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帰国まであと4日、日記的な何かを書いてみる

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シリコンバレー滞在11日目。

今回の出張はいつにも増して忙しい。仕事そのものが段々忙しくなってきていることに加えて、アメリカの本社に滞在中はミーティングやら取引先訪問やらで時間を取られることが多く、日本で在宅勤務しているようには仕事が進まないので、それがまた忙しさに拍車をかけている。

そして、アメリカでの就業時間が終わるころ(夕方18時)というのは日本時間の朝10時頃なわけで、仕事にきりをつけるのが難しい日も多い。というかそんな日がほとんど。まあ、仕方ない。

さてさて、何だかんだ言いつつ、帰国まであと4日だ。やはり2週間の出張というのは、長い。ホテルに長期滞在するってのは、なかなかきついものがある。ベッドが広い、とか何とか良さそうな面もあるけど、やっぱり自宅が一番。

そんでもってやっぱり食事の違いというのは大きい。食事が違う、というのは当たり前のことなので、そこに対して、ああだこうだ言っても意味がないことは分かってはいるけど、アメリカの食事のレベルというのは(少なくとも僕が行けるレベルの店では)日本に比べて低いので、食事の楽しみというのがあまりない。今回のアメリカ滞在は、何だか知らないが特に楽しめていないようで、若干痩せている気がする。これがアメリカではなくて、他の国、特にアジアや中東の国は食事が美味しいので、食事の違いを気にするということはほとんどないのだけど。

とにかく、帰国まであと4日。そのうち仕事をするのは明日と明後日の2日間のみで、明後日金曜日の夜にはロサンゼルスに飛んで、土曜日にロサンゼルス在住の友達とTee Time、んで、その日の夜のうちにサンノゼに戻ってきて、日曜日に帰国、となかなか活発な週末を過ごす予定。アメリカ滞在中は忙しかったし、帰国後もその忙しさは続くので、週末は仕事のことを忘れてたっぷり楽しんだる、と改めて決めた。決めたよ。

腹を括る

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シリコンバレー滞在9日目。

USに滞在中、オン(平日)・オフ(週末)ともにそれなりに忙しく楽しく過ごしている。

ただ、オン=仕事の量がここ数日で急に増えてきて、それに伴い、時間的に忙しいのはもちろん、気持ち的にも何かに追われている感がいつも頭のどこかにあって、ストレスになってきている。

普段は自分の仕事量やストレスをある程度コントロールできているのだけど、時々そのコントロールの限界に近くなることがあり、そうなってしまうと何だか気分が冴えなくなってしまう。そんなときは意識して自分自身を盛り上げる必要があったりもするのだけど、そういうのも疲れてしまうので、僕にとって一番効くのが「腹を括る」ということ。

というか、腹を括るしかないのだよね。「忙しい」だの「ストレスがたまる」だのと、何を言おうとも、会社が自分に求めていること、そしてそれに対して自分がコミットすべきことというのに変わりはないわけで、そこはもう雇われて給料もらって仕事している以上、腹を括ってやるしかない。

と、当たり前のことを考えつつ、同じ腹を括るにしても、自分自身が楽しめること、つまりやっていても時間や色々なところからのプレッシャーに対してストレスを感じる必要のない仕事をやるほうがいいよなあ、と強く思い始めている今日この頃なのである。今と同じ、あるいは今以上に忙しくてやることが増えたとしても、そこからストレスを感じなければ、それは楽しめているということ。そんな仕事をやりたいものだ。そろそろ、そういう仕事を本気で考えてもいいのかもしれない。自分のためにも、家族のためにも。

セーリング!

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シリコンバレー滞在8日目。日曜日。

同僚(Dan)がセーリングに連れてってくれた。僕にとっては人生初のセーリング。楽しんだ。↓な感じで。

朝10時、滞在ホテル(in Milpitas)までDanが迎えに来てくれて、880号線を北へ30分ちょっと走ってOaklandのベイへ。

Danが4人の友達とシェアしているヨット(ボートって呼んだようがいいのかも)は、結構古いらしく、外装・内装ともにかなり味が出ている。かといって、ボロイというわけではないので普通にエンジンも動くしセーリングもできる。

Oaklandのベイから北西へ向かう。10分ほどエンジンで進み、風が出てきた辺りからマストをあげてセーリングに切り替える。Danと僕の二人だけだったので、Danがマストをあげている間、僕が舵を切ることに。ヨットの進行方向をなかなか固定することができず苦労したけど、徐々に慣れていって、風を掴んだあとはそのまま快適にセーリングすることができた。海上は結構風が強くて、その風を掴んで意外と速く進むので、爽快だった。

