シリコンバレー滞在3日目。
毎回の海外出張中に思うことだけど、もしSkypeがなかったら海外出張はもっと過酷なものになっていたと思う、という話など。
今さら説明する必要もないくらい使われているSkype。無料でしかもかなりの品質を持った音声通話、ビデオ通話で、海外出張中の必須アイテムのひとつとなっている。Skypeのおかげで出張中に電話代を気にすることなく家族と連絡を取ることができて、それによって海外出張中のストレスがかなり軽減されている。
最近はSkypeから通常の固定電話・携帯電話にも電話をかけるサービスもよく使っている。これは有料だけど、通話料金がびっくりするくらい安い。携帯から嫁さんに連絡することもあるけど、やっぱり海外から日本の携帯を使ってかけるときの電話代はものすごく高いので、何となく気楽に話せない。それに海外にいるときに日本から持ってきている携帯に電話がかかってくると、受信する場合も電話代がかかるので、何だかとても損した気分になる。
そんなわけで、Skypeの恩恵を思いっきり受けている僕としてはSkypeが世に出てきたことに畏敬の念を感じざるを得ない。それにSkypeはかなり使われていて、IT関係の仕事をしている人はほぼ間違いなくSkypeアカウントを持っているので、過去と現在、そしてこれから出会うであろう人達とのネットワークがつながり続けるのもまた嬉しい。時々、ふと以前いた会社の人から「最近どう?」といった内容のチャットが入ってそれがきっかけで飲みに行ったり、といったことも時々あったりもする。これがまたいい。
と、Skypeについて書いていたら、ずいぶん前にSkypeの技術的な部分について書いたことを思い出して、探してみたら約5年前に書いた記事だった。
この記事の一番最後に公衆回線と通話できるサービスの音声品質はあまり良くない、なんてことを書いているけど、5年経った今、その質は格段に良くなっている、どころか全く問題なく使えている。これはこの5年間の間にインターネット接続速度も上がってきている、ということも影響しているとは思うけど、それ以外にSkypeシステム自体の技術革新(音声圧縮とか)もあったはずで、改めてそのすごさに感動するのであった。