Monthly Archives: March 2007

市中引き廻しの上、磔獄門の刑に処す!

佐渡ロングライド完走に向け、往復20Kmの自転車通勤に加えて、週末も30~50Km程度は走っておかねばと思う今日この頃。

週末によく走るのは、近くの荒川の河川敷。割としっかり舗装されていて走りやすい。

ただ、いつも河川敷では味がない。というわけで、今度は「市中引き廻し」ルートを疾走しようかと。

ここで紹介されているルートはYahoo!地図情報 – 古地図で東京めぐりを元に、市中引き廻しルートを自転車で走るというもの。歴史好き+自転車好きとしては無視できない、この試み。いつかやる。近々やる。

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にほんごであそぼ

朝8時からNHK教育テレビで放映しているにほんごであそぼが、言語教育という観点から素晴らしいと思った、という話。

4歳から小学校低学年くらいの子どもを対象に制作しています。番組を通して、日本語の豊かな表現に楽しく遊びながら慣れ親しみ、『日本語感覚』を自然に感じ、身につけてもらうことをねらいとしています。それが、コミュニケーション能力や自己表現力のベースとなると考えているからです。狂言の「型」など日本の伝統芸能の方法論を取り入れつつ、子ども番組ならではの演出も最大限に活かした、ユニークな「言語バラエティ番組」です。また、方言を取り入れて、生きた日本語の「広がり」を子どもたちに感じてもらいたいと考えています。

KIDS WORLD : 番組紹介 : にほんごであそぼ

一度見てもらうとよく分かるが、日本語感覚を自然に身に付けるために非常によく練られていて、大人でも参考になる。これらのプログラムは、そのままこども英語教育の現場にも応用が効きそうだ。

先日見ていて特に感銘を受けたのが、あずましいという、ある地方の方言を紹介している部分。

山の中の温泉らしきものに、あずましいという言葉の一字ずつが、「あずましい~。」なんて言いながら、順番に浸かっていって、最後にみんな(あ、ず、ま、し、い)で一緒にもう一度「あずましい~。」って気持ち良さそうに言う、というもの。

これを見ると、あずましいという方言は、何か気持ちいいときに使うんだな、ということがよく分かる。そして特に素晴らしいと思ったのが、番組では『「あずましい」という方言は「気持ちいい」という意味です』といった説明が一切ないところ。そういう説明なしに、こういった感覚だけで意味を身に付けることができるように考えられている。こどもに英語を教える際にも、こういう方法が一番効果があり、この単語の意味は○○だよ、なんていうことを言うだけでは子どもに定着させることは難しい。

こんな風に、にほんごであそぼには、こども英語教育の観点からもヒントが盛りだくさん。これから欠かさず見たい番組のひとつだ。

ピタゴラスイッチといいにほんごであそぼといい、朝のNHK教育テレビは、こども教育のヒントやアイデアの宝庫だな、ということに今更ながら気付いた次第。

ちなみに、あずましいは北海道の方言らしい。

あずましい(落ち着く、居心地が良い、せいせいする、素晴らしい)空間的・身体的安堵感を意味する。否定形の「あずましくない」もよく使われる。

千葉ロッテの平下晃司の応援歌の「素晴らしい平下」というフレーズは、札幌ドームをはじめとする北海道内限定で「あずましい平下」となっている。

北海道方言 – Wikipedia

ピタゴラ装置でピタゴラスイッチ

最近、ピタゴラスイッチにはまってる。特に、始まりと終わりのピタゴラ装置が毎回すごい。いつも奥さんと「おーー!」と感嘆の声をあげながら、朝食。

そんなピタゴラ装置のDVDブックが発売されている。これは欲しい。

子ども英会話教師養成講座(18) ~ 赤ちゃんからの英語教育(幼児に英語を教えるには)

ハートステップカレッジで開催されている『子ども英会話教師養成講座』を受講しています。

今回のテーマは以下の通り。

  • 赤ちゃんからの英語教育(幼児に英語を教えるには)

赤ちゃんからの英語教育(幼児に英語を教えるには)

こども英語せんせいの仕事は、読んで字のごとく、子どもに英語を教えることです。ただ、「子ども」と一口に言っても、年齢によって言語発達の段階は異なってきます。僕達が教えるのは、第二言語としての英語になるのですが、第一言語としての英語の発達段階について、理解しておくことは非常に重要になります。

このような言語発達については、これまでの講座のなかでも少し学んできていますが、今回のクラスでは、それらを補完しつつ、より突っ込んだ内容を学習。

特にキーとなるのは、第一言語としての英語の発達段階。英語を第一言語とする子どもは、以下のような段階を踏んで、言語を習得していきます。

  1. Cooing
  2. Babbling (6ヶ月頃まで)
  3. The one-word stage (1歳から1歳6ヶ月)
  4. The two-word stage (2歳頃まで)
  5. Telegraphic speech stage (2歳から3歳)

ここでは各Stageの詳細については書きませんが、この段階は英語に限ったものではなく、全ての言語に当てはまると思います。大切なのは、こういう段階を踏んで、子どもの言語は発達していく、というのを理解しておくこと。第一言語、つまり母国語の発達においてもこういった段階を踏むのだから、第二言語として英語を教えていく僕達こども英語教師が、この言語発達の原則を無視するわけにはいかないのです。というか、深く、知っておく必要があります。

