Author Archives: masaru
一般道路を走れるミニカー『アキバカート』で都内をドライブしてきた
ARROWS NX F-01F + Art Effect “Instant”
ケータイ会議のブロガー仲間と、公道を走れるというカートに乗って、都内をドライブしてきた。
» 大都会を爆走しよう!刺激が少ない日々を嘆く前に公道を走る夢の車はこれ!|東京を観光!アキバカート
このアキバカート = ミニカーは、お店の方の説明によると(+ Wikipediaによると)、道路交通法では「総排気量50cc以下又は定格出力0.6kW以下の原動機を有する普通自動車」となるので、乗るには普通自動車免許が必要となるけど、法廷速度は60km/h、二段階右折やヘルメット着用の義務はないということ。けど、「道路運送車両法においては自動車でなく原動機付自転車の扱いとなる」ということで、シートベルト着用の義務はない(&車検の必要もなし)とのこと。
サイズ感的には、遊園地とかアミューズメントパークとかにあるようなゴーカートと同じようなサイズ。乗ると↓な感じで、どうしてもマリオカートが頭に浮かんでしまう。
ARROWS NX F-01F + Art Effect “Instant”
実際に公道に出ると、目線の高さはこんな感じ↓。かなり低い、しかも、ヘルメットなし、シートベルトもしない、ということで何とも不思議な感覚。以前、バイクに乗っていたこともあるので、身体がむき出しな状態で公道を走ること自体には慣れているけど、この低さは未体験ゾーンなので、それだけでテンションがあがってしまった。
ARROWS NX F-01F + Art Effect “Punch”
シートベルトがない、というのがちょっと不安だったのだけど、一人乗りでシートにフィット感がかなりあり、重心が低いので走っていても安定感があるので、数分走って慣れてしまえば不安感は大分なくなった。それでも、横をトラックが走ったりすると、結構ビビったけども。
ARROWS NX F-01F + Art Effect “Punch”
操作方法は、普通の車とは勝手が違うのだけど、お店の人に丁寧に説明してもらえるので、すぐに覚えることができるかな、と。
装備等については、一緒に走ったカイさんの以下のエントリーが詳しいです。
» 一般道路をカートで疾走できる「アキバカート」乗ってきた – カイ士伝
それと、アキバカートのページにも載ってます。
» これっていったい何をサービスしてるの?|東京の観光はアキバカート
普通の車との操作感と較べて大きく違うのが、アクセルが右足、ブレーキが左足、というところかな、と。これもすぐに慣れるといえば慣れるのだけど、普段車を運転しているときは左足は使わないので、最初ちょっとだけ戸惑うかも。普段よく車を運転している人は特に。
あと、パワーステアリングがついていないのでハンドルが重い。そして、ハンドルに遊びもほとんどないので、ハンドルを操作するとそれがすぐに反映される。なので、これはむしろパワステがついてないほうが運転しやすいかなと思ったりもした。
ARROWS NX F-01F + Art Effect “Instant”
今回初めて、公道を走れるカートに乗ったのだけど、しっかりとアクセルを踏むと60km/h近くでるので、荒川を渡る橋を走ったりしたときは、結構な疾走感を味わえてかなり気持ちよかった。
ただ、サスペンションがほとんどないので、舗装が悪い道路を走ると振動がもろにきて、スピードによっては飛び跳ねて走ってるくらいの感覚になるので、そこがきついといえばきつい部分だけど、それはそれでカートで公道を走る、という臨場感に一役買ってる部分でもあるかな、と。
ARROWS NX F-01F + Art Effect “Bleach”
というわけで、3時間レンタルして、秋葉原から湯島方面に向かって、春日通りに入って上野を通り、隅田川を超えてスカイツリーへ。そのあと荒川を超えて江戸川の篠崎方面へ走って、江戸川土手近くの広い駐車場のあるコンビニでちょっと休憩。そこから一気に千葉街道 → 環七 → 新大橋通り → 永代通りから皇居へと走り、そこから内堀通り → 白山通り → 靖国通り → 外堀通りと走って秋葉原に戻る、という流れで、合計36kmほど、7台という大編成で都内をプチツーリングしたのでした。
ARROWS NX F-01F + Art Effect “Bleach”
いやあ、本当に楽しかったなー。これはまた乗りたい。料金は3時間5000円(他の料金帯は以下のアキバカートのホームページ参照)で、かつFacebookページへ「いいね!」すると1,000円引きになるので、3時間たっぷりとカートで公道を走るという非日常を仲間と楽しむには、お手頃な価格かなと思います。
Remarks
今回初めてカートで公道を走ってみて、より楽しむためにいくつか気付いたことがあったりしたので、備忘録的に書いておこうかな、と。
