Category Archives: Camera

SIGMA DP Merrill関連ニュース / カメラグランプリ2013 カメラ記者クラブ賞受賞 + キャッシュバックプログラム期間延長

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SIGMA DP3 Merrill, F2.8, 1/60s, ISO:200, Monochrome

SIGMA DP Merrillユーザーとしては嬉しいニュースが。

DP Merrillが「カメラグランプリ2013 記者クラブ賞」を受賞。おめでとうございます!

SIGMA DP1 Merrill、DP2 Merrill、DP3 Merrill
同社のフラッグシップ・デジタル一眼レフ機、SD1 MerrillのFOVEON×3センサー(約4600万画素相当)をコンパクトなボディに搭載、各機とも専用設計のレンズとの組み合わせにより、中判カメラに匹敵するかのような高精細画質を実現した。いわゆる「高級コンパクト」が各社から数多く登場した年であったが、焦点距離の違う3つの単焦点レンズによる画角ごとの最適化と画質の追求という、他社に類を見ない孤高の命題に挑んだ点を評価し、“シリーズ”として「カメラグランプリ2013 記者クラブ賞」に決定した。

SIGMA 35 mm F1.4 DG HSMとDP Merrillシリーズがカメラグランプリ2013部門賞を受賞|株式会社シグマ

選考理由にある「焦点距離の違う3つの単焦点レンズによる画角ごとの最適化と画質の追求という、他社に類を見ない孤高の命題に挑んだ点を評価」というのが、Merrillユーザーの僕もまさにそこがMerrillに惚れ込んでいる理由のひとつなので、なんだか嬉しいもので。

そして、この「カメラグランプリ2013 記者クラブ賞」受賞を記念して、「SD/DPスペシャルキャッシュバックプログラム」を当初6/2までだったのを、7/31までに、約2ヶ月弱延長した、とのこと。

 この度、株式会社シグマ(代表取締役社長:山木和人)のコンパクトデジタルカメラSIGMA DP1 Merrill、DP2 Merrill、DP3 Merrillがカメラグランプリ2013の部門賞「カメラ記者クラブ賞」を受賞致しました。この賞の受賞を記念し、現在実施中の「SD/DPスペシャルキャッシュバックプログラム」の期間を2013年7月31日(水)まで延長致します。

「SD/DPユーザー様スペシャルキャッシュバックプログラム」期間延長のお知らせ|株式会社シグマ

僕はすでにDP2 Merrillを買ったそのすぐ後に、DP3 Merrillを買っていてそこでキャッシュバック済み。DP1 Merrillをキャッシュバック使って買うかどうかは…、んん、まだ悩み中。

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「GR 体感&トークライブ」備忘録 その1 / 「GRの新しい世界」(赤城耕一氏)

週末に行ってきた「GR 体感&トークライブ」では、トークライブを午後の部で全部聞いてきたので、3回に分けて、備忘録的に書いておくことにする。

GRの新しい世界(赤城耕一氏)

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「GRの5つの主な特徴」として以下5点を軸に話されていた。

  1. GR 史上最高のレンズ性能
  2. APS-Cサイズ撮像素子搭載で世界最小
  3. 快速レスポンス
  4. より多彩な表現力と快適な操作性を備えている
  5. カスタマイズサービス

用意されたスライドには、実際に赤城先生がGRで撮影した作例も挟まれていて、GR LENSの良さや、APS-Cとなったセンサーサイズ、新しくなった画像処理エンジン、ローパスレス、といったような、GRD IVからGRとなって進化した部分が非常によく分かる内容だった。

それと時折GRとGRD IVはそれぞれに良さがあるので、買い替えではなく買い増しして、両方使った方がいい、ということも話されていた。

両者の分かりやすい違いとしては、センサーサイズ(GR = APS-C、GRD IV = 1/1.7)や、F値(GR = F2.8、GRD IV = F1.9)、最短撮影距離(GR = 10cm、GRD IV = 1cm)といった部分もあるけど、赤城先生がトークの最後で強調していた実焦点距離の違い、というのが実のところ特に大きな違いで注目すべきところ。