また、講座では、「母語(第二言語)と第二言語との関わり」として、最近話題にもなっている、子どもへの英語教育の有無についても触れました。僕のスタンスとしては、こども英語先生の勉強をしていることを差し引いても、子どもに英語を教えることの意味・意義は大いにあると考えています。ただ、だからといって、母語を疎かにしていいわけはなく、母語が全ての習得言語の基盤となるというのが原則である、と考えます。この考え方について、今回の講座で配られたアジェンダに興味深い引用が紹介されていたので、ここでさらに引用させてもらいます。

「言葉は己の考えを伝える手段であるだけでなく、ものを考える手段でもある。生まれてから八~十歳までのあいだに言語中枢の基礎がほぼ完成する。(中略) どんな外国語も、最初の言語である母国語以上に巧くなることは絶対にない。日本語が下手な日本人は、それよりもさらに下手にしか英語もフランス語も身につかない。言語中枢の基盤ができていないからだ。親の役目は、わが子になるべく早く英語を習得させることではなく、しっかりと日本語能力をつけてやることだ。」

真夜中の太陽(米原万里 著)

言語発達において、何より重要な役割を果たすのは、やはり親ということになります。子どもに英語を教えたり、小さい頃から英語に触れさせる、というのは意味のあることではありますが、親による母語の言語能力開発が何より重要で全ての基本となる、ということです。これは、だからといって肩を張る必要はなく、親として当然の愛情を注いで、子どもに接していれば、おのずと子どもの言語能力は発達していくものだと、個人的には信じています。

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真夜中の太陽

真夜中の太陽

自転車通勤していて気になること

二ヶ月も更新をさぼってしまった。猛省。

百歩譲って、道路交通法上の自転車走行ルールを知らなかったとしても、歩道者用の道である「歩道」を凶器にもなりうる自転車に乗って暴走するという行為は、大人として、というか人として許される行為ではありません。こんなことを平気でしている大人を度々見かける、そんな国が一体どうやって「美しい国」となれるのでしょうか。

自転車通勤していて気になること – 早起き自転車通勤男(仮)。

SkypeでRSS Feedを受け取ってると仕事が進まない

これは便利。困るほど、便利。

設定もおそろしく簡単。

anothr.comというSkype IDをコンタクトリストに追加すると自動承認されるので、追加されたanothr.comというSkype IDに購読登録したいブログのURLをチャットで送るだけ。以降、登録したブログが更新されるとRSS情報がチャットで送られてくる。詳しい設定内容はSkypeの日本語ブログでも紹介されています。

これはやばい。SkypeがRSS情報を更新してくるので、面白そうなエントリーは思わず読んでしまう。

むむー。便利すぎて仕事にならないので、泣く泣く利用を断念することにする。

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デジタル一眼レフが欲しくなってきた

一年半ほどコンパクトデジカメを使ってきたけど、最近急にデジタル一眼レフで写真を撮りたくなってきた。

今使っているコンパクトデジカメはこれ。

FUJIFILM FinePix F10 デジタルカメラ
FUJIFILM FinePix F10 デジタルカメラ

すこぶる調子よし。

けど、コンパクトデジカメだと、やっぱり写真を撮っている感はあまりなくて、「シャッターを押す」というより「スイッチを押す」って感じだ。その点、デジタル一眼レフは写真を撮っている感が強い。昔、ちょっとだけカメラマンをやっていた時期があり、そのときは一眼レフカメラをメインで使っていたが、やっぱりあの乾いたシャッター音がないと、写真を撮っている実感はなくなってしまう。

ちなみに当時メインで使っていたのが、Nikon F5。質実剛健で硬派なカメラ。かなり使い込んだ。あの重さ、シャッター音が懐かしい。

で、デジタル一眼レフ。やっぱりNikonに目がいってしまう。

この間、ビックカメラ有楽町で最近出たNikon D80の実物を触ってきたが、なかなかいい。というか、欲しい。

ああ、本当に欲しくなってきた。とりあえず、この本でも読んで、さらにもったいぶるとするか。

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便利USBアクセサリーは本当に便利なのか

今朝のNHKニュースで、便利なUSBアクセサリーを紹介していた。

USBドリンクウォーマーとか、ワンセグUSBアンテナとか、USBアイマッサージ機とか。

何か便利らしい。

個人的には、どれもあまり魅力を感じないけれども。

コーヒーはまったり休憩しながら温かいうちに飲めばいいし、テレビはうちで観ればいいし(というか、そもそもテレビをほとんど観ない)、目のマッサージは疲れた目をいたわりながら自分の指でやればいいし。

便利なものっていうのは、日常の不便利を解決するからこそ便利と言えると個人的には思っていて、今日ニュースで紹介されていた上の三つのアクセサリーはどれも僕にとっては便利とはいえない。だって、それがないからといって、不便利は感じないので。もちろん、感じ方は人それぞれですが。

ただ、重宝しているUSBアクセサリもなくはない。USB携帯充電器とか。これは便利。

で、他にどんなUSBアクセサリーがあるのか気になってしまったので、ちょっと調べてみた。

んん、便利というより、ネタ系もあるけど。コレとかコレとか。便利アクセサリー!とかって謳うよりも、ネタ系USBアクセサリーのほうが個人的にはツボ。買わないけど。

お、こんなものまである。どうなのよ。