- 公道を、しかもかなり低い位置を走るので、排気ガス対策として、鼻や口を覆うもの(マフラー、ネックウォーマー、マスク)を身につけておいたほうがベター。
- 走っていると風をもろに受けるので、サングラス等目を守るものを見につけておいたほうがベター。冗談抜きで、ゴーグルとかつけていてもいいくらいかな、と。
- 身体がむき出しなので、ちょっと冷えてくると、寒い。なので、普段の防寒対策+1くらいの格好をしておいたほうがベター。
- パワステなしのハンドルが重いので、バイクや自転車用のグローブをしておくといいかも。
※こうしてならべてみると、↑の4つは、どれもバイクでツーリング行くときには当たり前に装備しているものばかりだな、と。まあ、そこまで気合い入れる必要はないにしても、このくらいしっかりと装備しておくと、より楽しめるかな、と思う。 - 今回、どこ走るか等、特に事前に決めずに、その場でみんなで話合って決めたのだけど、事前にある程度走るコースを決めておいたほうがいいかも。時間配分等も兼ねて、プランを練っておいたほうが安心して楽しめるかな、と。
- 普通の車と同じ感覚で目的地までの走行時間を見積もると、結構大幅に外れる(後ろにずれる)ので、余裕をみて普通の車の1.5倍くらいの時間がかかる、と思っていたほうが安心かつ確実かな、と。
- 公道を走っていると、かなり目立つし、話しかけられたり、写真撮られたりするので、その心づもりでいること(笑)。
- (かなきさんのエントリーを読んで追記)カートに荷物を積めるところはなくて貴重品以外は預けることはできるのだけど、預けるのが不安な場合は斜めがけバックで行くか、またはバックも必要ないくらい必要最低限の荷物で行っておくと御の字。
ライトな気持ちでカートでのドライブを気軽に楽しむ、というのもアリだけど、しっかりと装備を整えて、走行プランを練ってカートでツーリングするという気持ちでいくのもまた楽しいかな、と思ったり。
See also
一緒に走ったブロガー仲間のエントリーはこちら。(随時更新予定)
» 普通免許で公道を走れるミニカー「アキバカート」でスカイツリーや皇居の周りをドライブしてきた : 日曜アーティストの工房
» 一般道路をカートで疾走できる「アキバカート」乗ってきた – カイ士伝
» 格別の夕焼け!アキバカートに乗ってきました。 | 椿茶房
» ヘルメット不要で公道を走れる『アキバカート』を体験してきた! | IDEA*IDEA
» ケータイ会議NX!! オフ会★リアルマリオカート アキバカートに行ってきました | どこでもドア(ジャンク)
ARROWS@
今回のエントリーの写真は、レビュー中の『ARROWS NX F-01F』で撮影して、標準搭載されているギャラリーアプリの「編集」機能でエフェクトをかけたもの。個人的には、「ブリーチ(Bleach)」エフェクトの雰囲気がお気に入り。
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ARROWS NX F-01FとiPhone 5sの指紋認証を動画で比較してみた
ARROWS NX F-01F + Art Effect “Bleach”
絶賛レビュー中の『ARROWS NX F-01F』に搭載されている指紋認証は、以前のモデルに較べて非常に認識率が高くなり、指紋認証機能の起動も速くなっているので、かなりストレスフリーに使えている。指紋認証の質がいいとスマートフォンの使い心地がぐっと良くなるので、F-01Fで指紋認証の質がここまで向上されたのは、個人的にはすごく嬉しい。
そして、僕はiPhone 5sも使っていて、iPhone 5sの指紋認証もまたものすごくストレスフリーなわけで、せっかくなので両方の指紋認証動作を動画で比較してみた。
▼ARROWS NX F-01F
両手の人差し指の指紋を登録しているので、左手、右手それぞれで二回ずつくらい指紋認証でロック解除しています。
▼iPhone 5s
こちらは両手親指の指紋を登録していて、同様に左手、右手で指紋認証でロック解除しています。
指紋認証アクションの違い
ほとんど差がないくらい、どちらも快適に指紋認証でロック解除できているのだけど、そのアクションには以下のような違いがある。
■ARROWS NX F-01Fの指紋認証
指紋センサー部分(または本体側面の画面ON/OFFボタン)を押して画面ON → 指を上から下にスライドして認証(ロック解除)、という2アクション。
■iPhone 5sの指紋認証
ホームボタンを押して画面ON → 指はそのままにしておけば指紋が読み取られて認証(ロック解除)、という1アクション。
iPhone 5sのほうが、ボタンを押した後に指をスライドする必要がない分アクションが一つ減り、かつスライドの方向や速度を気にしなくていいので、若干使いやすいかな、というところだけど、F-01Fの指紋認証の起動速度・認識率が素晴らしいので、実際に両方の端末を日常的に使っていると、個人的にはストレスフリー度的にはそこまで違いは感じないです。
