つまり、「静かにしなさい」という注意の仕方は、子供をしゃべらない性格にしてしまう恐れがあるのだ。 では先生はどのように注意すればいいのか。それは、 「聞いてください」 である。「聞いてください」と注意すれば、
- 子供は「どのようにすればきちんと聞けるか」を考え、
- 「自分がしゃべっていると相手の話が聞こえない」と気づき、
- 「相手の話を聞くときはしゃべらない」という習慣が身につく
という学習ができるのだ。「静かにしなさい」だけでは、しゃべらなくなっても話を聞いてくれるようになるとは限らないし、「しゃべることは良くないこと」だと刷り込まれる可能性がある。
これは、納得。
子ども英語クラスでも、がやがやしているとどうしても「静かに!(Please be quiet!)」と言ってしまいがちだが、それよりも、「聞いてください!聞きなさい!(Please listen to me!)」と言うようにしていこう。