Category Archives: 写真

フレンチブルドッグ at garden

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Nikon D80, Nikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF)
F5.6, 1/250s, ISO:450, Focal Length:200mm

昨日に引き続き、うちの子の写真をば。

こちらは、最近常用しているNikon Ai AF Nikkor 35mm F2Dではなく、Nikon D80購入以降しばらく使っていたNikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF)で撮影したもの。

外で犬を撮影するとき、特にドッグランを走り回っていたりするときには、このレンズは重宝する。最長焦点距離200mmは、充分望遠レンズとしての機能も果たしてくれる。僕の場合、そういう場面では、シャッタースピードをある程度高速(1/250以上)で固定し、絞り開放(F5.6)で撮影している。場合によっては、この写真のようにISO感度が自動調整される場合もあるが、それも曇天昼間で大体ISO感度400程度までなので、個人的には、そんなに気にはならない。

このレンズ(Nikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF))は、本当に万能で使いやすいレンズだ。その分、レンズに頼ってしまうところがある。その期待に、ほとんどの場面で応えてくれるのが、このレンズのまた凄いところ。

そんな風に、カメラとレンズに頼り切って、あまり深く考えずに、ガシガシと写真を撮るのも楽しいが、単焦点標準レンズ(Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D)のように、ズームの代わりに撮影者自身が身体を移動して、明るい開放絞りを通して被写体と向き合うのもまた楽しい。んん、たまるか。

そんな話はさておき。

かわいいなあ、うちの子(←犬バカ)。

フレンチブルドッグ at home

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Nikon D80, Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
F2, 1/15s, ISO:280

 室内・手持ち・絞り解放(F2)で撮影。ISO感度は、D80の自動調整機能により280に設定。単焦点標準レンズの本領発揮的な写真ではないかと。

 よーく見ると、ピントが鼻に合っていて、目がほんの少しだけピンぼけしている。さすがに絞りF2でこれだけ近づいて撮ると被写界深度が思いっきり浅くなる。

 そんなことはさておき。

 かわいいなあ、うちの子(←犬バカ)

ニッパチ通し標準ズームレンズ

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35mm単焦点レンズの魅力(参照)をツラツラと語った舌の根も乾かないうちに、ニッパチ通しの標準ズームも悪くないな、というか欲しくなってきてしまった。困ったものだ。

銀塩一眼レフで写真を撮っていた頃は、50mm標準レンズがメインレンズであったことは前に書いたが、それはそれとして、実は広角レンズも好きだったりする。35mm判換算で28mm辺りの画角が好みだ。当時は、28mmの交換レンズを持つ代わりに、リコー GR-1をセカンドレンズ兼セカンドカメラとして使っていた。やはり単焦点を使いたいっていう気持ちが強かったのだろうなと思う。

そんなことを考えていると、いつの間にか、AmazonでRICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALIIをショッピングカートに入れてしまうのだが、ここは一度踏み止まって、D80用交換レンズとして広角レンズを考えてみる。

単焦点レンズがいいとは言いつつも、広角側なら広角~標準くらいの幅をカバーした標準ズームと呼ばれるレンジのレンズがいいな、と思ってしまうのだ、これが。まあ、その辺りは深く考えずに見ているとTAMRON SP AF 17-50mm F2.8 Di II LD Aspherical [IF] デジタル専用 ニコン用 A16Nが網に引っかかる。ズーム通してF2.8、最短撮影距離0.27m、計量・コンパクト、そしてコストパフォーマンスも高い(実売4万円弱)。ネット上の様々な情報を見ても、非常に評価の高いこのレンズ。本気で欲しくなってきた。

こうやって、人はレンズ沼にはまっていくのだろうな。

単焦点レンズの魅力

Nikon デジタル一眼レフカメラ D80 AF-S DX 18-135G レンズキット

Nikon D80を購入して、3ヶ月程経つ。購入後、二ヶ月くらいはNikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF)を装着して撮影していた。18~200mmという普段の撮影には必要十分なズーム範囲と、高性能なレンズ内手ぶれ補正の組み合わせは、とても実用的かつ身軽(若干重たいが)で、久しく一眼レフカメラで写真を撮っていなかった僕に、写真を撮る喜びと楽しさを思い出されてくれた。特に、D80の重厚で乾いたシャッター音は、その音と感触だけで、写真の出来上がり云々以前の満足感をもたらしてくれている。

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Nikon D80, Nikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF)
F3.5, 1/15s, ISO:560, Focal Length:18mm
ロンドン市街にて手持ち撮影