See also
指紋認証の認識率は高ければ高いほどよい、というわけで、ケータイ会議メンバーのTOMAKIさんが以下のエントリーで紹介している方法を試したら、さらに認識率が高まった。裏技的な方法だけど、効果は大きいです。
» 「ホホホイ」と簡単に指紋認証させるコツ : 日曜アーティストの工房
■追記(2013/11/21)
ケータイ会議メンバーのかなきさんのこちらのエントリーで紹介されているコツも、指紋認証の質をより高めるために、とても参考になります。
» 2つのこつで指紋認証セキュリティは頼れる味方になる(F-01F) | 椿茶房
ARROWS@
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『PENTAX K-3』タッチ&トライ ブロガーミーティングに参加してきた (3) – K-3のデザイン (2/2)
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F18, 1/200s, ISO:200
前回(参照)の続き。
» 『PENTAX K-3』タッチ&トライ ブロガーミーティングに参加してきた (1) – 機能、こだわり | hey hey heydays*
» 『PENTAX K-3』タッチ&トライ ブロガーミーティングに参加してきた (2) – K-3のデザイン (1/2) | hey hey heydays*
※モニターとして『PENTAX K-3』をしばらくお借りしていますので、『PENTAX K-3』関連エントリーに使用している写真は、すべて『PENTAX K-3』で撮影したもの(JPEG撮って出し)となります。※本エントリー内のスライドを撮影した写真は除く
PENTAXブランドのこだわりとして、中身は進化しても外観デザインは踏襲していく、という開発コンセプトのなか、「変わらないように見せるために」苦労している部分もある、という部分について、いくつかの例が紹介された。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F5.6, 1/500s, ISO:100
デザインが解決すべき課題
性能向上のため内部機構が新しくなった分、
デザインが解決すべき課題も数多く発生。
その課題すべき問題とは…。
※以下、スライドの順番を並べ替えて書いています。
(1)スーパーインポーズのユニットが大型化
「ペンタ部を前に出っ張らせるしかない」。この課題に対するデザイン的な解決策がこちら。
これにより、見た目もシャープに、かつサイズアップも抑える。
マグネシウムではシャープな形を出すのは難しい(金型が劣化していく)ということで、前モデルのK-7では妥協したが、「今回は2回目なので、よりシャープな形状にチャレンジ」したとのこと。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F4, 1/60s, ISO:100
(2)カードスロットが2つになった
「高さ方向は大きくできないので、重ねるしかない」 → 「厚みが増える方向」、という課題に対するデザイン的な解決策がこちら。
グリップの調整
以下のスライドで紹介されているように、「三次元加工機」でグリップ部分だけを削りだして、そこにインダストリアルクレイ(粘度)を盛って、実際に手に取りながら操作部の位置を決めて微調整していく、というプロセスを実施している、とのこと。
実際に↑の粘土を会場にお持ちいただいていたので、直接触ってみることもできた(写真取り忘れた…)。こういう普段は知りえないようなデザインプロセスを聞いたり、サンプル型を直接触ってみたりできる、というのは改めて、本当に貴重な経験だな、と。
グリップ位置の微調整については、数十人のモニターの意見が反映されていて、それによって手が大きめの人でも持ちやすいグリップになっている、とのこと。確かにK-3のグリップは持っていてとてもしっくりきて持ちやすい。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F5.6, 1/250s, ISO:200
(3)AF測距点の移動をもっと自由に行いたい
この課題の解決として、「ボタン配置を全部見直し」している。
さらに、斜め方向の移動も可能になるようなデザインとなっている。これはAF測距点が増えたという機能向上に対してのデザイン的な解決策のひとつ。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F13, 1/125s, ISO:100
この他にも、「細かすぎて伝わらない改善点」として、電源レバーや縦位置グリップでもデザイン的な試行錯誤・工夫が行われている。
