SIGMA DP3 Merrill, F5, 1/200s, ISO:200, Monochrome
SIGMA DP2 MerrillとDP3 Merrillでは、そのポテンシャルを最大限発揮するためにRAWで撮影している。SIGMAのRAWフォーマット(X3F)は、ぼくが写真管理、RAW現像ソフトとして使っているAdobe Lightroomでは対応されていないので、SIGMAから提供されている専用のRAW現像ソフト『SIGMA Photo Pro』を使ってRAW現像をして、JPEGかTIFFに書き出して、Lightroomに取り込んで、Flickrにアップする、というフローがどうしても必要になる。
※RAW+JPEGで撮影して、そのJPEGをそのまま使う、ということも出来るけど、そこは好みの問題というか、Merrill使っている以上はこだわりたいというか、せっかくだからRAWで撮ったものを専用ソフトで現像して、手間がかかったとしてもなるべくオリジナルから画質が劣化しないようにしたい、と思っている。この辺りの手間が面倒と感じたり、とにかく手軽に撮って、取り込んで、Flickrにアップしたい、ということであれば、そもそもMerrillシリーズじゃなくても良いわけで。
で、この現像ワークフローの中核をなす『SIGMA Photo Pro』の動きが、うちの環境だと結構遅いので、手間はいいけどそこは何とかしたいなあ、Mac買い替えちゃうかあ、どうしようかあ、という悩ましい話をただ語ってるのが今回のエントリー。
SIGMA DP3 Merrill, F5, 1/100s, ISO:100
現在の環境
MacBook Air 13-inch(Late 2010)と、iMac 21.5-inch(Late 2009)を普段使いしているけど、MacBook Airは外出時やちょっとリビングで調べもの、とかそういうとき用で使っていて、スペック的にもRAW現像には適していないので、iMacのほうで写真管理、RAW現像を行っている。
iMacのスペックはこんな感じ。昨年7月にメモリを12GBに増設した。
HDDは1TBのものを積んでいるのだけど、いまはその85%くらいは使っていて(その半分近くは写真データ)、残容量は概ね160GBくらい。MerrillのRAWファイルは、一枚50MB前後とかなりファイルサイズが大きく、iMacのHDDに保存するとあっという間に残容量がなくなってしまう。なので、Time Machineでのバックアップ用に使っている外付けのHDD(2TB)に”Pictures”というフォルダを作って、そこで「機種 / 日付」という階層で保存している。
SIGMA DP2 Merrill, F4.5, 1/500s, ISO:200
何が問題か
「SIGMA Photo Proの動きが遅い」、と↑で書いたけど、何がどう遅いかというと、もう全体的に遅い。
ファイルの読み込み、閲覧がまず遅い。ファイルの読み込みにも時間がかかるし、ある日付フォルダ内に数十枚のX3Fファイルが保存されている場合に、下の方にスクロールさせると読み込み中に固まってしまったり。
そして、まとめて現像、ではなくて、じっくりと現像したい、と思う写真を開いて、色々と現像処理(ホワイトバランス調整、露出調整、ハイライト調整、ノイズリダクション、等々)をしていても、何か変更するたびにそれが画像/画面に適用されるまでに結構待たされる。微妙な調整をしたいときとか、変更のたびに待たされるので、気長にやるしかない。
で、こういった状況は、まあ本当に気長にやっていけばギリギリ我慢できる範囲かな、と思いつつも、Merrillで撮った写真をもっとたくさんじっくりと現像したい、という思いも日に日に強くなってきているので、すぐに買うかどうかはひとまず置いといて、自宅のRAW現像/写真管理環境をリニューアルするとしたら、どういうオプションがあるのか、というのをここ数日悶々と考えているわけです。
SIGMA DP2 Merrill, F5.6, 1/200s, ISO:200
iMacか、MacBook Pro Retinaか、あるいはMac miniか
悶々と考えている、と言いつつ、オプションはそんなに多くないわけで。
- iMacを買い替える。現iMacは売る。MacBook Airは引き続き使う。
- MacBook Pro Retinaに統一する。iMacは売る、か一応他の用途(音楽管理とか)で使う。MacBook Airは売る。
- iMacをMac miniに置き換える。iMacは売る、か一応他の用途(音楽管理とか)で使う。MacBook Airは引き続き使う。
Facebookでも友達と少し意見交換をしたりして、今日の時点では、(1)がいいかな、と考えているところ。Merrill写真をRetinaで見たい、という気持ちも割とあるので、(2)もかなり有力候補だけども。(3)は、ディスプレイも追加で買う必要があるとはいえ、それでもコスト的には一番買いやすいので悩みどころだけど、せっかくなので向こう数年間というスパンで長く使っていけるよう、よりハイスペックなMacを買っておいたほうが、長い目でみるとコストパフォーマンスもいいのかな、というわけで、(3)は候補からは外そうかな、と思っているところ。
SIGMA DP3 Merrill, F4, 1/1000s, ISO:200
というわけで
いずれにしても、自宅のRAW現像/写真管理環境のリニューアルはしたいなあ、と思っているので、遅かれ早かれ、というところだけど、もう少し待てばiMacやMacBook Proのバージョンアップ(多分デザイン刷新等のメジャーではなくて、スペック強化等のマイナーバージョンアップになるとは思うけど)の話も出てきそうな感じもしているので、その辺りを待ちつつ、Merrill写真RAW現像を気長に楽しみつつ、もう少し悶々としようかな、と。
SIGMA DP3 Merrill, F6.3, 1/400s, ISO:200, Monochrome
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