
<野田秀樹さんの言葉
『ほぼ日刊イトイ新聞語録』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 3月14日の言葉

出来上がったものを手にしたりするよりも、
自分の手で何か加えることができるもののほうが、
受け取る側も、楽しい。
受け取る側の心構えとして、
手にしたものが完成している、と思うよりも、
まだまだ手を加える余地がある、って思っていたほうが楽しい。
アイデアっていうのはそうやって生まれてくる。
ちょっと話がずれるかもしれないけど、
本を読むときなんかにも、近いことが言えるかも。
書かれていることが全て正しい、と思うよりも、
自分の考えをしっかり持ちながら、著者と議論するつもりで本を読む。
または、ここで著者が言いたかったことって、
本当はこうなんじゃないか、とか。
そんなことを考えながら本を読むほうが、数段楽しい。はず。

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年功序列と経験値

若くて、勢いのある、
生まれて間もない木が、
長く長く生きてきたような、
朽ちかけた老木を、
笑えるものではない、と、つくづく思う。
『今日のダーリン』より>
ほぼ日手帳2006 – 3月13日の言葉

年功序列での人事評価、とか、
そういうのが僕は嫌いだ。
嫌いというか、合わない。
そんな風に思っていた。
けれど、最近は少しずつ考え方が変わってきたかも。
長くそこに居るからこそ、長くその事業に携わっているからこそ得られる、
「経験」というかけがえのないもの。
その「経験」を評価するのが、年功序列という制度なのであれば、
それは大いに活用すべき、とさえ今は思う。
ただその経験値を評価されて、相応の立場についている人は、
その経験値にともなった仕事や考え方をすべき、とも思う。
レベルがめちゃくちゃあがってんのに、
スライムばっか相手にしていても仕方ない。
頭と身体をめいっぱい使わないと敵わない相手と戦うとか、
それまでは行けなかった場所に行って新しい発見をするとか。
ああ、でも、経験値が高い人、っていうのは、
もともと、新しい発見や戦いに挑みたくなるものなんだよなあ。
そういう人っていうのは、経験値をあげるために、
努力をしてきている人だから。
そういう人は、もっと強い相手を、見たことのない場所を、
新しい発見を求めるもの。
逆にずっと平和な街の中にいて、外に出ない、発見しようとしない、
そんな人の、経験値はあがらない。
年功序列の良し悪しは、経験値をちゃんと評価しているかどうか。
そこなんだなと思う今日この頃。

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突っ走っていこう

よく、「いつ寝ているんですか?」
「息抜きは、なんですか?」
と聞かれたんですけど、マラソンをしている最中の人が、
35キロ地点で一服してから行ったりしないもんね。
「あ、ゴールまでもう少しだ」そういうことしか、思わない。
<萩本欽一さんが『欽ちゃん!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 3月12日の言葉

さすが、欽ちゃん。
いいこと言う。
突っ走り続けること。精一杯。
幸せな人生を、笑顔のある人生を送るための、
ひとつの答えを教えてもらった、気がする。
最近の僕は、仕事は結構突っ走っているけど、
自分を高めるための活動が失速気味なので、
そろそろ、突っ走っていこう、と思う。

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特別な人なんていない

俺は、特別なことは何もできないと思ってる。
特別なことができると思っていることが、
若さなんだと俺は思います。
結局、自分が今までやってきたぶんしか
できないんです。
『宇梶剛士流、父のおはなし。』より>
ほぼ日手帳2006 – 3月11日の言葉

今日の言葉は、また一段と響いた。
こういう言葉って、成功している人とか、結果を出している人とか、
そういう人達がみんな言っていることではないだろか。
「結局、自分が今までやってきたぶんしかできない。」というのは、
シンプルだけど、紛れもない真実。
イチローだって、特別なことはしてきていなくて、
毎日、素振りをする、
道具を大切にする(イチローは毎日自分の野球道具を手入れするらしい)、
そういう当たり前のことを続けてきた結果が、
今のあの姿なんだと思う。
世界を変えた、アインシュタインやエジソンも、
「たくさんメモを取る」という点においては、
とくに特別なことはしていない。
自分の考えやアイデアをどんな形でもアウトプットし続けて、
それを認め続けてきたこと。
それが、彼らの偉大な功績の源だと思う。
特別なことをしようと思っても、できない。
ただひたすら、当たり前のことをし続けることが、
特別な結果を生む。
つまり、そういうことだ。

