Monthly Archives: June 2010

そうだ、Jリーグに行こう

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昨日のワールドカップ日本 vs パラグアイ戦終了直後の選手インタビューで、今回の熱いチームでキャプテンマークをつけた長谷部選手が、その人柄あふれるインタビューの最後にこんなようなことを言っていた。

「みなさんの応援が力になり、感謝してます。ほとんどの選手がJリーグでプレーしてるんで、足を運んで盛り上げてもらいたい」

あの熱い試合のあとに、悔しい思いが一杯のはずなのに、そして本人はドイツブンデスリーガで所属チームが優勝したときもレギュラーを張っているくらいの選手なのに、なかなか言えることではない。思わず、「すげー!かっこいい!!粋だよ!長谷部!」とTVに向かって叫んでしまった。

ワールドカップやオリンピックのときだけ盛り上がる、というのは日本の国民性な気もするけど、そんなことを言っていても仕方ない。Jリーグが盛り上がることがそのまま日本代表の実力アップに直結するし、日本代表の実力があがれば、4年後のワールドカップで今回のような熱い戦いをまた観ることができるかもしれない、そして感動することができるかもしれない。

そうだ、Jリーグに行こう。TVのなかだけではなく、生で今回のワールドカップに出場した選手たちを観ることができるのだから。気軽に。お金だってそれほどかからない。Jリーグは海外サッカーとくらべてレベルが低い、なんてTVを観ながらえらそうに言っておきながら、ワールドカップのときだけ熱くなるってのも、何だか格好悪い。

といわけで、7/14から再開するJリーグを、みんなでこぞって観に行こう。そうしよう。今回の日本代表選手はもちろん、Jリーグにだって凄い選手はたくさんいる。僕たちが知らないだけ、というか知ろうとしないだけだ。

僕は、やっぱり浦和レッズが好きなので、まずはそこから。

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サッカー日本代表ベスト16で姿を消す。そしてワールドカップは続く。

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ベスト8をかけたパラグアイとの一線で、両チーム無得点のまま延長線を終えてPK戦で負けるという、まさに惜敗という形でサッカー日本代表の2010南アフリカワールドカップが終わった。

大会前にはあれだけ叩かれて期待されていなかった日本代表が、日本中が熱くなるような戦いを見せてくれた。もう誰もこの2010南アフリカワールドカップを戦った日本代表を悪くいうやつはいないはず。

僕自身、大会が始まる前は日本代表に全然期待していなくて、それでも世界中の強豪国が本気で戦うという4年に1度のワールドカップを楽しむからいいや、なんて思っていた。けど、今日日本が負けてしまって泣くほど悔しくて、何だか若干燃え尽き感・・・。実際、PK戦という心臓に悪い戦いを観てしまうと、かなり疲れる。

と、そんなことを言いつつ、もうすぐ始まるスペイン対ポルトガルというベスト8の最後の1枠をかけた戦いが楽しみで仕方ない。寝不足覚悟で観る価値のある試合なので、日本対パラグアイ戦の興奮を引きずったまま、このまま起きて欧州の強豪国同士の戦いを観るつもりだ。スペインを応援しながら。

そしてベスト8以降の試合は、本当に面白くなる。試合数は残り少なくなってきたけど、まだ楽しめる。

サッカーって本当にいいもんですね。

今回のおみやげは、絵本

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海外出張に行くと、家族におみやげを買ってくる。定番はチョコレートだったり、ワイン等のお酒だったり。あとは、行く国によっては、そこで訪ねた名所でのおみやげだったり。

んで、今回のおみやげは、絵本。以前も、特にアメリカ出張のおみやげとして英語の絵本をおみやげとして持ち帰ったこともあって、これは家族へのおみやげという意味合いもあるけど、僕自身が絵本好きというのもある。

犬を飼っているということもあるからかもしれないけど、犬に関係する絵本を手に取る事が多い気がする。今回の絵本も犬関連の話。内容もあるけど、絵が素敵で引き込まれる作品。

日本人の絵本作家の作品なので、日本語版もある。絵本好きなら、要チェック。

ともだちがほしかったこいぬ
ともだちがほしかったこいぬ

亜熱帯の国ニッポンに帰国した

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今日、1週間のサンフランシスコ出張から帰国。

涼しく、カラッとして過ごしやすかったサンフランシスコからの帰国なので、成田に到着して飛行機を出たとたんにむあっとジメジメした空気にやられてしまった。1週間の出張中ほとんど汗をかくことがなかったのだけど、すぐに汗がにじみでてきて自分の中の不快指数がぐっとあがる。日本の夏はホントに亜熱帯と言っていいくらいになってきたなあ、と改めて実感。

まあ、そんなこといいつつも、やっぱり日本に帰ってくると安心する。嫁さんが成田に迎えにきてくれて、それでまず気持ちがふっと安心するし、帰宅してみんなと会うと、また和む。食事はやっぱり日本が一番おいしいし。うん。

