そのボディショップの入り口に大きな看板が掲げられ、そこに目を疑うようなフレーズが書かれていた。「短い脚」「太いウエスト」「縮れた髪」・・・・一般的には好ましくないとされる女性の形態が列挙され、最後にひとこと、「ラブ・ユア・バディ」と記されていた。
どのような容貌容姿もあなたの体なのだから、自分で愛しなさい。自分の体をすべて受け入れたうえで、自分が幸せになる方法を考えよう。それがボディショップのメッセージだ。
これと同じように、自分の動機がどのようなものであろうと、すべてを自分のものとして受け入れる。その上でそのパーソナリティを矯正するのでなくできるだけ生かす形でキャリアやスキル、コンピタンシー強化を考える。まさに、「ラブ・ユア・パーソナリティー」が幸せなキャリアの第一歩であると私は考える。(P.68)
キャリアショック―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか? by 高橋俊介
愛読しているNo.1ビジネスメルマガ「平成・進化論」で紹介されていた『キャリアショック―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか?』を読んでいます。