[PR]頭がよくなる本 by トニー ブザン

頭がよくなる本
頭がよくなる本

posted with amazlet on 05.10.04
トニー ブザン Tony Buzan 佐藤 哲 田中 美樹
東京図書 (1997/09)
売り上げランキング: 1,581

学習とは個人的で相互作用に満ちた、
たえず変化する刺激的な経験だ。
けっして、硬直した没個性的な、退屈で骨の折れる苦役ではない。(P.175)

効率的な学習法とはジグソーパズルを完成させていくステップとほぼ同一だ、
と著者は主張します。
つまり、楽しいものだ、と。
そのように説明している章の最後の方に出てきているのが、
冒頭の言葉です。
楽しく学習。いい響きだ♪


効率的な学習をジグソーパズルに例えているのは、絶妙です。
ジグソーパズルを完成させるのに、
左上の角のピースから順に埋めてく、なんてことしませんもんね。
完成図を確認して、縁や墨に入るピースを探して、
色とかで領域わけて、合いそうなものくっつけてって、
空いてるところ埋めてく。
特に「なるほど」とうなったのが、「難しいピース」をどう処理するかってとこです。
「難しいピース」は後回しにしますもんね。
他の部分埋めて、全体像がはっきりしてきたら、
「難しいピース」の場所も簡単に見つかる可能性が高まります。
学習でも同じです。
難しいとこだけに留まってても、答えが出てこないことが多いです。
気楽に、そのうち分かればいいや、って割り切って先に進んでくと、
全体像が見えてきて、難しかった部分の答えがあっさり分かったりする。
フォトリーディングを始めてからは、「飛ばす技術」が身についてきたので、
「そのうち後から分かる」感覚は、実際に何回か経験して、
難しいとこにスタックしてるよりも、飛ばして後から分かる、ってほうが、
結果的に、理解が早かったりします。
そのうえ、理解が深い。
それは全体像を理解したうえでの理解、だからかなと思っています。
効率的な学習法のくだりが個人的には一番参考になりました。
それ以外の部分では、マインドマップや読書法(指でなぞる、とか)など、
フォトリーディングをやっていると既に実践していることが多く、
再確認という意味で参考になりました。
特に、指でなぞる、ってのは意外と効果的です。
頭で理解してないと思っても、指でなぞってどんどん進めていくと、
意外と理解していて、驚いています。
最初は電車のなかで、それをやるのは少し恥ずかしいものがありましたが、
今は全然平気です。
慣れたってのもありますが、それ以上に思いっきり集中しているので、
周りがほとんど気になりません。
ただ本と向かい合ってるって感じで。
とまあ、そういうわけで、
フォトリーディングをやってると自然に実践しているものも多く紹介されていますが、
フォトリーディングを知らない人にとっては、実践するのをためらうものもあるでしょうね。
指でなぞる、なんてのはまさに。
ただ、軽い気持ちでやってみると、その効果は大きい。
マインドマップもそう。
本書で、今、自分のやってるフォトリーディングの自信がまたひとつ深まりました。
目的持って、全体⇒詳細理解して(80:20で)、マインドマップ、復習する、何度も読む。
んん、間違いない^^

7 thoughts on “[PR]頭がよくなる本 by トニー ブザン

  1. ぐん

    >ジグソーパズルを完成させるのに、左上の>角のピースから順に埋めてく、なんてことし>ませんもんね。
    今までしてました(笑)
    これからはどうなんだろう。パズルを買ってこよう。
    >フォトリーディングを始めてからは、「飛ばす>技術」が身についてきたので、「そのうち後>から分かる」感覚は、..結果的に、理解が>早かったりします。
    これ、すごく分かります。
    僕の場合は、スーパーマンになって地球を宇宙から見下ろす感じ。
    とりあえず気になった場所に、まずは着地してみる。
    目的を達成したら、また宇宙に飛ぶ。そして全体を見渡す。
    そうしてると自分が一番必要としているところから順に回ってるんですよね。不思議。
    >最初は電車のなかで、それをやるのは少し>恥ずかしいものがありましたが、今は全然
    >平気です。
    未だに他人様の目は気になりますが、だんだん心地よくなってきました^^
    「あんたも興味あるなら良い先生紹介しよか?」、ってな感じで(笑)
    >学習とは個人的で相互作用に満ちた、たえず変化する刺激的な経験だ。
    >けっして、硬直した没個性的な、退屈で骨の折れる苦役ではない。
    全然個人的な作業じゃないですよね。本と対話してますから。
    最近は「本のマッサージ師」よろしく、本をフォトリーしやすいように、滑らかにする方法を研究しています。本によって個人差(?)があり、荒治療の必要な奴もいます。
    これからの出版業界は、フォトリーしやすい本の製作を心がけていただきたいですな。
    文庫本、ハードカバー、フォトリー専用みたいな。

  2. heyday

    > 僕の場合は、スーパーマンになって地球を宇宙から見下ろす感じ。
    > とりあえず気になった場所に、まずは着地してみる。
    > 目的を達成したら、また宇宙に飛ぶ。そして全体を見渡す。
    10倍本での「スーパーリーディング&ディッピング」の部分でも、こんな感じが説明されてましたね。
    「とりあえず気になった場所に」ってとこがキモですよね。不思議と自分の目的達成したいとこで指が止まる。意識してんのかしてないのか、自分でもよくわからんまま。
    潜在意識の仕業だ、コレは。
    > 最近は「本のマッサージ師」よろしく
    分かるコレ。
    フォトリー前の「バナナの皮むき」ステップって結構好き。カバー外して、ぐにぐにしてると本への親しみが一気にわく。
    > 文庫本、ハードカバー、フォトリー専用みたいな。
    これからの時代はマストになってくでしょう。つか、本気でそうなってくれ~。

  3. heyday

    > コメント入力する欄、横に広げられませんでしょうか...。
    入力しずらい・・・?よねぇ。
    ちっとトライしてみます。

  4. ぐん

    すいません。
    僕のコメント「>」があちこち飛んでるでしょ(笑)
    改行したつもりがなってなかった..。
    できれば横長でお願いします。

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