うちのダンナさまが、
「ちょちょりーな・ちょりー」
と言えば、
「アンジェリーナ・ジョリー」
のことである。
<『言いまつがい』より>
ほぼ日手帳2006 – 5月24日の言葉
ぼくが、
「ちょんちょんだな。」
と言えば、
「とんとんだな。」
のことである。
生きてきたその人と、言葉の一致。
人はそれを感じとる力がある。
人が、本当のことを言っている、
ただそれだけで、ほんとうに面白い。
その場に活気がみなぎってくる。
<『おとなの小論文教室。』より>
ほぼ日手帳2006 – 5月23日の言葉
実際に経験している人、あるいは実践している人の言葉には真実があるので、重い。そして面白い。逆に、知識だけ、机上の理論だけの、評論家になっちゃってる人の言葉は、軽い。そして面白くない。
当然、自分も前者でありたく、なるべく評論家然としたことは言わないようにしている。とにかく何でも自分でやってみる。そして継続するものはひたすら継続することで、さらに言葉に重みと面白さが増してくる。
そうやってその場に活気がみなぎるような人になれたら、よいなあ。
「ただいるだけで」
あなたがそこにただいるだけで
その場の空気があかるくなる
あなたがそこにただいるだけで
みんなのこころがやすらぐ
そんなあなたにわたしもなりたい
相田みつを – 『にんげんだもの』より
コアラは夜になると立って走るそうです。
結構速いそうです。
<ほぼ日デリバリー版・生き物ばなしより>
ほぼ日手帳2006 – 5月22日の言葉
へぇ~ x 12。
こえー。
能ある鷹は爪隠す、だな。ん、違うな。ま、いっか。
その日のことはその日にならないとわからない。それが人生だと最近思うんです。
だからほら、見なさい、このTVのガイドブックを。
こんなふうに印をつけて先々まで観たい番組を選んでいるけれど、
実のところ、観られたら観る、だめならそれに執着しない。、
そういうふうに思ったうえで、印をつけているわけです。
<『U.M.A.よしもとばななの新しい読みもの』より>
ほぼ日手帳2006 – 5月21日の言葉
「その日のことはその日にならないとわからない。」その通りだと思う。だからこそ、だれもが、今この瞬間を大切に生きている。
とはいえ、何が起こるか分からない、からといって、全く何の計画を立てない、というのもまた面白くはないわけで。綿密でも漠然とでも、ゴールを描き計画を立てることで、思い通りにいかないときにどうするか、っていう楽しみが増える。
ゲーム、特にロールプレイングゲームでいうと、最終的にどうすればクリアになるかは分かっているけど、そこまでの過程では何が起こるか分からない。何か予期せぬことが起きて思い描いていた道順とは違う道を進まざるを得なくなっても、クリアするために知恵を振り絞り這い上がっていく。その辺りが実は一番楽しかったりする。何も考えずに示された筋書き通りにうまくいっちゃうロールプレイングゲームほど、つまらないものはない。障害や難関があってこそ、面白い。そういうことかな、と。
・・・ぼくは、「他にない」というのが、
おもしろさのいちばんじゃないかと思ってます。
<萩本欽一さんが『欽ちゃん!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 5月20日の言葉
「他にない」、つまり、「ユニーク」ってことかな、と。
「ユニーク」になるためにも、まずは人の真似から。そこに自分流を加えて、その結果、オリジナルになる、つまりユニークになる。どっかで見たことある聴いたことある、って言われているうちは、まだ真似の域を超えていないってこと。ただ、その真似の域を超えるのもまた大変なもので。それは、もうとにかく「継続」しかないわけだ。
「ユニーク」な存在でいるためには、とにかく何かを始めること。そしてそれを継続すること。自分流のエッセンスを加えながら。
言うは易し行うは難し。
おかゆ、いいですよ。
ちょっと調子悪いときには、おかゆにかぎる。
おかゆって消化もいいですけれど、
なによりも自然に「小食」になれるってことです。
意識せずに、腹7分目が実行できるんです。
いや、5分目くらいかな?