一眼レフで写真を撮る楽しさを思い出して、それが日常的になってくると、ズームレンズだけで写真を撮るのが物足りなくなってくる。昔、銀塩一眼レフで写真を撮っていた頃、仕事で撮るとき以外はほとんど常に単焦点レンズを装着して写真を撮るようになっていた。50mmでF1.2の明るい標準単焦点レンズを装着して、スナップを中心に、被写体に近づいて絞りを開け思いっきり背景をぼかしたマクロ的写真を撮ったり、絞ってカリッとした風景写真を撮ったり。自由に動ける環境では、標準レンズ一本でほとんどあらゆるタイプの写真を撮ることができることを体感しつつ、それによって、より写真を撮る楽しさに目覚めたように思う。また、標準レンズで写真を撮り続けることで、写真そのものの腕もかなり上達した。写真上達の一番の近道が、「標準単焦点レンズのみで撮り続けること」だと思うようになったのは、そういう経験を通してのことだ。

Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D

そんなわけで、Nikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF)という素晴らしく出来のいいニッコールレンズを差し置いて、Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2Dが僕の写真生活のメインレンズとなったのは、三週間ほど前のことだ。

35mmを選んだのは、銀塩一眼レフ換算で50mmに一番近いから。銀塩一眼レフ換算の50mmというのは一番人間の目線に近いというのも、魅力のひとつだと思っているので、迷わず35mmを購入。F2という絞り開放値も十分なスペック。画質は好みもあるかもしれないが、絞り開放で撮影しても自然なぼけ味がいい感じ。個人的には、少し絞ったほうが好みに合っているような気がする。

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Nikon D80, Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
F2, 1/20s, ISO:100

やはり、単焦点標準レンズでの撮影はすこぶる楽しい。F値も明るいし、D80の自動ISO感度調整をONにしておけば、室内での手持ち撮影もサクサクと撮れる。ISO感度が上がることによる画像の荒れは防げないが、個人的には画像が荒れてでも、ストロボなしで撮った写真のほうが好みだ。

また、「0.25m」という最短撮影距離も実はとても気に入っている。これは、レンズ先端から被写体までの距離ではなく光センサー面から被写体までの距離なので、相当寄れる。「写真は引き算」というのが僕の基本スタンスなので、思いっきり被写体に寄ることが出来るこのレンズは、僕の撮影スタイルにはうってつけのレンズだ。

というわけで、しばらくNikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF)の出番がなくなりそうだ。本当に良いレンズなので勿体ないが。素晴らしい手ぶれ補正機構のついたこのレンズをサブカメラとして使うのは、中村俊輔をスーパーサブとして常時ベンチに置いておくくらい悩ましく、そして贅沢だ。といっても、例えば幼稚園の運動会の撮影等、被写体に近寄れずズームレンズがどうしても必要な場合には、むしろこっちがメインになる。そういうシーンでの撮影もままあるので良しとしよう。あと、夜景を手持ち撮影したいときには、こっちのほうが適しているかもしれない。シャッタースピードを1/15に設定しても手ぶれ補正によって、3段ほど上のシャッタースピードで撮影しているようなものなので、実際手ぶれはほとんど防ぐことができる。↑に貼ったロンドン市街で撮影した写真もシャッタースピード1/15で手持ち撮影だが、ほとんどぶれていない。本当にいいレンズだ。

それでも、普段のメインはNikon Ai AF Nikkor 35mm F2D。やはり写真を撮る喜びや楽しみという点において、ズームレンズは単焦点レンズにかなわないものなのだ。単焦点レンズの魅力は尽きない。

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Nikon D80, Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D
F2.4, 1/30s, ISO:100

Nikon D80で写真を撮る喜びに浸る

Nikon デジタル一眼レフカメラ D80 AF-S DX 18-135G レンズキット

欲しくて欲しくてたまらないと言いつつ勿体ぶっていたデジタル一眼レフカメラ、Nikon D80をついに(というか、やっと)購入した。

あまり深く考えずにレンズキットを店頭で購入したのだが、レンズについて色々と調べているうちに、レンズ内手ぶれ補正付のNikkorレンズが無性に欲しくなってしまい、結局、レンズキットで本体と一緒に購入したレンズを下取りに出しつつ、Nikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF) ニコンDXフォーマット専用を購入してしまった。

銀塩一眼レフカメラを使っていた頃は、手ぶれ補正機能なるものは使ったことはなく*1、手ぶれしないようにシャッターを押す瞬間に息を止めたり、脇を締めて撮ったり、という写真撮影の基本を徹底することで、手振れを極力防いでいた。そんなわけで、カメラ側に手ぶれを補正させるなんていうのは邪道だ、とまで思っていた時期もあるくらい、そもそも手ぶれ補正という機能自体にあまり魅力を感じていなかったのだが、今回購入したこのレンズを使ってみて、考え方が180度変わった。

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手ぶれ補正すばらしい。しかも、レンズ内手ぶれ補正だと、ファインダーに写る画像にも手ぶれ補正がかかっているので、ただでさえ見やすいD80のファインダーがさらに見やすくなる。このレンズは4段補正というのがカタログ数値になっているが、その数値に偽りはない。

