この間「寒暖の差が最近激しすぎる」なんてことを書いたのだが、そのエントリーのなかで「今年はもう桜の季節が過ぎて、既に春なんだ」ってなことに触れた。
桜の見頃というのは大体1週間程度なので、「どこで花見しようか」などと話しているうちに、桜が散り始めてしまう。今年はまさにそんな感じで、結局まともに花見をしないで、桜の季節が終わってしまった。
そんななかでも、桜満開な日に買い物に出かけたときに、歩道橋から手が届く位置の桜を写真におさめることができた。青空だったら、もっといい写真、というか、「らしい」写真になったと思うのだけど、曇空をバックに撮った桜というのも、ピンクと言うよりもその白さが際立って、結構悪くないもんだな、と思ったりした。
例年だと、桜が散り始める頃に本格的に春が始まり、少しずつ暖かくなり、1年のなかでも特に過ごしやすい時期になる。けど、今年は違ってる。桜の季節のあとも、東京でも雪が降ってもおかしくないくらいに冷え込んだり、半袖でも問題なく過ごせるくらい暑くなったりと、なかなか過ごしやすい天候で快適な一日、というのがない。びっくりするくらい、ない。
「今年は異常気象だ」ってなことをここ数年毎年言われているような気がしないでもないのだけど、今年のこの時期の天候の移り変わりとその振れ幅は、まさに「異常気象」だなと感じている。
この「異常気象」はいつまで続くんだろか。もうそろそろ、この辺でよいのではないかな、うん。