Monthly Archives: February 2006

方向性を意識して繰り返す

まずはいちばんまっすぐに
「自分はこっちがいいんだ」と思える方向で
考える訓練をするほうがいいと思います。
そういう訓練は反復練習みたいなもので、
いきなりはできないものですよね。
<保坂和志さんが『経験論!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 2月28日の言葉

インターネットのおかげで、
世界中の情報が、居ながらにして手に入るようになった。
そして、ブログの登場によって、
普通の人から有名人まで様々な人の主張や考え方を
簡単に知ることができる。
良くも悪くも情報過多な時代を生きる僕達は、
その情報に踊らさせたり、一喜一憂したりしないために、
「俺はコレだ」っていう方向性を意識する必要があるんじゃないか、
と個人的に思う。
とは思うんだけれど、
溢れる情報のなかには面白いものがたくさんあるので、
気がつくと時間を忘れてその情報におぼれてしまっていることが、
多々ある。
いつもおぼれてたまるか、と思いながら、
また今日もおぼれてしまう・・・。
そんな経験をしたことがあるのは、僕だけじゃないはず。
自分にとって必要な情報の方向性を強く意識して、
おぼれない訓練をする。
繰り返し繰り返し。
いきなりはできないものなので、
少しずつ少しずつ。

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敬意を持つこと

自分のできないことをできる人のことは、
性格が好きとか嫌いとか、
顔が好きとか嫌いとかいうこととは別に
敬意を持てるんです。
<任天堂社長・岩田聡さんが『社長に学べ!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 2月27日の言葉

僕ができないなって思うことをできる人ってどんな人だろ?
って考えようとしたけど、何ともおこがましい考えだな、と。
僕自身は、たいしたことできてないなって思ってるので、
周りの人ができて僕にできないことって、たくさんあるな、と。
まだまだ。
まだまだ、学ぶことは、まだまだ、ある。
身近な人に敬意を持つのは、
色んな理由があるとは思うけど、
その人から学ぶことがまだまだあるって思うことも、
その理由のひとつなのだな、と思う今日この頃。

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アウトプットマンへの道

どんな楽器でも、ジャズには参加できるんです。
吹く人さえ、ジャズマンなら。
吹く人がその楽器をあやつって
ジャズができるようになっちゃえば、
どんな楽器でもいいと思います。
<山口洋輔さんが『はじめてのJAZZ』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 2月26日の言葉

「何でもアウトプットしちゃえ」ってのが、僕のテーマで、
このブログのモットーでもある。
最近はあんまりできていないかも、だけど。
本ブログのモットー
 » 継続・公開・実行
 » 何でも思い切ってやってみることですよ
何でもアウトプットすることを意識して習慣化することで、
ブログ以外のことでもアウトプットの質があがっていくのでは、と思う。
ジャズマンが何を吹いても、ジャズができるように。
やる人さえ、アウトプットマンなら。
やる人がその媒体をあやつって
アウトプットができるようになっちゃえば、
どんな媒体でもいいと思う。
「ブログを続ける」ということ自体は、
ひとつの目的ではあるけれど、
けど何のためにか、と聞かれれば、
アウトプットすることでインプットの質を深めること、
アウトプット自体の質をあげること、
継続力をつけること、
表現力をあげること、
ってな感じで、僕の場合は、
「自分のために」ブログを続けていて、
それが、読んでくれた人の役に立ったりするっていうのは、
ごほうびのようなもんだ、と思っている。
ブログを続けることで、アウトプットマンとして、
少しでも成長しているとして、
それは他のどんなことにも応用が効くものになっていく。
そう信じて、今日もブログを書いている。
それにしても、ほぼ日のはじめてのJAZZは面白い。
ブログ書く前に、かなり読み入ってしまった。

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ベストをつくすということ

何にでもベストをつくせば
負けても嬉しいんだよ。
<岡本太郎さんの言葉
 『TAROのひとこと』より>
ほぼ日手帳2006 – 2月25日の言葉

金メダルを取った荒川静香が、
「メダルは狙わず、自分の演技ができれば・・・」
というようなことをインタビューで言っていた。
得点にならないイナバウアーを演技に取り入れてまで、
自分の演技にこだわって、金メダルを取ってしまった彼女。
本当に楽しそうに演技をして、
終わったあとの満足そうな顔を見ていると、
金メダルを取ったことよりも、
最高の舞台で自分の演技をしきったことのほうが、
彼女にとっては意味のあることなのかも、
って思ったりした。
かたや、何かの番組で、パンチ佐藤か誰かが、
「スルツカヤがジャンプしたときに、『ドンッ』って言ったら、
 転倒したんですよ!」
って誇らしげに話していた。
しかも、散々繰り返させる取材で疲れきっているであろう
荒川静香本人に対して。
彼女は明らかに困った表情をしていた。
彼女にとっては、スルツカヤが転倒しようが何しようが、
自分の演技ができれば、それで良かったのだから。
実際、彼女は他の選手の演技は見ていなかったと、
インタビューで言っていたし。
明らかに、「自分の演技」にこだわって、
その結果金メダルを取った彼女に対して、
あまりにも失礼な発言。
いい加減にしてほしい、と、TVを見ていて、
久しぶりに腹立だしい思いをした。
ベストを尽くすっていうのは、
イコール、自分自身と真っ向勝負すること、だと思う。
その結果、他人との争いの結果としての勝敗っていうのは、
ベストを尽くした人間にとっては、あまり意味のないことなのかもしれない。