GR、GRD IVともに35mm換算値で28mmの焦点距離ではあるが、GRD IVの撮像素子は1/1.7型で実焦点距離は6.0mm、撮像素子がAPS-CサイズとなったGRの実焦点距離は18.3mm。実焦点距離が長い方が被写界深度が浅くなるので、APS-CサイズとなったGRのほうがより背景がボケることになるが、パンフォーカス(画面全体にピントが合っている)的な写真を撮るには、実焦点距離が短く被写界深度が浅いGRD IVのほうが向いている。

「センサーサイズが大きい = よくボケる」という言い方がされることもあるとは思うのだけど、実際のところはセンサーサイズの違いそのものがボケ具合に影響しているわけではなくて、35mm換算値で同じ焦点距離を出すには、センサーサイズが小さい方が実焦点距離が短くなり、大きい方が実焦点距離が長くなる、なので、35mm換算値で同じ焦点距離でもセンサーサイズが大きくなるにつれ、実焦点距離も長くなる = よくボケる、ということなわけで。

この辺りの話ってあまり意識したことがなかったのだけど、GRD IVからGRの進化のなかでも、赤城先生が強調していた「センサーサイズが1/1.7(GRD IV)からAPS-C(GR)に大型化」され、それに伴い「レンズの実焦点距離が6.0mm(GRD IV)から18.3mm(GR)に長くなった」というのはやはり非常に大きな変化だなあ、と改めて感じたのだった。

そして、こういった変化を踏まえたうえで、GRのほうがGRD IVより良い、という話ではなく、赤城先生曰く、それぞれに良さがあるので、両方使ったほうがいい、と。

そして、このトークを聞いたあとにGRD IVもやっぱりいいよなあ、価格も3万円台になって買いやすくなってるし、SIGMA DP1 MerrillでもGRでもなく、GRD IVを広角側スナップ兼何でも撮れる(=じゃじゃ馬なSIGMA DP Merrillだとうまく撮れそうにない場面でもちゃんと撮れる)常用カメラとして使う、というのも全然ありだな、と思ったりしてしまった。1/1.7型CCDの撮像素子を搭載したGR DIGITALとして最後のモデルとなったGRD IV、なんか所有欲にかられてしまうのは僕だけか。そうか。

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ほぼ日メリル – キャラメルハニーパンケーキ

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SIGMA DP2 Merrill, F3.5, 1/80s, ISO:200, +0.7EV

今日のほぼ日メリル写真はどれにしようかな、と選んでるときにこの写真を見てしまった夜11時過ぎ。

デニーズのキャラメルハニーパンケーキ。随分と美味く撮れたなあ、と。うまかったなあ。ほんと、うまかったなあ。

ああ、こんな時間に甘いものが食べたくなってしまって、いかんともしがたい。

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ほぼ日メリル – 「かっぱ橋道具街」散策写真からの一枚

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SIGMA DP3 Merrill, F4.5, 1/800s, ISO:200

ゴールデンウィーク中の合羽橋散歩で撮った一枚。Merrillらしい空気感が撮れたなあ、と自己満足。あとやっぱり逆光写真が面白い。

街そのものの雰囲気ももちろん、料理道具や食器、陶器、などなども多くて、合羽橋のフォトウォークはなかなか楽しい。写真を撮らなくても、楽しい街だけどね、もちろん。うちもこの日は食器買ったり、キッチン用品買ったりして楽しんだ。

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「GR 体感&トークライブ」で『GR』を体感してきた

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一昨日土曜日に開催された「GR 体感&トークライブ」。土曜日は午前中に用事があったので、午後から行こうと思っていたのだけど、雨だし、何だか午前中はすごく混んでるような感じだったし、でちょっと迷いつつ、やっぱり『GR』を触ってみたい、という思いは止められず、行ってきた。