さて、日本に帰ってきたというわけで、決勝トーナメントに突入したサッカーワールドカップは平日でも生放送で観ることができるのが嬉しい。寝不足は覚悟のうえで。サンフランシスコ滞在中は、朝〜昼過ぎにかけての時間帯に試合があったので平日は観れないことが多く(日本対デンマーク戦は何とか生放送で観ることができた)、結構好カードを観ることが出来なかった。決勝トーナメントに入ると、どの試合も見逃せない試合になる。寝不足上等で楽しもう。

何はともあれ、帰国してほっと一息な日曜日。ゆっくりと過ごした。いいことだ。

原作もドラマ版も、どちらも最高傑作 – 『ルパンの消息』 (原作)

ルパンの消息 (光文社文庫)
ルパンの消息 (光文社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人―。警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。当時、期末テスト奪取を計画した高校生三人が校舎内に忍び込んでいた。捜査陣が二つの事件の結び付きを辿っていくと、戦後最大の謎である三億円事件までもが絡んでくるのだった。時効まで二十四時間、事件は解明できるのか。

Amazon.co.jp: ルパンの消息 (光文社文庫): 横山 秀夫: 本

前回の出張時の機内で観た『ルパンの消息』の原作本を先日何げなく立ち寄ったブックオフで買っていたので、今回の出張で持ってきていた。今回からiPadを機内に持ち込むので、iPadのコンテンツを充実させていたのだけど、行きの飛行機でこの『ルパンの消息』原作本を読み始めてしまったら、一気に引き込まれてしまって結局一気読みしてしまい、iPadに入れておいた電子書籍等をほとんど読まなかった。iPadに入れておいた映画(DVD)は1本だけ観たけども。

で、『ルパンの消息』原作本。これまた、最高に面白い。ドラマ版も最高だったけど、原作もすごい。最高。

内容がすごいのに加えて、原作とドラマ版で微妙に、だけど核心部分で異なる内容になっているのだけど、どちらも完璧な構成になっていて、どちらの構成も面白くて唸ってしまう、というのがまたすごい。原作の全体的な流れやその作品からにじみ出ている雰囲気を踏襲しつつ、微妙に内容・構成を変えているというドラマ版が巧みなんだなと思う。

原作とドラマ版、どちらを先に読んでも/観ても楽しめるし、どちらかだけでも十分。それぞれが完璧でシャープで、奥の深いミステリーなので。

いやしかし、本当に素晴らしい作品だ。『ルパンの消息』。まだ読んでいない/観ていない人には、手放しでお勧めできる最高のミステリー作品。もしつまらなかったら、お金を払ってもいいくらい、自信を持ってお勧めできる。うん。

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ルパンの消息 [DVD]
ルパンの消息 [DVD]

初のメジャーリーグ観戦 in San Francisco

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アメリカには、以前はロサンゼルス、最近ではサンフランシスコに出張でよく来ていて数週間滞在することもあったのだけど、これまでメジャーリーグの試合を観に行ったことがなかった。行くチャンスは何度かあったような気もするけど、何かタイミングを外していたんだな。

んでもって、今日、ついに初のメジャーリーグ観戦に行ってきた。San Francisco Giants 対 Boston Red Sox。Red Soxには日本人選手がいるので観れるかも、と期待していたのだけど、今日は登場しなかった。残念。

まあ、それはいいとして、メジャーリーグ。やっぱり何というか、日本のプロ野球観戦とは空気や雰囲気が違うなあ、と。スタジアムが単純にでかいから、というのもあるけど、何だか全体的に迫力がある。野球そのもの、もそうだけど、何というか、全体的に。

それと、日本よりも自由な雰囲気が漂っていたかな、と。日本でも何度かプロ野球観戦に行ったことがあるけど、どちらのチームにもきちんと組織だった応援団がいて、各選手ごとの応援ソングを都度演奏して、みんなで盛り上がって、という感じだけど、今日観た限りではメジャーリーグにはそういう組織だった応援団はいなくて、みんなそれぞれが熱いファンで、好き勝手に応援している、という感じ。そして、盛り上がる場面では、自然にスタンディングになって盛り上がる。あと一球で3アウトを取るときとか。個人的には、こっちの雰囲気のほうが好き、かなあ。まあ、そもそもそんなに野球ファンではないので、よく分かっていないのかもしれないけども。

まあ、あとは今日観戦した場所が特別だった、というのもある。普通の席ではなく、スイートフロアにあるルームを会社で借りて、そこでフリードリンク、フードを楽しみながら、屋内とそのルーム専用の屋外観戦席でゆっくり観戦できたので。スイートフロアは結構上のほうにあるので、選手は遠いのだけど、ただ野球を楽しむ、というよりも、みんなでワイワイ食事や会話を楽しみながら観る、というものだった。なので、普通の野球観戦とは違うので、日本で経験してきたそれと較べるのはちっと微妙かもしれない。うん。ただ、組織だった応援団がいない、というところは、個人的には結構いいかな、と思うけども。

そんなわけで、初のメジャーリーグ観戦を、滅多に体験できないスイートフロアで観る、という贅沢を味わったのだった。

そして、明日帰国。これから、パッキングをしなきゃだ。

決勝トーナメント進出!