確かに細かいといえば細かい改善点となるのかもしれないけど、こういう細かーい部分を、手を抜かずに妥協せずに改善していく、というのがよりよいプロダクトを作るためには必要なことなんだなあ、と。しかもブランドとしてのデザインの一貫性を損なうことなく。
モニターでK-3をお借りしているので、ここ2週間ほどK-3を持ち歩いて写真を撮っているのだけど、手になじむ感じと、操作性の良さ、レスポンス、露出の安定度、等々、とても楽しく使わせてもらっています。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F5.6, 1/160s, ISO:100
プレゼン感想まとめ
前々回、前回、そして今回のエントリーで、イベント時に伺ったお話についてざざっと感想を書いてみた。モニターとして実際に使わせてもらっていると、本当に軽快で使いやすい、かつ安心して使えるカメラだなあと強く感じるわけで、伺ったお話で紹介されていた新機能の充実ぶりや、デザイン的なこだわりの部分が、製品の完成度をすごく高めてるんだろうなと感じたり。こういうお話を生で聞いた上で使っていると、それをより強く感じます。本当に貴重なプレゼンを聞かせていただき、感謝です。
というわけで、モニター期間はあともう少し続くので、タッチ&トライイベントで撮った写真やモニター中に色々な場面で撮影した写真等々を含めて、今後いくつかエントリーを書いてみたいと思います。
冬がはじまるよ – ほぼ日メリル
『ARROWS NX F-01F』に標準搭載されている「富士通モバイル統合辞書+」のコンテンツが色々と充実しすぎている
絶賛レビュー中の『ARROWS NX F-01F』には、他の富士通製スマートフォンやタブレットでも使える「富士通モバイル統合辞書+」が標準搭載されていて、これがことのほか便利。
» 『富士通モバイル統合辞書+』 – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
» 富士通モバイル統合辞書+ – Android Apps on Google Play
英和、和英辞書は言わずもがな、他にも様々な言語の辞書をはじめ、広辞苑や現代用語の基礎知識等々、搭載されているコンテンツの充実っぷりはものすごい。「ハイエンド電子辞書専用機と同等の」コンテンツというのは、決して言い過ぎではない。
F-01Fに標準搭載されているのは以下の辞書&本。これが全部標準搭載されている、というのは本当にお得だな、と。
29辞書+6分野別検索
広辞苑第六版 DVD-ROM版
+6分野別検索(慣用句・漢字・人名・地名・作品名・季語)(注10)
リーダーズ英和辞典 第3版(注10)
新和英中辞典 第5版
新漢語林MX
みんなで国語辞典(2) あふれる新語
KY式日本語
問題な日本語
築地魚河岸ことばの話
裁判おもしろことば学
現代用語の基礎知識2013年版
角川類語新辞典
デイリー日中英・中日英辞典
デイリー日韓英・韓日英辞典
デイリー日独英・独日英辞典
デイリー日仏英・仏日英辞典
デイリー日伊英・伊日英辞典
デイリー日西英・西日英辞典
デイリー日中英3か国語会話辞典(注10)
デイリー日韓英3か国語会話辞典(注10)
デイリー日独英3か国語会話辞典(注10)
デイリー日仏英3か国語会話辞典(注10)
デイリー日伊英3か国語会話辞典(注10)
デイリー日西英3か国語会話辞典(注10)注10:お買い上げ時、本体内に一部の辞書を簡易版(マルチメディアデータ非対応)として提供。別途提供の辞書データ利用により完全版(マルチメディアデータ対応)となります。
そして、「いやあ、本当に充実してるなあ」なんてことを思いながら、辞書以外のコンテンツを見始めたら、その内容が色々と充実していて、時間泥棒すぎだなこれは、という話。
なかでも、個人的に注目なコンテンツは…
現代用語の基礎知識2013年版
何か調べたい単語について検索する、という使い方ももちろんあるけど、目次から自分が気になるトピックを掘り下げて読んでいく、というのも面白い。「ニュースのおさらい」とか、勉強になる。現代用語というよりも、時事に関する広い知識を仕入れるのに最適なコンテンツ。
みんなで国語辞典(2) あふれる新語
「「国語辞典」に載っていない身近な日本語を募集」して作られた辞書。対象は全国の中高生。発行されたのは2009年のようなので、掲載されている言葉は今でも若者の間で使われているかどうかはよく分からないところではあるのだけど、ネタとしては面白い。「あばばばば」ってなんだ。
裁判おもしろことば学
個人的に、法廷・裁判もののドラマや映画が好きで、なので今放映中の「リーガル・ハイ2」も毎週観ている。というわけで、この「裁判おもしろことば学」も読み始めると止まらなくなる。
問題な日本語
これはもう単純にためになるし、ネタとしても面白い。コラム「使うのはどっち?」が楽しい。
KY式日本語
日本語って難しくなってきてるんだな。
HM!(ほんじゃまたね!)