ファインダーの見やすさ、程よく乾いた重厚なシャッター音、グリップ、操作感、どれをとっても一級なD80+VR*2(手ぶれ補正)レンズを相棒とした写真撮影は、ことのほか楽しい。ただ記録したり、いい写真を撮ろうと意気込んだりするのではなく、写真を撮ることそのものに喜びを感じながら写真を撮るこの心地よさ。たまるか。

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読書を控える生活がもうしばらく続きそうだし、写真三昧な日々を送ろうと思っている。ただ、目を酷使しないために読書を控えているのに、デジタル写真をたくさん撮って、それをPCに取り込み、整理・加工して、っていうようなことをやってたら、結局目を疲労させることになるんじゃねーか、っていう突っ込みを自分自身に入れつつ、ほどほどにしなければ。

※本エントリー内で脈絡なく挿入されている写真は、D80で撮影したもの。@London Heathrow Airport。

*1:というか、そんな便利な機能付のカメラは存在していなかった、と思う。

*2:Vibe Reduction

あぐら犬

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 何を考えていたのだろうか。

 声をかけても全く反応せず、完全に瞑想状態に入っていたうちの子。

 齢8ヶ月にして、すでに達観しているかのようなこの姿。拝みたくさえなるようなこの姿。

 瞑想をしても、いつも雑念が渦を巻いている僕のような輩は、こういう姿勢を見習わなければならない。

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デジタル一眼レフが欲しくなってきた

一年半ほどコンパクトデジカメを使ってきたけど、最近急にデジタル一眼レフで写真を撮りたくなってきた。

今使っているコンパクトデジカメはこれ。

FUJIFILM FinePix F10 デジタルカメラ
FUJIFILM FinePix F10 デジタルカメラ

すこぶる調子よし。

けど、コンパクトデジカメだと、やっぱり写真を撮っている感はあまりなくて、「シャッターを押す」というより「スイッチを押す」って感じだ。その点、デジタル一眼レフは写真を撮っている感が強い。昔、ちょっとだけカメラマンをやっていた時期があり、そのときは一眼レフカメラをメインで使っていたが、やっぱりあの乾いたシャッター音がないと、写真を撮っている実感はなくなってしまう。

ちなみに当時メインで使っていたのが、Nikon F5。質実剛健で硬派なカメラ。かなり使い込んだ。あの重さ、シャッター音が懐かしい。

で、デジタル一眼レフ。やっぱりNikonに目がいってしまう。

この間、ビックカメラ有楽町で最近出たNikon D80の実物を触ってきたが、なかなかいい。というか、欲しい。

ああ、本当に欲しくなってきた。とりあえず、この本でも読んで、さらにもったいぶるとするか。

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写真は楽しいなあ

デジカメを買いました。

FujifilmFinepix F10。もの凄くいいデジカメ。

今現在、コンパクトデジカメでは最強カメラ。(超個人的意見)

何がそんなに最強かっつーのは、まあ色々あるんだけど、特に凄いのがバッテリーの持ち。フル充電で約500枚撮影可能。2,3日の旅行だったら、交換バッテリーとか充電器も不要でしょう。

あとは手ブレ補完としてISO感度が最高1600ってとこ。ISOがこんだけ高感度だと、部屋んなかでストロボなしで余裕で撮れる。お子の写真なんかもストロボなしで自然な感じで撮れるし。「高感度で手ブレ補完」っていう思想が他メーカーとは一線を画してます。いい。高感度でも十分な画質クオリティ。

とまあ、そんな最強カメラを手にしたもので、ガシガシ撮ってるわけだが、撮った写真を公開したり共有したりしたいもんだと思い、前から気になってた写真共有サイト『flickr』に登録。

http://www.flickr.com/photos/heydays/

この『flickr』がまたすごい。

世界中のユーザーの写真がみれるし、写真にコメント残したりできるし、もう本当楽しい。サイトを見てるだけでも楽しいけど、使ってみると更に楽しい。フリーのアカウントだとそんなに凄くないんだけど、有料のProアカウントにアップグレードすると、保存容量無制限(!)になります。

つっても月毎にアップロードできる合計容量が2GB(フリーだと20MB)っていう制限はあるんだけど。とはいえ、2GBつったら一枚の容量にもよるけど、一枚1.5MBとしても相当の枚数(約1,300枚)撮らないと使いきれない。実質無制限。撮ったまま圧縮せずにガンガンアップロードできるので、写真のバックアップストレージとしても最強。

というわけで、Proアカウント(2年:$47.99)を購入。(1年だと、$24.95)

Finepix F10もflickrもこれからガシガシ使い込んでくぞ、と。ああ、写真って楽しいなあ。