エンジェルアイランドを左手に見て、その先のタイバーアンフェリーターミナルの辺りに停泊。そこにあるSam’s Anchor Cafeでビールを飲みながらランチを食べる。1時間ほど、まったりと。

そして、Oaklandへ引き返す。折り返しはエンジェルアイランドを左手に、サンフランシスコの街並みを右手に見ながら、ひた進む。往路よりも風が強く波も高かったので、思いっきりヨットが傾くシーンがあったりしてなかなかエキサイティングだった。強風に運ばれて、往路よりも速いスピードでぐんぐん進む。爽快爽快。

往路は約2時間半かかったのだけど、復路は2時間弱で着いてしまった。ボートを停泊するときには、僕が先にボートから降りてボートを引っ張ったり押さえたり、というようなことをする必要があるので、それがまた楽しかった。停泊後テキパキとボートにカバーをかけたりする後片付けをして、ボート上でビールをもう一杯。

人生初のセーリングは、こんな感じでかなり楽しかった。ただボートに乗っているだけではなくて、舵とりをしたり、マストの上げ下げや向きの調整を手伝ったり、停泊や出発でもボートを押したり、と、色々とすることが出来て、それがまた楽しかった。

僕の人生のなかでセーリングを体験するとは思ってもいなかったので、今回の旅で思いがけず体験することが出来て興奮、そして、Danに感謝である。

そんなわけで、昨日といい今日といい、なかなか充実した週末を過ごすことができた。これから、ゆっくりシャワー浴びて、龍馬伝見て、読書して、そんでもって留守番中の嫁さんとペット達とSkype Videoで話してから、寝ることにする。

アルカトラズ、ゴールデンゲートブリッジ、iPad

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シリコンバレー滞在、今日で1週間。何だかあっという間だ。

というわけで、今日は土曜日。週末は会社の経費で車を借りることが出来るので、Hertzでカローラ(ちっさーいカーナビ付き)を借りて出かけてきた。

特に週末何かしようと決めていたわけではないので、ホテルに置いてある見どころ情報みたいなの中から「アルカトラズクルーズ」っていうのを見つけたので、そいつに乗ってみることにした。

滞在中のホテルからサンフランシスコまでは、フリーウェイで大体1時間ちょっと。道もあまり混んでなくて、カーナビもあるので割とあっさりとクルーズ乗り場に到着。が、目的としていたアルカトラズ島へのクルーズ(アルカトラズ島到着後、アルカトラズ刑務所跡を散策できる)は今日の分のチケットが売り切れてしまっていたので、ベイクルーズ(アルカトラズ島の周りを一周して、そのあとゴールデンゲートブリッジまで行ってもどってくる)に乗ることに。

曇っていて風も強くて寒かったので、あまり楽しむことはできなかった。景色も曇っているとそこまで綺麗というわけでもなく。それに、ホテルを出かけるときは晴れてて、そこそこ過ごしやすかったので、うっかり薄着で来てしまっていたので、途中から甲板にいることができず屋内デッキから外を眺めているうちにうとうとしてしまって、クルーズの半分くらいは寝てしまったのであった。

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クルーズのあとは、せっかくだからゴールデンゲートブリッジを往復したあとに、そのままフリーウェイに乗って一気にサンタクララまで戻ってきた。

んで、US滞在中に絶対見て触ると決めていたiPadを、サンタクララのでかいショッピングモール(Valley Fair)の中にあるApple Storeでついに体験してきた。

ずっと気になっていたiPad、1時間ちょっと店頭でいじりたおしてみたけど、これはやっぱり買い。ソフトウェアキーボードも思ったより使えそうだし。

iPad初体験の感想はまた後日書く(かもしれない)。

そんなわけで、昨日はセスナに乗り、今日はフェリーに乗り、んで、明日日曜日は同僚がセーリングに誘ってくれたので、ヨットに乗ってくる。

See also

TGIF in Silicon Valley

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シリコンバレー滞在6日目。

今日は何だかとってもアクティブで長い1日だった。

朝、いつも通りオフィスへ。午前中がっつりと仕事。

午後、フライトライセンスを持っているボスがセスナツアーを企画してくれて、セスナ機で空を飛んできた。サンノゼからナパへ約30分。ナパの空港(JALのトレーニングセンターがある)でランチを食べて、サンノゼに戻る。楽しんだ。

