35mm単焦点レンズの魅力(参照)をツラツラと語った舌の根も乾かないうちに、ニッパチ通しの標準ズームも悪くないな、というか欲しくなってきてしまった。困ったものだ。
銀塩一眼レフで写真を撮っていた頃は、50mm標準レンズがメインレンズであったことは前に書いたが、それはそれとして、実は広角レンズも好きだったりする。35mm判換算で28mm辺りの画角が好みだ。当時は、28mmの交換レンズを持つ代わりに、リコー GR-1をセカンドレンズ兼セカンドカメラとして使っていた。やはり単焦点を使いたいっていう気持ちが強かったのだろうなと思う。
そんなことを考えていると、いつの間にか、AmazonでRICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALIIをショッピングカートに入れてしまうのだが、ここは一度踏み止まって、D80用交換レンズとして広角レンズを考えてみる。
単焦点レンズがいいとは言いつつも、広角側なら広角~標準くらいの幅をカバーした標準ズームと呼ばれるレンジのレンズがいいな、と思ってしまうのだ、これが。まあ、その辺りは深く考えずに見ているとTAMRON SP AF 17-50mm F2.8 Di II LD Aspherical [IF] デジタル専用 ニコン用 A16Nが網に引っかかる。ズーム通してF2.8、最短撮影距離0.27m、計量・コンパクト、そしてコストパフォーマンスも高い(実売4万円弱)。ネット上の様々な情報を見ても、非常に評価の高いこのレンズ。本気で欲しくなってきた。
こうやって、人はレンズ沼にはまっていくのだろうな。