Tag Archives: U.M.A.よしもとばななの新しい読みもの

イルカと遊ぶ

いっしょにレクチャーを受けていたら、
ハイテンションでうきうきしていたケイコさんが、
目の前の静かな入り江に数匹でたわむれかわいいイルカたちを見ながらふっと、
「でも、あの頭のところに開いている息する穴から出てくる空気って、
 案外生臭いんですよね~」と言いました。
『U.M.A.よしもとばななの新しい読みもの』より>
ほぼ日手帳2006 – 7月20日の言葉

イルカの息は生臭いらしい。
この夏はイルカと遊びにでもいって、確かめてくっかな。。

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筋書き通りのRPG

その日のことはその日にならないとわからない。それが人生だと最近思うんです。
だからほら、見なさい、このTVのガイドブックを。
こんなふうに印をつけて先々まで観たい番組を選んでいるけれど、
実のところ、観られたら観る、だめならそれに執着しない。、
そういうふうに思ったうえで、印をつけているわけです。
『U.M.A.よしもとばななの新しい読みもの』より>
ほぼ日手帳2006 – 5月21日の言葉

「その日のことはその日にならないとわからない。」その通りだと思う。だからこそ、だれもが、今この瞬間を大切に生きている。
とはいえ、何が起こるか分からない、からといって、全く何の計画を立てない、というのもまた面白くはないわけで。綿密でも漠然とでも、ゴールを描き計画を立てることで、思い通りにいかないときにどうするか、っていう楽しみが増える。
ゲーム、特にロールプレイングゲームでいうと、最終的にどうすればクリアになるかは分かっているけど、そこまでの過程では何が起こるか分からない。何か予期せぬことが起きて思い描いていた道順とは違う道を進まざるを得なくなっても、クリアするために知恵を振り絞り這い上がっていく。その辺りが実は一番楽しかったりする。何も考えずに示された筋書き通りにうまくいっちゃうロールプレイングゲームほど、つまらないものはない。障害や難関があってこそ、面白い。そういうことかな、と。

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