その後、同僚の友達の誕生日パーティーがあるっていうんで、サンフランシスコへ。

誕生日パーティー。むちゃくちゃ盛り上がってた。特に盛り上がってるのが、生ビールのジョッキに日本酒が入ったお猪口を落として、一気飲みするってやつ。僕も勢いに乗って、3杯ほどやってしまった。パーティー中は大丈夫だったけど、ホテルに戻ってきて思いっきり酔いが回ってきている。おいよいよい。

そんなわけで、とっても楽しい金曜日を過ごしたのでした。

ジャパンタウンでロコモコを

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アメリカ滞在中は車での移動がほとんどだけど、今日は電車で夕食に出かけてみた。

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向かった先は、サンノゼのジャパンタウン。

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思ったより小さくて静かだ。
静かなのは平日だからかも。

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んで、食べたのがハワイなレストランで、ロコモコ。
日本食レストランはたくさん並んでいたけど、どれもあまり美味しそうじゃなかったので・・・。

もしSkypeがなかったら・・・

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シリコンバレー滞在3日目。

毎回の海外出張中に思うことだけど、もしSkypeがなかったら海外出張はもっと過酷なものになっていたと思う、という話など。

今さら説明する必要もないくらい使われているSkype。無料でしかもかなりの品質を持った音声通話、ビデオ通話で、海外出張中の必須アイテムのひとつとなっている。Skypeのおかげで出張中に電話代を気にすることなく家族と連絡を取ることができて、それによって海外出張中のストレスがかなり軽減されている。

最近はSkypeから通常の固定電話・携帯電話にも電話をかけるサービスもよく使っている。これは有料だけど、通話料金がびっくりするくらい安い。携帯から嫁さんに連絡することもあるけど、やっぱり海外から日本の携帯を使ってかけるときの電話代はものすごく高いので、何となく気楽に話せない。それに海外にいるときに日本から持ってきている携帯に電話がかかってくると、受信する場合も電話代がかかるので、何だかとても損した気分になる。

そんなわけで、Skypeの恩恵を思いっきり受けている僕としてはSkypeが世に出てきたことに畏敬の念を感じざるを得ない。それにSkypeはかなり使われていて、IT関係の仕事をしている人はほぼ間違いなくSkypeアカウントを持っているので、過去と現在、そしてこれから出会うであろう人達とのネットワークがつながり続けるのもまた嬉しい。時々、ふと以前いた会社の人から「最近どう?」といった内容のチャットが入ってそれがきっかけで飲みに行ったり、といったことも時々あったりもする。これがまたいい。

と、Skypeについて書いていたら、ずいぶん前にSkypeの技術的な部分について書いたことを思い出して、探してみたら約5年前に書いた記事だった。

この記事の一番最後に公衆回線と通話できるサービスの音声品質はあまり良くない、なんてことを書いているけど、5年経った今、その質は格段に良くなっている、どころか全く問題なく使えている。これはこの5年間の間にインターネット接続速度も上がってきている、ということも影響しているとは思うけど、それ以外にSkypeシステム自体の技術革新(音声圧縮とか)もあったはずで、改めてそのすごさに感動するのであった。

シリコンバレー滞在2日目の雑記など

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シリコンバレー滞在2日目。

この時期にちょっと冷え込んで雨も降る、なんてことは「Very unusual!」ってこっちの人は言っているけど、いやほんとに予想していたよりも寒い。今日も雨が降った。

出発前にこっちの天気予報を調べたときは最高気温が15~20度となっていたけど、からっとした天気で過ごしやすいだろうな、と期待して、若干薄着で来てしまったので、結構寒くて参った。明後日水曜日あたりから晴れるってみんな言っているけど、本当にそうなるといい。東京はどちらかというともうジメジメ感ただよう暑さが近づいてきているので、そのギャップで若干だけど体力を奪われている。まあ、体力が落ちていると感じるのは、時差ぼけが大きな原因のひとつでもあるのだけど。

それにしても、今回もやっぱり時差ぼけがひどいなあ。20代の頃は時差ぼけとはほとんど無縁だったんだけど、30歳を超えてからアメリカやヨーロッパの国への出張時は、時差ぼけが解消されるのに最低でも2,3日はかかって、ひどいときは1週間くらい続くときもある。頭が重くて、変な時間に眠くなって、っていう、あの感じ。こんなところでも、着実に年を重ねていってるってことを感じる。まあ、だからと言って「歳取ったなあ。。。」なんてしみじみ思うこともないのだけど。ま、歳を取るのは当たり前のことなのでね。

