奇跡をくれた犬たち

奇跡をくれた犬たち―信じる心が犬たちを変える

犬達は、我々人間を癒してくれる。一緒に暮らしていると、癒されっぱなしだ。だけど、人間が癒されたいように、犬だって癒されたいのだ。一緒に暮らしている僕達の存在は、うちの子の心を癒しているんだろうか。そうだとしたら、これほど嬉しいことはない。

お互いに、癒し、癒される存在。そういう生活の中から、多くの奇跡が生まれる。本書には、そんな奇跡が数多く紹介されている。それらの奇跡のなかには、ある人間が起こした悲劇を奇跡に変えたものもある。人間が起こす悲劇は、読むに堪えない。同じ種として、犬達に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

人間が起こした悲劇の犠牲になる全ての犬を、救うことは出来ない。こんなことを言ってしまう僕を含めて、人間とは何て勝手な生き物なんだろうと思う。それを受け止めつつ、僕達は今この手で出来ることをするしかないし、それから何かが変わることもあるはず。

そんなことを、考えた。

かんたんで経済的!愛犬のための手作り健康食

かんたんで経済的!愛犬のための手作り健康食

昨日のエントリーでもちらっと触れた[参照]、犬の手作り食に関する本。昨日読んだ『かんたん犬ごはん』に較べて、手作り食やドッグフードに関するさらに詳しい情報が読める。特に、症状別の事例やレシピ等は、非常に参考になる。

本書と『かんたん犬ごはん』を一気に読んで、うちでも手作りごはんを導入することに決めたのだが、いきなり移行するのではなく、まずはドッグフードににんじん等をトッピングしたりして、徐々に慣れていくことにする。「慣れていく」というのは、それを食すうちの子たちももちろんだが、我々飼い主もドッグフードだけあげていた生活から手作り食をあげていくという生活の変化に慣れる、という意味。

にんじんやしらす、じゃがいもなどをトッピングすると、これまでのドッグフードのみのときより、食いつきがいい。目つきが違う。そんな姿を見て、何故これまで頑なにドッグフードしかあげていなかったのか、ちょっとだけ後悔している。アレルギーが怖いから、ドッグフード以外はあげられない、と妄信的に信じきっていたのだが、本書や『かんたん犬ごはん』を読んで、(その素材がアレルゲンである場合を除いて)野菜や肉そのものを食べることが問題になるわけがないし、むしろドッグフードのほうが何が入っているのか分からないよな、と今更ながらに思う。

著者の須崎先生も書いているとおり、だからといって、ドッグフードは完全NG、というつもりはないし、今後も手作り食のみではなく、ドッグフードも時々あげていこうとは思っている。が、手作り食をあげていくことで、よりうちの子たちとの距離が近づくような気がしているし、これまでよりも心身ともに健康になるのではと期待している。

昨日のエントリーでも書いたが、手作り食を考え始めたきっかけはアレルゲン検査だった。検査の結果は、かなり落ち込む内容ではあったが、それによって手作り食を考えるようになったという点だけは、良かったと言えると思う。手作り食によって、うちの子の皮膚疾患が改善することを強く願いつつ、家族みんなでがんばっていこうと思う。

最後に、本書と『かんたん犬ごはん』を読んでいて、ドッグフードをあげていると聞くと烈火のごとく怒る(今のかかりつけとは別の)獣医の先生が「人間だって毎日カロリーメイト食べてたら嫌になるし、健康にもよくないでしょ。」というようなことを言っていたのを思い出した。その話を聞いたときは、「そんなこと言ったって、ドッグフードは各メーカーが一生懸命研究した結果、最適な栄養バランスで作られてるんだから問題ない」なんて思ったものだが、今はその先生の言っていた言葉の意味が理解できる。栄養バランス云々ももちろんだんが、犬に対する愛情という面でも納得できる言葉だ。確かに例えば自分の子どもに、カロリーメイトを毎食食べさせたら、どうなってしまうのか、特に精神的にどんな影響が出てしまうのか、考えるとぞっとする。

愛犬を家族として考えている以上、食に対してもっと真剣に考えるべき。本書と『かんたん犬ごはん』は、そんな当たり前のことを気づかせてくれた。感謝しなければ。

かんたん犬ごはん

かんたん犬ごはん―プチ病気・生活習慣病を撃退!