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もう、本当にごめんなさい。

大会前は、日本代表のサッカーに期待が持てず、ほぼ諦め気分だった。それが、初戦のカメルーン戦に勝利して、そして予選リーグ最終戦まで可能性を残して戦うことが出来るようになる、という正直思いがけない展開になった。オランダにはさすがに勝てなかった、けど、大会前は何だかぱっとしなかった日本代表が見違えるようにアグレッシブなサッカーをするようになってきていて、今日のデンマーク戦では本当に熱いサッカーをしていた。

こんな日本代表が観れるとは・・・。大会前に全然期待していなくて、ホント、ごめんなさい。

そして、会心の勝利。

本田の無回転FKと、遠藤の美しい軌道を描いたFKは、今大会のFK決定率の低さから考えても、かなり世界を驚かせただろうし、岡崎もあの場面できちんと冷静に決めていた。岡崎へのパスを出した本田のプレーは、立派にワールドクラスといえるものだった。もちろん、得点を決めた選手以外も、全員がアグレッシブなプレーで一歩も引いていなかった。

そして何より、熱い気持ちが画面からもひしひしと伝わってきて、観ていて本当に興奮した。僕の中では、カズやラモス、柱谷が中心だったあの「ドーハの悲劇」のときの日本代表が、実力云々よりもその気持ちの熱さで、ナンバー1だったのだけど、今の日本代表はあのときの代表に迫るくらい、熱い、と思っている。

いやしかし、本当にすごい。感動。ありがとう、サッカー日本代表。この勢いで、決勝トーナメント一回戦パラグアイとの試合に勝って、もっともっと世界を驚かせてほしい。

どうやって日本対デンマーク戦を生で観るか、それが問題だ。

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シリコンバレー滞在2日目。

昨日、ホテルに到着後、あまりの眠さに夕方4時に寝てしまって、夜中に起きてしまったら時差ぼけがきつくなるかなあ、なんてちっとだけ心配しながら寝たのだけど、起きたのは翌朝6時だった。14時間も、深く眠ってしまった。こんなに寝たのは久しぶりだ。起きたら腰が痛くなっていたくらい。長旅の疲れもあったのだろうけど、ここ最近の慢性的な寝不足(ワールドカップ観戦が主な要因)も重なって、こんだけ眠ることが出来たのかな、と勝手に自己分析。

ただ、まあ、不思議というか、ややこしいもので、こんだけ寝たからと言って、寝不足感が解消されるわけでもなく、時差ぼけが軽くなるわけでもなく。いつものごとく、時差ぼけはきつくて、頭がぼーっとしていて、んで、眠いのである。一日中。

そんなわけで、今日もさっさと寝ようと思っているのだけど、サッカー日本代表の大事な予選リーグ最終戦である対デンマーク戦を、サンフランシスコ滞在中にどうやって観てやろうか、考えてるとなかなか眠れなくなったりもする。日本時間で6/25の深夜3時半キックオフ、アメリカ西海岸時間だと6/24の午前11時半で、しかもその時間帯にはミーティングの予定が入っているので、ライブで観れない可能性は高いのだけど、何とかどうにかして観たいのである。何とかならんもんかな、ほんとに。というか、何とかしよう、うん。

日本がデンマークに引き分け以上の結果を残せるかは、楽観視出来るような状況ではないけれど、けど前向きに思いっきり応援したいところだ。韓国はそのアグレッシブなサッカーで決勝トーナメント進出を決めたし、日本もアジア勢として後に続きたいところだ。

眠い初日

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もーーーれつに眠い。眠い。眠い!

6/21(月)夕方に成田を発ち、サンフランシスコに到着したのが同日の午前。9時間半のフライトで、ほとんど寝なかったので、このエントリーを書いているいま、ものすごく眠くなっている。

ここ最近の出張では時差ぼけがひどいので、なるべく時差ぼけを緩和するためには、変な時間に寝ない、というのが大事だと思っているので、いまどんなに眠くても、我慢して起きていたほうがいいんだ。

と、言いつつ、今日のこの眠気は何をしても取れない、どころか、どんどん強くなっていく。こうやってエントリー書きながら、落ちてしまうくらい。ここまで眠くなることも珍しいので、これはもう身体がとにかく睡眠を欲しくて欲しくてたまらんのだな、ということで、もう後先考えずに今日はもう寝ることにする。なるようになる。

そんなこんなで、シリコンバレー滞在1日目は終了。眠い。