» GR体感&トークライブ|PENTAX RICOH IMAGING

15:30くらいに会場に到着。午前中はかなり混雑していたようだけど、GR体感コーナーも午後はそこまで混んでいなくて、特に並んだりすることもなく、GRをゆっくりと体感することができた。

GR LENSの良さは折り紙付きだし、センサーサイズもAPS-Cになっているし、会場で展示されていたサンプル写真やネット上で既にレビューされている記事のサンプルを見ていたりして、その画質はもう言わずもがな、というか言うことなし、というところで、そのとんでもない画質を、ポケットに入ってしまうこれだけコンパクトなカメラで撮れてしまうということ、そして右手だけでサクサクと操作できるその操作性や各ボタンの押し感とかボディの質感とかそういったものを全部ひっくるめたカメラとしての使いやすさは、もう唯一無二。文字通り「最高のスナップシューター」。

画質の良さももちろんだけど、それよりもこの携帯性、使いやすさこそGRをGRたらしめていると個人的には思っているので、今回親指AFが追加されたりもして操作性がさらに向上していて、起動、AF速度、終了、といったどの動作も全て速くなっている今回のフルモデルチェンジされた新生『GR』は、正直買わない理由を見つけるのが難しい。

SIGMA DP2 Merrill、DP3 Merrillを買って、広角用としてDP1 Merrillか、GRかどちらかを買う、ということは元々考えていたことではあったのだけど、ちょっと落ち着いてひとまずDP2 MerrillとDP3 Merrillのコンビ + これまで持っていたカメラで写真生活を楽しんでいこうと思っていたところに、『GR』を触ってしまったことで、また火がついてしまった。とはいえ、まだ迷ってるところがあるので、その辺りについては別にまた悩みエントリーを書く、かもしれない。

ところで、会場にいた他の来場者の方達はGR DIGITALを持っている人がやっぱり多かった(Merrillを持っている人は見かけなかった。GRのイベントなので当たり前といえば当たり前だけど)。GRには根強いファンが多いんだなあ、と実感。モデルチェンジされている度に買っているファンもいると思うし、そうじゃないとしても、買い替えるときにはGRからGRに買い替える、という人も多いのでは、と思う。基本的なコンセプトやデザインはフィルムカメラの「GR1」から一貫していて、そこにまた魅力があるんだよなあ。個人的には「GR1s」を当時は愛用していて、大げさじゃなく肌身離さず、どこに行くにも持ち歩いていた。このあたりのGRに対する思い入れとかは、トークライブでも感じたので、その辺はまた次のGR関連エントリーで書いてみたりしようと思う。

See also

» GR|PENTAX RICOH IMAGING
» GR SPECIL SITE

RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー搭載
» RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー搭載

ほぼ日メリル – 合羽橋で撮った夕焼け

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SIGMA DP3 Merrill, F7.1, 1/640s, ISO:200

ゴールデンウィークに合羽橋方面にちょっと用事があったので、せっかくなんで「かっぱ橋道具街」を散策した。ゴールデンウィークなのに、というかゴールデンウィークだから、なのか、休みのお店が多くて、それはそれでいいかなあ、なんて思いつつ撮った、夕焼け。

» 料理道具・食器・厨房設備・製菓用品・陶器・漆器・包装用品・ショーケース・家具・サンプル・白衣・業務用食材 – 満足道具のあふれる街 『 かっぱ橋道具街 』

この日は50mm(35mm換算 75mm相当)のDP3 Merrillを持っていったのだけど、やっぱりこの焦点距離は面白い。これまで、散歩/ストリートスナップは、広角(35mm換算24mmくらい) 〜 標準(35mm換算50mmくらい)あたりの焦点距離で撮ることが多かったので、中望遠の35mm換算75mmはこれまでとはまた違う距離感で撮り歩いてても面白いし、出来上がりもまた面白い。

あと、合羽橋といえば、やっぱりニイミさんというわけで。

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SIGMA DP3 Merrill, F5.0, 1/320s, ISO:200, +1EV

» コックさんもバーテンさんも電話もニイミ(213) – かっぱ橋道具街

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【ほぼ日メリル】メリルで我が家の犬を撮ってみる(DP3 Merrill編)