ARROWS@
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『PENTAX K-3』タッチ&トライ ブロガーミーティングに参加してきた (2) – K-3のデザイン (1/2)
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F5.6, 1/40s, ISO:1600
リコーイメージングより11/1に発売された『PENTAX K-3』のタッチ&トライ ブロガーミーティングに、発売日当日11/1に参加してきた、というエントリーの続き。
» 『PENTAX K-3』タッチ&トライ ブロガーミーティングに参加してきた (1) – 機能、こだわり | hey hey heydays*
» Kマウント 最上位機種 一眼レフ「PENTAX K-3」発売前タッチ&トライ ブロガーミーティング | リコーイメージング | Fans:Fans
» K-3 / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING
※モニターとして『PENTAX K-3』をしばらくお借りしていますので、『PENTAX K-3』関連エントリーに使用している写真は、すべて『PENTAX K-3』で撮影したもの(JPEG撮って出し)となります。※本エントリー内のスライドを撮影した写真は除く
前回のエントリーでは、リコーイメージング広報の方に、K-3の機能紹介、思い入れ、こだわり等々についてお話いただいたなかから、個人的に特にぐっときたポイントをまとめた。今回のエントリーでは、デザイン担当の方のプレゼンのなかから、ぐっときたポイントをいくつかまとめてみる。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F4.5, 1/160s, ISO:200
と、その前に、前回のエントリーで書き忘れた部分があったので、ちょっと書いておこうかな、と。
開発者のこだわりの小ネタ
そこにこだわるか!いいね!、と思ってしまったわけだけど、K-3ではこんな部分にもこだわっているとのこと。
モードダイヤルのロック解除レバー
K-3のモードダイヤルはロックできるようになっているが、モードダイヤル中心のボタンとロックON/OFF用のレバー、両方でできるようになっている。モードダイヤルロックについては必要・不要と言う対立する意見があるなかで、その解決策として搭載した、とのこと。
要は、モードダイヤルON/OFF用のレバーを動かすと、モードダイヤル中心のボタンが上下するようになっている。レバーがLOCK部分にあるときは中心のボタンが上がった状態(ロックされた状態)で、その状態でもボタンを押しながらモードの変更はできる。そして、レバーでLOCK解除すると中心のボタンが下がって、モードダイヤルが変更出来る状態(ロック解除)になる、と。つまり、中心のボタンかレバーかどちらかがあればいいんじゃないかな、と思ったりもするのだけど、両方搭載することにした、というところに妙なこだわりを感じるわけで。
「8方向十字キー」
AFポイントが、今回27点に増えた(前モデルは11点)ということで、AFポイントを斜め方向にも移動できるようにするために行った工夫が「8方向十字キー」。各十字キーの両サイドを少し出っ張らせて、2つのキーを押しやすくすることで斜め方向にAFポイントを動かすことができるように。
これ、割と地味な感じもするけど、実際に使ってみると結構効果がある。右上にAFポイントを移動させたいときに、右、上、と二回押すのでなくて、右斜め上を一回押すだけでいい、というのは、結構助かる。
再生画像の○○表示
撮った画像を再生させてそれを拡大して等倍表示にしたときに、拡大率をしっかりと「x8.3」(8.3倍)と表示させている、というこだわり。細かすぎる!が、そういう細かすぎるこだわり、嫌いじゃないです。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F4.5, 1/800s, ISO:200
ではでは、デザインの話へ。
PENTAX K-3のデザイン
デザインに関するプレゼンでも、とても細かすぎて伝わらないような話をたくさん聞けた。↑でも書いたけど、こういう細かすぎるこだわりは嫌いではないし、カメラ、今回の場合は一眼レフをデザインするときに、そうかそこも考えないとだよなー、という部分がたくさんあって、色々と苦労はされたんだな、ということは理解しつつ、すごーく楽しいプレゼンだった。
では、そのプレゼンのなかかから個人的にぐっときたものについて書いてみる。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F5.6, 1/160s, ISO:200
一眼レフのデザイン
コンパクトデジタルカメラと、一眼レフでは決定的に違うところが1つある。
それは、当たり前のことといえば当たり前のことではあるのだけど、その当たり前が一眼レフカメラをデザインするときには考えなければいけないところ。