フレンチブルドッグは皮膚が弱い子が多いらしい。特に、最近生まれた子のなかには遺伝的な皮膚疾患(毛包虫とか)を持っている子も少なくないようだ。ここのところのフレンチブルドッグ人気から、そういったこと(生まれてくる子が遺伝的疾患を持っているかもしれないということ)を気にしない、あるいは知っていて商売のために子犬を増やす、といった心ないブリーダーが多いのも皮膚疾患で苦しむ可哀相な子が増えている大きな要因のひとつだ、と今かかりつけの動物病院の先生は言っていた。おっしゃるとおりなんだろうなと思う。

このブログでも何回か登場しているが、うちは二頭のフレンチブルドッグと一緒に暮らしている。大切な家族だ。うち一頭(パイド)がもうかれこれ10ヶ月以上、皮膚疾患に悩まされている。今、1歳1ヶ月だから、生まれて数ヶ月経ってからずっと苦しんでいるのだ。毛包虫(ニキビダニ)がいたので退治していたら、今度はカビ検査にひっかかる。最近は全身に渡って抜け毛とかゆみがひどく、ほうっておくと血が出るほどかきむしってしまう。体臭もひどい。シャンプーしても三日も立てばベタベタし始める。

あまりにひどいので、先日アレルゲン検査をしたところ、これまであげていたドッグフードの成分(ラム&ライス)が見事に陽性だった。そりゃ治らないわけだ。そして、その検査結果をもとに先生から処方食を勧められたのだが、これがまた高い。これまであげていたフードの4倍近い値段だ。とりあえず、 1Kg買ってきたが、さすがに高すぎるな、というわけで、前から少し気になっていた手作りフードについて色々と調べてみた。

調べていると、本書のヒット率が高い。本書以外にも様々な情報をネットでは見ることができるが、まずは手作り食とは何ぞや、ということをざっくりと知りたかったというのと、掲載されているレシピが見やすかったので、本書を購入した。同時に購入した同著者の『かんたんで経済的!愛犬のための手作り健康食 』のほうがより詳細な情報が書かれてはいるが、まずは本書を読んで手作り食に対する敷居を低くしたほうが個人的には良さそうだ。

手作り食に対する敷居は、栄養バランスや手間等を考えると低くはない。が、本書を読むと決して高すぎる敷居ではないことがよく分かる。そして、手作り食によって、うちの子の皮膚トラブルも時間はかかるかもしれないが良くなっていくのでは、と大きな期待が持てる。

手作り食、がんばろうと思う。

知ったかぶりの慣用句

 今日の新聞に、慣用句の使い方や意味をどれだけ若者が正しく理解しているか、という調査結果が掲載されていた。普段から使っている慣用句の本来の使用法、意味を履き違えて理解しているものもあり、自分の日本語能力の稚拙さに少なからず愕然としてしまった。

 掲載されていた慣用句の使い方と意味は以下。二択。★が正解。

使い方

「混乱した様子」

  • 上や下への大騒ぎ
  • 上を下への大騒ぎ ★

「そう思い通りにいかない」

  • そうは問屋が卸さない ★
  • そうは問屋が許さない

「夢中になって見境がなくなる」

  • 熱にうなされる
  • 熱にうかされる ★

意味

「役不足」

  • 本人の力量に対し役目が重すぎる
  • 本人の力量に対し役目が軽すぎる ★

「流れにさおさす」

  • 傾向に乗って勢いを増す行為 ★
  • 傾向に乗って勢いを失わせる行為

「気が置けない」

  • 相手に遠慮をしなくてよい ★
  • 相手に遠慮をしなくてはならない

「ぞっとしない」

  • おもしろくない ★
  • 恐ろしくない

「やおら」

  • いきなり、急に
  • ゆっくりと ★

 以上のうち、半分近く間違えて理解していた。何とも恥ずかしい。知ったかぶりして、会話や文章のなかで、慣用句を間違えて使っているのは、自分が阿保だと宣言しているようなものだ。今回の例に限らず、他にも間違った使い方をしているものがありそう。気をつけなければ。

そうじスイッチ

 そうじスイッチってのが、あるみたいだ。僕の身体だか脳だかは知らないが。

 そうじ自体は嫌いではない。犬の毛がよく抜けるので一日一回は掃除機をかけたりもしているし、トイレ掃除も毎日している。これらは日課となっているで、やらないと気持ち悪い。

 そして、時々、スイッチが入ったかのように、いつもの掃除機かけが終わると、その勢いで家中のそうじや整理整頓を始めてしまったりすることがある。このスイッチはいつ入るか、自分でもよく分からない。

 ただ、このスイッチが一度入ると、しつこいくらいに家中をそうじする。掃除機がけはもちろん、ぞうきんがけまで。勢い、エアコンのフィルターそうじまでし出す始末。そして、十二分にきれいになった部屋を見て、大満足するのだ。

 今日も、そのスイッチが急に入った。いつものように、掃除機がけをしていると、なぜか犬のスペース以外の寝室や廊下などにも範囲が広まっていき、そして、家中ぞうきんがけをする。なかなか気持ちいい。

 こういうスイッチって、そうじに限らずあるもんだよな、なんて思う。仕事でも、なかなか手のつかない資料作りなど、何かのきっかけで急にスイッチが入って、一気に終わらせてしまう、なんてことがまれにある。そういうスイッチが入りまくる時期もあれば、ぜんぜん入らない時期もあったりして、我ながら面白い。