「お前の敵は誰か?」
「私です」
「よっしゃそうや。自分と戦うんや。裏表なくさぼったらいかんのやで。そのことの積み重ねが日本一になるんや」
 そういうと生徒はニッコリします。(P.162)
 
カリスマ体育教師の常勝教育

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たいしたことない

「たいしたことない」という自分の存在を
胸に刻み込むことで、がんばれる。
がんばって、自分の持っている力以上の結果をだせる。
「たいしたことない」と知ることは、
自分に大きな力を加えることなのかもしれない。
<ダーリンコラム「たいしたことない人々よ」より>
ほぼ日手帳2006 – 2月24日の言葉

「自分はまだまだだ。」
僕は常にそう思っているフシがある。
謙遜とか、そういうんじゃなく。
本当に、自分はまだまだだな、と。
たいしたことないな、と。
人と較べてそう思っているわけでもなく、
「理想の自分」なんてのがあって、それに較べてまだ程遠い、とかいうわけでもなく。
何がそうさせてんのかは分からないけど、
「自分はまだまだだ。」「たいしたことねーな。」って。
Stay hungry, stay foolish.
そういうことだ。

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翼君はパクリの天才

先人がすばらしいものをつくっているのに、
パクらなダメや思いますよ。
やっぱり、パクるんです。
『笑福亭鶴瓶の落語魂。』より>
ほぼ日手帳2006 – 2月23日の言葉

メッセージダイアリーを始めたきっかけもパクリだった。
いいアイデアは積極的にパクって自分なりに応用していく。
これ、僕のモットー。
キャプテン翼の大空翼も、ライバルの良いプレーはどんどんパクって自分のモノにしていた。
そうすることで、翼君はどんどん成長していって、
今やFCバルセロナの中心選手。
良いものに素直に感動して、
それを自分でもやってみること。
トライしていくこと。
探しても見つからない自分らしさとかを追い求めるよりも、
そっちのほうが人生楽しいんじゃないか、なんて思う今日この頃。

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あつはなつい

わたしの父は愛犬を見ながらこう言いました。
「フィル子! ゆうが水ほしがってるぞ!」
犬の名前はフィル。わたしの名はゆう子です。
「フィル子」って
とてもいいにくいと思うのですが・・・。
『言いまつがい』より>
ほぼ日手帳2006 – 2月22日の言葉

「あつは、なついねぇ~(夏は暑いねぇ~)」系(どんな系だ??)の言いまつがい。
犬の名前と娘の名前をスワップしちゃう、ってのは、
かなりツワモノな父。
そんな父に、僕もなりたい。

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フォトリーディング仲間のお勧め本:2006新年会

先週金曜日に、フォトリーディング同期の新年会がありました。僕は、非常に残念なことに仕事が長引いてしまい参加できませんでした(泣)。
前回に引き続き、今回も恒例の「交換本」で集まった本をリスト化しておきます。メーリングリストに投稿のあったものから順に追加しています。僕に回ってくるはずだった本は送ってもらえるとのこと。楽しみです♪
↓ ↓ ↓

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自分責任論

伝わらないとか言ってもしょうがないから、
伝わっても伝わらなくても
どちらにしても言わなきゃいけないんだよ。
<保坂和志さんが『経験論!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 2月20日の言葉

どうせ言っても伝わらないから、言わなくてもいいよ。
とか、そんな風に思ってしまうことってあったりもした。(僕の場合)
もちろん、それまでに、
その人に何度か伝わらないってことがあったから、
そんな風に考えてしまったわけだけれども。
けどそれって、結局は相手のせいにしているだけ、なのだよね。
言い方をすごく考えて言っても伝わらない。
そんなことを繰り返すうちに、自分は悪くない、
相手が悪い、って思ってしまう。
原因や責任は自分にある。
今は、うまくいかないときなど、
そんな風に思うようにしている。
何回やってもうまくいかない。
だから止める。
・・・ではなくて、
だから次どうすればうまくいくかを考える。
今回なぜうまくいかなかったかを考える。
そういう心意気が、人を成長させるんだ、
と、つくづく思う今日この頃。

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