一眼レフは、ファインダーをのぞきながら操作する。
使用中には操作部が全く見えない。
ファインダーで見ている間、操作部が全く見えない。
外観デザインと操作性のデザインを両立させる必要。
手の感覚を無視してデザインはできない。
個人的には、最近コンパクトデジタルカメラやスマートフォンで写真を撮ることが多く、つまりファインダーではなく液晶画面をみて撮影する、というスタイルなので、「手の感覚を無視してデザインはできない」というのは、改めてなるほどなー、と。確かに一眼レフで撮ってるとき=ファインダーを覗いているときは、手の感覚だけで操作している。コンパクトカメラでも慣れてくるといちいちボタンを確認しなくても操作はできるけど、それでもその操作部は見えている状態なので、一眼レフでファインダーを覗いている状態とは全然違うわけで。
そういう部分を意識してデザインする必要があるなかで、PENTAXの場合は「カメラについてうるさ型しかいない」ということで、サイズや操作性のデザインについて全く妥協が許されないということ。
社員がカメラ好き → うるさ型が多い(うるさ型しかいない)。
中級機といえど、他社波のサイズはPENTAXでは許されない。
あと数ミリでも大きくして良いと言われていれば、どんなに楽か…。
こういう社風、外観・操作性のデザインへのこだわりを持って開発されたK-3は、ぎゅっと締まったデザインでありつつすごく手になじむし、操作性もいい。ファインダーも明るく見やすいので、K-3での写真撮影は軽快。個人的にすごく楽しんで写真を撮れている。
Pentax K-3 + DA18-135mm F3.5-5.6 WR, F5.6, 1/2000s, ISO:200
踏襲されたデザイン = ブランドのアイデンティティ
RICOH GRと同様、デザインが大きく変わっていない、というのも、こだわりのポイント。
GRも同様だとは思うのだけど、内部のテクノロジーが進化していくなかで、外観デザインを踏襲していく、というのはブランドとして一貫したこだわりがないとできない部分だと思うので、いまはひとつの会社となったPENTAXとRICOHというブランドがともに同じデザイン・ブランド思想を持っている、というのが素晴らしいなあ、と。
ただ、「変わらないように見せるために」苦労している部分もある、という内容でプレゼンは続くのだけど、長くなってきたので、次のエントリーにて。
麻布十番フォトウォーク with ARROWS NX F-01F
絶賛レビュー中の『ARROWS NX F-01F』、カメラが素晴らしくて、とにかくきれいな写真が撮れるし、操作もシンプルだし、起動も速いし、撮っていて楽しい。というわけで、レビュー期間中は写真作例関連エントリーをちょいちょいアップしていこうかな、と思います。
天気がいい日の午後、麻布十番でフォトウォークしてきた
今回は麻布十番を軽くフォトウォークしたときに『ARROWS NX F-01F』で撮った写真のなかから、自己満足的によく撮れてるなあと思う写真をだだーっと並べてみる。結構な枚数を撮ったなかかから10枚くらいに絞ろうと思ったのだけど、思いのほか気に入った写真が多くて、結局20枚ほどの写真を載っけてます。
※特に加工等はせず、Flickrにアップしています。
では、特にコメント等はつけずに、一気に。これだけ写れば、ほんと満足です。
ビスケットレンズ『DA40mmF2.8XS』をケースケさんにお借りしたので『PENTAX K-3』につけてみた&撮ってみた
先日のレポート(『PENTAX K-3』タッチ&トライ ブロガーミーティングに参加してきた (1))の続きを書こうと思ったのだけど、以前のケータイ会議でご一緒させていただいたPENTAXカメラユーザー、そしてSIGMA DP Merrillシリーズ(DP1, DP2)を使っているメリラーでもあるケースケさんから「smc PENTAX-DA 40mmF2.8 XS」をお借りしたので(Many thanks to ケースケさん!)、モニター中のK-3に装着してみた、という話と、作例をエントリー。
「ビスケットレンズ」という通称のこの「smc PENTAX-DA 40mmF2.8 XS」、『「PENTAX K-01」と同じく、マーク・ニューソン氏によるオリジナルデザインを採用』しているということで、なんというかシックな佇まいなビスケットという感じなんだけど、何はともあれとにかく薄い。とにかく薄い。それでいて、かなり写る。F値も2.8と十分明るい。35mm換算で約60mmという焦点距離は、標準レンズとしては少し長い感じはするというのと、個人的にも普段あまり使わない焦点距離(ちょうどSIGMA DP2 MerrillとDP3 Merrillの間くらいの焦点距離)ではあるのだけど、慣れれば特に問題ないかな、と。
K-3に装着すると、こんな具合に
正面から見ると、すごくスッキリした印象。これを横から見てみると…