<『今日のダーリン』より>
ほぼ日手帳2006 – 5月19日の言葉
昨日、会社の歓送迎会で行ったお店で食べ過ぎて反省していたときに今日の言葉を見て、何てグッドタイミング!って一人でプチ興奮しているのだが。
そんなことはどうでもいいとして、やっぱり食べ過ぎはよろしくない。食べ過ぎたあとにすぐに寝てしまうのが、さらに良くない。食べてから三時間くらいは寝ないでいるべきなのだが、お酒が入ってると、完全に眠気のコントロールを失ってしまうのでいかんともしがたい。
そんなわけで、今日も胃もたれ気味な朝。んん。
腹5分目までいかなくても、そうだな、腹8分目くらいにするように、心がけねば。
ちなみに昨日のお店はここ。
≫ 骨付地鶏炭焼「日向」
ランチではよく行っていたのだが、夜は今回が初めて。グッドです。ランチタイムは親子丼のみ。これがまた絶品。大盛りにしても値段変わらずってところがまた良い。あ、腹8分目って言ったばっかだった。うむ。
わたしが帰宅すると、夫がテレビでサッカーを観ていました。
「どこ対どこ?」と聞くと、
「日本対コロッケ」
見ると夫はコロッケ弁当を食べていました。
本当は「日本対トルコ」。
<『言いまつがい』より>
ほぼ日手帳2006 – 5月17日の言葉
2002年日韓ワールドカップの対トルコ戦は、悔しかった。何が悔しいって、不完全燃焼な匂いがプンプンしてたってところが悔しい。今思っても、あれが本当にベストのメンバー・フォーメーションだったのかな、って悔やまれる。
さて、アレから4年。早いもので、4年に一度のワールドカップの季節がやってきた。大会前の最大の関心事は、ワールドカップメンバー発表。あのフランスワールドカップで、カズと北澤が直前でメンバーに外れて以来、メンバー発表には何かしらサプライズがなきゃいかん、みたいな雰囲気が漂う。これはいかがなものか、と思いながら、サプライズを期待してたりする。。
4年前のサプライズは個人的には腹立だしいのと嬉しいのがごっちゃまぜになっていて、複雑だった。ゴン中山を10番で選出、中村俊輔落選。ゴンの選出は意外性もあったし、あのキャラクターとプレースタイルがチームとサポーターに与える影響力はものすごいものがあったと思う。ただ、中村俊輔の落選は理解不能だった。当時から左足のテクニックは世界に通ずるものがあったのに・・・。
そんなわけで、今回のドイツワールドカップの日本代表メンバーに中村俊輔がチームのエース・10番として選出されたのは、感慨深いのに加えて本戦に向けて期待値が改めてグッと高まる。
そして今回のサプライズは、久保落選、巻選出。ドラゴン久保は今の日本代表のフォワードの中でも「頼りになる度」が一番高かったので、怪我があったとはいえ、選出されなかったのは本当に残念。いや本当に。代わって選出された巻も何かやってくれそうな気はするけれど、期待値は怪我を負っている久保のほうが高い気がする、個人的には。巻の選出はほとんど博打に近い気がしないでもない。どうせサプライズするなら、カズとかを選出してほしかった。いやそれは有り得ないだろし色々と議論が沸き起こると思うけども、ドーハの悲劇をリアルタイムで体験している僕としては、いまだにカズとその世代に対する思い入れは強いので。
いずれにしても、来月から始まるワールドカップ。本当楽しみ。ワールドカップ期間中は仕事のパフォーマンスがぐーっと落ちると思うけど、それは仕方ない。
あ、あと、今回個人的に一番期待している選手は、小野。今まで「チームのために」って言い続けてバランサーに徹していた彼が、今回は「点取りたい」とか「ぶっちゃけ優勝したい」とか言っている。恐らく日本サッカー史上最高の天才が本当の意味で本気になっている。これは期待するなっていうほうが無理ってもんだ。どんなパフォーマンスを見せてくれるか、本当に楽しみ。すごいことが起きる匂いがプンプンするぞ。
ブランドを考える上で、いちばん大事なのは
「お客さんの期待値を超えてはじめてブランドだ」
ということです。
<日本マクドナルド社長・原田永幸さんが
『社長に学べ!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 4月16日の言葉
期待値を超える、というと、とんでもないアイデアが必要、みたいに思ってしまうかもしれないけれど、1%でも期待+αがあれば、お客さんの満足度は飛躍的にあがる、はず。料理人の「愛」を込めた最後の味付け・盛付け、みたいな、そんな感じ。奇抜なアイデアや斬新なアイデアよりも、本当にお客さんが望んでいることに、ひとつ花を添えるだけで良いのです。
そして、期待値を超えるには、まず期待値を知ること。期待値を知るには、お客さんの生の声を現場で直接聞くこと。ブランド構築に奇策はない。地道にコツコツとお客さんの声に耳を傾ける。それが一番有効な方法なんだろうなあ。
なんて、僕みたいに何の経験もない人間が机上で何言っても説得力ないので、まずは、自分でやってみれ、って自責。
5/11(木)に、人気ブログ「シゴタノ!」の管理者、大橋悦夫さんの初上梓本『「手帳ブログ」のススメ』出版記念セミナーに参加してきました。前のエントリーでも書きましたが、このhey hey heydays☆を『「手帳ブログ」のススメ』で紹介していただいたこともあり、是非一度大橋さん本人にお会いしたいと思っていたので、懇親会で少しだけですがお話もでき、個人的にもとても充実したセミナー&懇親会でした。