 やる気とか行動力ってのは、自分自身でコントロールしようと思えれば出来るだろうし制御できるようになりたいものだ、と思ったりもするが、流れに身を任せるのも悪くないという気持ちもある。どちらかというと、後者の気持ちのほうが強いような気がしないでもない。

 次にそうじスイッチが入るのはいつだろうな。明日かもしれないし、一週間後かもしれない。自分自身のことなのに、予想できないってのが、なんとも心地いい。

プレミア・ペアシート

 豊洲ららぽーと内にあるユナイテッド・シネマ豊洲に、プレミア・ペアシート(参照)なるものがある。

 前から気になっていたこのシート、どんなものかは参照先を見ていただくとして、今日、このプレミアムなシートで映画を観てきた。

 すこぶる快適である。

 二名で平日5,000円(週末6,000円)という値段は結構なもんだな、と思っていたのだが、体験してみると思いっきり納得の値段。安い、とさえ思う。これは病み付きになる。

 犬と暮らすようになってから、映画館で映画鑑賞する機会はめっきり減り、もっぱら自宅の液晶TV(37V型、東芝REGZA)でDVD鑑賞していたのだが、これからは月に一度くらいは、このシートで映画を観ようかな、なんて思っている。

 楽しみがまたひとつ増えた。いいことだ。

猫と針

 演劇集団キャラメルボックスの『猫と針』を観てきた。

猫と針 – 演劇集団キャラメルボックス

人は、その場にいない人の話をする、ということだ。『猫と針』は、喪服を着た男女が、その場にいない人の話をするという話である。演劇集団キャラメルボックス

 ネタばれになるので多くは、というか内容に触れることは何も書けないが、登場人物は5人、場所はひとつだけ、という設定で繰り広げられる話は、これまで観たキャラメルボックスの舞台とはまた違う面白さだった。

 とにかくテンポがよくて、会話のリズム感がいい。そして全編に渡って漂う雰囲気がいい。すごく曖昧な感想だが、他に何といったらいいのか、いい言葉が出てこない。ゆるすぎず、張り詰めすぎない雰囲気が何ともいえなく、いい。

イタリアのカフェの謎

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 今日の夕食は、イギリス人の上司とお客さんと一緒に、有楽町のベリーニカフェ[参照]でイタリアンを食べてきた。ここに来るのは久しぶりだ。いつもながら、美味しくて程よいボリューム。しかも、ごちそうになってしまって、なお美味しい。満足満足。

 さて、イタリアン食べながら、ふと思い出した話をひとつ。

 数年前に、イタリアはローマに旅行に行ったときのこと。

 歩き疲れて、カプチーノでも飲みながら休憩しようとカフェに入って、壁にかけてあるプライスリストを見ると、値段が二種類ある。高いのと、安いの。よく覚えていないが、その差は結構ある。価格の上には何か但し書きが書いてあるが、イタリア語なので意味は分からない。まあ、よくわからないけど、安いに超したことないと思って、安い方をオーダーした。

 そして、席に座ってまったりとカプチーノを飲んでいると、店員さんが血相を変えて僕のところにきて、すごい勢いで怒りだした。イタリア語なので何を言っているか分からなかったが、どうやら「何すわってんだ、コラ。」って言っているようだ。よく分からなかったが、とにかく怒ってるので席を立って、店の前でカプチーノを飲んでいた。

 そこで、よーく観察していると、謎が解けた。

 どうやら、安い値段で買った人は、「立ち飲み」をしているようだった。そして、高い値段で買った人は、座って飲んでいる。つまり、「Standing Price」(or Sitting Price)という値段設定があるということ。

 念のため言っておくが、高くても安くても、カプチーノそのものはまったく同じものだ。それが立って飲むか、座って飲むかで値段が変わる。そういえば、イタリアで地元の人が行くようなカフェを覗いてみると、必ず立ってカプチーノすすりながらだべってる連中がいる。座席もあるが、そちらが埋まっていることはほとんどない。

 なるほどなあ。イタリア人はカフェで立ってだべりながらカプチーノを飲んでいる、というイメージが何となく僕の頭にの中にあったが、やっとその謎が解けたのだった。

 そんなことを思い出しつつ、ちょっと食べ過ぎた今日の夕食だった。

※今日の写真(パスタ)はベリーニのものではなく、伊豆のレストランで食したもの。個性的な盛り付けが印象深い。

手羽先と焼き魚

 美味しそうに撮れたので。実際、美味しかった。

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Nikon D80, Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
F2.4, 1/15s, ISO:800

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Nikon D80, Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
F2.4, 1/15s, ISO:720
 

 夏休みに犬を連れて行ってきた、伊豆の犬連れOKペンションの夕食。

 手持ち撮影。絞りは開放(F2)ではなく、一段絞って(F2.4)。ISOはD80の自動調整にお任せ。

 ストロボを使わずに自然光(室内灯)で撮るのが、料理を美味しく撮るコツ。そして、皿全体を撮ろうとせずに、 ↑のように寄ることで素材のみずみずしさが強調されている、と思う。