見ての通り、もうK-3ボディにキャップを装着しているくらいにしか見えない。なんだこの薄さは。さらに、当然すごーく軽い。モニターとしてK-3本体と一緒にお借りしたズームレンズをつけているときに較べて、容量・軽さともに全く別物になる。
標準単焦点レンズである「DA40mmF2.8 XS」、広角から中望遠までカバーする「DA18-135mm F3.5-5.6 WR」では使い方等がまるで異なるものになるかなと思うのだけど、薄く軽く持ち歩きやすくもなり、かつ写りもいい「DA40mmF2.8 XS」は最新のK-3との相性もいいのでは、と思ったりもします。
K-3 + DA40mmF2.8XSで撮ってみた
では、いくつかK-3 + DA40mmF2.8XSで撮った作例をば。
絞り優先AEで、ほとんどの場面で絞り解放でJPEG撮影したものを、そのままFlickrに撮って出ししています。
Pentax K-3 + DA40mmF2.8XS, F2.8, 1/125s, ISO:100
Pentax K-3 + DA40mmF2.8XS, F2.8, 1/125s, ISO:100
Pentax K-3 + DA40mmF2.8XS, F2.8, 1/200s, ISO:100
Pentax K-3 + DA40mmF2.8XS, F2.8, 1/80s, ISO:200
Pentax K-3 + DA40mmF2.8XS, F2.8, 1/80s, ISO:200
Pentax K-3 + DA40mmF2.8XS, F2.8, 1/80s, ISO:200
Pentax K-3 + DA40mmF2.8XS, F2.8, 1/80s, ISO:400
Pentax K-3 + DA40mmF2.8XS, F2.8, 1/15s, ISO:3200
というわけで
これだけよく写るし、「K-3 + DA40mmF2.8XS」という組み合わせは、その携帯性の良さも合わせてお気に入りです。
K-3のレンズキットについてくる「DA18-135mm F3.5-5.6 WR」ももちろんよく写るレンズで安心して使える組み合わせではあるのだけど、一眼レフでの撮影をより楽しむには単焦点レンズで撮るというのはアピールしていいところだと思う。
というわけで、「DA40mmF2.8XS」とK-3を組み合わせて使うのも相当楽しいし、もしダブルレンズキット的なものが企画されるなら、この「DA40mmF2.8XS」を二本目とするのはアリかな、と。
PENTAX K-3のモニター期間中、レンズキットの「DA18-135mm F3.5-5.6 WR」に加えて、「DA40mmF2.8XS」でもモリモリ撮っていきます。ケースケさんに感謝です。
See also
» DP1 Merrill もちの安心のサブカメラ PENTAX K-01 の話 – くるえるはてなくしょん
» K-3 / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING
» 『Kマウント 最上位機種 一眼レフ「PENTAX K-3」発売前タッチ&トライ ブロガーミーティング』にご参加いただきありがとうございました! | アジャイルメディア・ネットワーク
» Kマウント 最上位機種 一眼レフ「PENTAX K-3」発売前タッチ&トライ ブロガーミーティング | リコーイメージング | Fans:Fans
『ARROWS NX F-01F』のバッテリー持ちは素晴らしい & 急速充電時間も測ってみた
絶賛レビュー&愛用中の『ARROWS NX F-01F』、前モデルF-06Eも相当バッテリーの持ちがよくて安心して使えていたのだけど、F-01Fもその安心感は引き継がれている。とにかくバッテリー、よく持つんだ、これが。
【参照】
» 【ARROWS NX F-06E】バッテリーの持ち具合を測定してみて、その安心感を改めて実感した | hey hey heydays*
F-01Fのバッテリー容量は「3,200mAh」というかなりの大容量。それに加えてF-01Fで搭載されている「WhiteMagic™」ディスプレイが、バッテリー持ちの良さに貢献しているみたい。
» スマートフォン・タブレット・携帯電話(F-01F) 製品情報 – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
» docomo ARROWS NX F-01F : 特長 | 製品 | NTTドコモ
» ARROWS NX F-01Fに搭載されている『WhiteMagic』とは何か? | IDEA*IDEA
「三日間持つ」ということだけど、これは使い方によって大分差が出てくる部分で、実際使用しているユーザーのバッテリー持ち状況についてのサンプル情報が多いほうが色々と参考になるかなと思うので、ある平日に計測してみた。
【参照】
バッテリーの持ち具合について検証しているケータイ会議エントリーもあがっているので、そちらの情報も↓のページから参考にしていただければと。
» ARROWS @ ケータイ会議NX!!