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ホストへの道

女性を口説くときに、
話を手短にパッパッパッとして、
共鳴させるなんてのはぜったい無理なんですよ。
苦にさせない、時間を感じさせないトークを
できるヤツが、やっぱりうまいんですよ。
<ホストの零士さんが『ホストに訊く語録・総集編!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 3月10日の言葉

「時間を感じさせないトーク」をするには、
色んなテクニックがありそう。
けど、そんなテクニックよりも、
その人の考え方・資質・経験、といったものが深ければ深いほど、
時間を感じさせない、
つまり、相手を惹きこませるトークができるんだ、とも思う。
ホストの世界はどうかワカラナイけど、
セミナーや講演会なんかでると、2時間や3時間が、本当にあっという間に過ぎる。
いつも、もう終わりか?、って。
ホストになりたいわけではないけれど、
相手に時間を感じさせないトークができるようになったら、
それはひとつの成長の結果なんだな、と思う。
僕は、まだまだ、だ。

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過去いま未来

未来は人に伝えにくいけど、
過去は人に伝えやすいじゃない?
過去をシェアすることによって
未来を共有できたりもするんです
<TSUTAYA社長・増田宗昭さんが『社長に学べ!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 3月9日の言葉

前にチラッと、
過去を偲び過ぎず、
未来を希望しすぎず。
いま、ここにある世界を感じながら、
精一杯力一杯生きること。
ってなことを書いた
「いま」は過去の選択の結果で作られていて、
「いま」ここでしていること・選択していることが未来を作っている。
「いま」が何より大切。Carpe Diem
その「いま」を作っている過去も、
「いま」の積み重ねで作られる未来も、
やはり、大切なもの。
そして、それらは身近な人とシェアしあうことで、
より大切なものになっていく。
「過去」と「未来」を大切に思うことで、
「いま」がもっともっとかけがえのないものに思えてくる。
今日の言葉を読んで、そんな風に思った。

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携帯電話用音声認識ソフト(顔文字対応)

父が携帯メールを覚えたてのころ、
わたしあてのメールで
「きようお母さんに教えてもらつて
 小さいつを出せるようになつたよ」
出せてないよ。
『言いまつがい』より>
ほぼ日手帳2006 – 3月8日の言葉

僕も携帯のメールは苦手だ。
両手使って、えっちらおっちら・・・。
えらい時間がかかる。
しかもたまにボタンを押し間違えて、
せっかく書いたメールを消しちゃったり。
これかなりブルー。
何とかならないもんかな、携帯の文字入力は・・・。
精度がものすごく良い音声認識ソフトが搭載されていて、
何なら、その声のトーンとかで気分を自動認識して、
絵文字なんかをいれちゃったり・・・。
「いーなソレ。」
Bianchi Passo '06
(えらそう)

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他の人にとっては

つまらないものがあるとすれば、それは
「その人にはつまらないだけであって、
 他の人にはおもしろいかもしれない」
というものでしょう。
<宇宙物理学者の松井孝典さんが
 『智慧の実を届けます。』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 3月7日の言葉

僕にとってオモシロイものは、自転車とかブログを書くこととか。
僕にとっては楽しくて仕方ないものだけど、
あまり興味がない人、ツマラナイと思う人もいる。
僕にとってツマラナイもの代表は、TV。
中には面白い番組もあるとは思うんだけど、
大抵はあんまりおもしろくない。
僕にとっては。
だからといって、
TVの(僕にとって)ツマラナイ番組を否定する気にならないのは、
松井孝典さんのような考え方を僕も持っていたから、だと思う。
そういう自分本位ではない、
「他の人にとっては、どう?」っていう考え方を、
常に持ち続けたいと思う今日この頃。

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