声を大にして言いたい。これはすごい。これまでに観た映画の中で、文句なしに、掛け値なしに、No.1映画。ただし、下から数えて。
模倣犯の映画版があるのは何となく知っていたけど、観るにしても、原作を読んでから観ようと思っていた。で、原作を読み終わったので映画版DVDを借りてきて観てみたのだが・・・。これはひどい。わざわざブログにネガティブなことを書くのはあまり好きではないのだけど、これは言わずにいられない。これはひどい。何度言っても言い足りないくらい。これはひどい映画。レンタルDVDとはいえ、金返せと言いたい。
何がひどいって、全部ひどい。あれもこれも何もかもひどい。特に終盤のあの爆発シーンは・・・。映画を観ていて初めて、目が点、開いた口がふさがらない、という状態に陥った。あまりにすごくて我に返ったあとに、巻き戻してもう一回観てしまったよ。いや本当すごい。
にしても、これだけひどい映画も珍しい。原作を読んでから観ると、本当に落ち込む。何でこんな映画化を著者が許したのか理解不能。映画版と原作は全く別物っていう割り切りをしていたのかしらね。
「観なくてもよかったな」を超えて、「観なきゃよかった」「金と時間を返せ」と憤慨すること請け合い。ある意味で貴重な映画。どれだけすごいか、是非確かめてみることをお勧めする。自己責任で。
あ、原作を読んでおく必要は全くなし。念のため。原作は原作で、また大変なので。
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