※カテゴリー一覧で「バッテリー」を選択すると、バッテリー関連のエントリーが表示されます。
設定内容や利用シーンとか
参考までに、設定内容や利用シーンとかはこんな感じ。
設定関連
- WiFi: 常にON(画面スリープ中もOFFにしない設定)
- GPS: 常にON
- Bluetooth: OFF
- NXエコ: バッテリー残量30%で起動。「オリジナル」設定でCPU周波数を制限するように設定。
- 持ってる間ON: 常にON
- 歩数計: OFF
- GmailやExchangeアカウントの同期: ON
利用シーン
- 電車での移動時間(合計2時間程度/日)は音楽をかけっぱなし。(音楽アプリはdoubleTwistを使用)
- 電車での移動中は音楽を聴きながら、仕事のメールチェックや返信等、RSSリーダー閲覧、ニュースアプリ閲覧、Kindleアプリで読書、ブログ下書き、等々、結構色々と使った。
- 徒歩移動中に、たまに写真撮ったりも。
- 通話は合計で10分程度。
- その他、もろもろ。路線をチェックしたり、ブラウザでちょっと調べものしたり、辞書を使ったり。
測定結果
※測定アプリはBattery Mix
一日目、朝7:30頃に充電をほぼ満タン(97%くらい)にして出かけて、↑の「利用シーン」にあるような使い方をして、その日帰宅後も結構使って、寝る前にバッテリー残は約半分(50%)に。
寝ている間もちょっとずつ減っていき、起きたときには40%ちょっとになっていて、そのまま出かけた。
二日目も一日目と同じような使い方をして、30%を切ってからエコモード自動起動(CPU周波数を制限)。夕方には10%を切ってカメラを使用できなくなる。
夜19:30 ~ 22:00くらいまではイベントに参加していたのでその間ほとんどF-01Fには触らず。イベント終了して電車に乗ってから確認したらバッテリー残が3%になっていて、そこで↑にある「Battery Mix」のスクリーンショットを撮った。その後、帰宅途中の電車の中で、0%になってシャットダウン。
というわけで
大体40時間ほどは持ったということになるのだけど、実際に使用しているのは一日目の朝〜夜と二日目の朝〜夜になるので、割としっかりと使いつつ実質利用で二日間バッテリーが持った、ということで、三日間は持たなかったけど、これだけしっかりと使って二日持つ、というのは個人的には素晴らしい結果かなと。普段は寝るときに充電するだろうし、かなりハードな使い方をしても丸一日は余裕で持つので、安心して使える持ち歩ける。すばらしい。
バッテリー0%から充電してみた(急速充電)
そして、せっかくなので、バッテリー0%状態からフル充電するのにどのくらいの時間がかかるものなのかも合わせて測定してみた。
※急速充電に対応している「ACアダプタ F05」を使用。
充電開始
▼22:50頃に充電開始。
充電完了
▼1:09に確認したときは、96%だった。
▼で、このあとうっかり寝落ちしてしまって、満充電(100%)になったタイミングを見逃してしまった(汗)のだけど、恐らく1:20頃には100%になっていたのではと思われる。
というわけで
22:50頃に0%から充電開始、1:20頃に充電完了(100%)として、概ね2時間半で0%からのフル充電完了、という結果に。
富士通の製品情報ページによると、『「急速充電」とは、本体画面上で「充電してください」の表示が出たタイミングから充電を開始して60分で1200mAh以上充電でき』とあり、バッテリー容量がF-01Fは「3,200mAh」なので、概ね「急速充電」の仕様通りという結果になったかなと。
「急速充電」とは、本体画面上で「充電してください」の表示が出たタイミングから充電を開始して60分で1200mAh以上充電でき、かつ「ACアダプタ 03」使用時と比較して125%以上の充電効率化が満たせる充電機能のことです。
個人的には、これだけの大容量バッテリーなので、急速充電に対応しているというのはとても助かるところ。
※急速充電に対応しているのは「ACアダプタ 04、ACアダプタ F05、ACアダプタ F06」と↑の製品情報ページに記載されているので、急速充電したい場合はいずれかのアダプタを使う必要あり。
ARROWS@
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