あ、歳を取る云々なんて書いていて思い出したのだけど、今日こっちのスーパーでビールを買ったらレジの女の子に「ID見せて」って言われた。たまたまパスポートも何も持っていなかったので、「え、持ってないよ。34歳だよ、俺。必要ないでしょ、ID。」って言ったら、隣にいた女の子に「どう思う?」って聞いていて、聞かれた女の子があっさり「OKでしょ」って言って、やっとビールを買うことができた。つまりこれは僕が20歳くらいに見えたってことで、アメリカの人はアジア人を若く見る傾向があるけど、いくらなんでも34歳の僕をつかまえて、それはないだろう、と思った次第である。

今日から2週間アメリカ出張

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5/9(日) 17:10成田発のANA便に乗り、約9時間のフライトでサンフランシスコ国際空港に着いたのが、現地時間の同5/9(日)10:00過ぎ。機内では映画を2本観て、読書して、とそれなりに充実した時間を過ごしたのだけど、あまり寝ることができず。

ホテル到着後、ランチにハンバーガーを買ってきて部屋で食べたあと、このエントリーを書いているのだが、無性に眠い。もう今にも眠りに落ちてしまいそうだけど、今は13時半で今寝てしまうと夜眠れなくなり、時差ぼけがひどくなってしまうので、何とか起きていなければならない。

さて、そんなこんなで、今日から2週間のアメリカ出張。滞在場所はサンタクララ。サンフランシスコ、サンノゼが近い。昨年7月に転職した会社では、今回が5回目の海外出張。7月にアメリカ、9月と12月にインド(バンガロール)、1月にアメリカ、そして今回。と当初思っていたよりも海外出張が多めだけど、まあ、仕方ない。期間はインドが1週間、アメリカは1回目が3週間、前回が1週間、そして今回が2週間。

個人的には、海外出張の期間が2週間以上だと1週間のそれよりひどく長く感じる。それはきっと間に週末を挟むからだと思っている。1週間がんばっても週末明けまだ出張中ってのが結構きつい。留守番してくれている嫁さんも同様に2週間はひどく長く感じるみたいだ。

いや、それにしても眠い。時差ぼけがひどくなるのも嫌だけど、この眠気と戦ってるのもきつくなってきた。んん。まずは珈琲を飲んでみようそうしよう。

シリコンバレーでスカイダイビング(室内)

Sky_Diving_Rule今回のシリコンバレー出張中に、まさかこんな体験をするとは思ってもいなかった。

室内でダイビング、と言っても、キューブに入ると下からスカイダイビング相当の風が吹いていて、そこでスカイダイビング的な姿勢を取る、というもの。周りが動かないのでダイブしている感じはない。なので、風に吹き上げられて浮いてる、というのが実際のところなんだけど、なかなか楽しかった。

TV等でスカイダイビングのシーンを見ると、両手両足を大の字に構えているけど、あの姿勢もリラックスしてバランスよくしないと、なかなか安定しない。最初は上下左右にグラグラしてしまって、インストラクターのナイスガイに助けてもらわないとどうにもならないのだけど、慣れてきて少しコツを掴むと、あの姿勢で少しずつ安定できるようになる。そうなると、改めて周りを見る余裕も出てくるんだけど、いかんせん周りの景色は動かず、一緒に行ったメンバーもキューブの外で座って見ているので、何だか微妙な気分に。下からすごい風が吹き上がってきていて自分が「おもしろ顔」になってるのは間違いなく、その「おもしろ顔」で必死に風に立ち向かっている姿を見られてしまうので。

このアクティビティの時間は、1分 × 2回。1分と書くと、短く聞こえるけど、かなりの高度からダイブしているのと同様の時間らしい。気になるお値段は、1分 × 2回で$50 (約4,500円)。正直、高い。なかなかいい商売だ。今回は会社が計画したグループアクティビティだったので、自分で支払う必要はなかったのだけど、自腹でもやるか、というと、んんん、という感じ。

あ、このエントリーの写真は、「ダイビングのときはポケットを空にしといてね」(Empty your pocket.)という注意書きがユニークだったので思わず撮ってしまったもの。iPhoneやiPodがこんなことになっちゃうよ!という警告。大げさだ、と思いつつも、こんなの見せられたら「ポケット空にしないと!」って思っちゃうよなあ、とえらく感心してしまった。