アスコム (2004/10)
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私は世界の行っても通用する4つの自由を獲得しました。
時間の自由。場所の自由。経済の自由。行動の自由。
自由とは、かつて坂本龍馬が語ったように「自らをもって由とする」ことです。だから私は、自分自身を基準に、ものごとを考え、判断し、行動することができます。
「由」には「手段、方法、手だて」という意味があります。
「自らをもって由とする」ためにはどのように考え、行動したら良いのだろう。その一つの答えをこの本から学びました。
その答えを導き出す方程式が、「y = Ax + c」。
y = アーリー・リタイアメント(4つの自由。自らをもって由としている状態)
A = 意志力 = a + b = a:現在の意志 + b:未来の意志
x = 資産
c = コンプレックス
資産(x)を増やすのは簡単なことじゃないかもしれません。なので意志力(A)を強く明確にすれば、必要な資産(x)は小さくても良いということです。つまり、現状をしっかり把握し未来の自分を明確にイメージしてそのために必要なお金はいくらか、と自分の意志で計画することだ、と。
自由は人それぞれによって価値が異なります。価値観、又は「生き甲斐」が異なる以上、人によって必要なお金も変わってきます。そこで著者は、自分に正直になれ、とも言います。「自家用ジェットが欲しい。」とかそういう途方もないことを考えるのではなく、自分にとっての「4つの自由」とは何か、ということを考えそれに正直になる。投資ゲームでお金を増やして一億円ためる、とかそういう考え方は「お金の壁」を高くしているだけ。
この本を読んでて、相田みつをの言葉を思い出しました。
幸せはいつも自分の心が決める。
相田みつを
自分にとっての幸せを考え、それを強くイメージすること。
それがプチ富豪への第一歩です。
もうひとつ、「生き甲斐」について共感した部分があります。
その時々に自分の情熱を燃やすものを持っていること。それこそが「生き甲斐」だと私は思います。
(中略)
Let it be – あるがまま。
それは禅の教えですが、心からそう思えれば人は楽に生きられます。
私はそれでいいと思っています。
金はある、けど、生き甲斐のない人生。それって全然幸せじゃない。
この本を読んで、自分自身の価値観を見直すいいきっかけになりました。この本に出会わせてくれたフォトリーディング仲間のYさんに感謝です。ありがとうございましたm(__)m