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SIGMA DP3 Merrill, F2.8, 1/30s, ISO:200

» 【ほぼ日メリル】メリルで我が家の犬を撮ってみる | hey hey heydays*

↑のエントリーではDP2 Merrillで我が家の犬(フレンチブルドッグ)を撮ってみたけど、今度はDP3 Merrillで我が家の犬(ブルドッグ)を撮ってみた。

前回は外(日陰)での撮影、で今回は家ん中。手持ちで、かつローアングルで撮ったけど、手振れはほとんどなしで撮れたかな、と。

こうやってビシっと撮れたときのMerrillの描写力は本当にすごいな、と思う。あと、個人的にはその描写力ももちろんだけど、Merrillで撮れるこの空気感や、ペットを撮ったときとかの佇まい感とかが、もうほんとお気に入り。

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【ほぼ日メリル】FOV Classic Blueな夕暮れ時

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SIGMA DP2 Merrill, F2.7, 1/40s, ISO:400, FOV Classic Blue

この写真を撮ったのが、夕暮れ時、夜7時前。それを、カラーモード「FOV Classic Blue」で現像してみた。

「FOV Classic Blue」については、シグマの山木社長がTwitter(@KazutoYamaki)で説明されています。

かなり深い感じの青になるなー。

モノクロといい、このFOV Classic Blueといい、撮影後の現像が思っていた以上に楽しい。

DP2 Merrill/DP3 Merrillで、その辺りを歩きながら気になった光景を気軽に(といっても、手ぶれやら露出やら、色々と意識はしているけど)RAWで撮影して、後でゆっくり写真を選んで、じっくり現像する、というのが楽しい今日この頃です。

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SIGMA DP2 Merrill、DP3 Merrillにグリップをつけてみた

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SIGMA DP2 Merrill, F3.2, 1/320s, ISO:200, Monochrome

SIGMA DP Merrillシリーズの四角くてシンプルなボディデザインは嫌いではないのだけど、いかんせんグリップ感が良くない。

▼一応、右手の指が当たる部分には、ブツブツがあるにはあって、これでほんのちょっとグリップ感がよくなっている気がしないでもないけど、やっぱり心許ないわけで。

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Nikon D80 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D, F2.0, 1/30s, ISO:800, -2/3EV

というわけで、グリップ感をあげるために色々と調べてみて、グリップ付きの革製ケースだったり、樹脂製やアルミ製の割としっかりしたグリップだったり、と色々とあるのだけど、それなりの値段がするものばかり、というのと、出来るだけDP Merrillの「四角さ」を維持したいな、ということで、両面テープで貼付けるタイプのシンプルなグリップ「フリップバック」のカメラグリップを購入した。

» flipbac
» flipbac / グリップ

G1, G2, G3, G4と4タイプあるなかで、購入したのは「G4」。裏側の凹んでる部分が、ちょうどDP Merrillのブツブツのところに被さるので、しっかりと貼付けられる。

» flipbac / グリップ — あなたのスタイルを選んで下さい

DP2 Merrill、DP3 Merrill、両方につけたかったので二つ購入。

フリップバック カメラグリップ G4
» フリップバック カメラグリップ G4

▼貼付けるとこんな具合に。

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Nikon D80 + Nikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF), Focal Length: 50mm, F4.8, 1/15s, ISO:1600, -2/3EV

このグリップをつけて数日使っているけど、撮影時のグリップ感は思いのほか上がっていい感じだし、カメラバッグから取り出す際もグリップに指が引っかかって扱いやすくなった。3Mの両面テープが使われていて、しっかり固定されているけど、耐久度はしばらく使ってみないと何ともいえないところかな。まあ、特に問題ないかな、と思う。

DP Merrill用のアクセサリーは充電器とか液晶保護フィルム以外では、このグリップと、あともうひとつ、水平を出すための水準器を購入しているのだけど、そちらについてはまた別のエントリーで書く(予定)。

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