奥が深い照明リフォーム

頭がよくなる照明術 (PHP新書)

来月引っ越す先のマンションは、築32年。色々な事情があって、これだけ古い賃貸マンションに引っ越すことになったのだが、賃貸でできる範囲のリフォームをして、リラックスできて居心地のいい家にしようと、奥さんと二人で楽しくリフォーム計画中の今日この頃。

そんななか、やっぱり照明も大事だよね、ということで、前から気になっていた『頭がよくなる照明術 (PHP新書) 』を読んだ。「頭がよくなる」と冠しているだけあって、単なるリフォームではなく、「灯り脳」や照明と睡眠の関係、そして「モテ明かり」なるものまで書かれている。が、今回は特にリラックスできる照明リフォームについて知りたかったので、第一章以外はすっとばし読みをした。睡眠に関する辺りは面白そうだったので、また別の機会にじっくり読もうと思う。

さて、本著では「光を自分のものにする三つのポイント」として、(1)光の色、(2)光の高さ、(3)光を当てる場所が挙げられている。(1)光の色、(3)光を当てる場所については、これまでも何となく意識はしていたが、(2)光の高さによって、部屋の雰囲気はもちろん、人の気持ちまで変わってくるというのはなるぼどなあと思った。

光の高さには、以下の三つのパターンがあると本著では紹介されている。(P.45)

  1. 高い位置からの光 ⇒ 人の気持ちを活動的にする位置
  2. 低い位置にある光 ⇒ 人をリラックスさせる位置
  3. 中くらい位置にある光 ⇒ 高低の位置だけを光らせたうえに、この位置の光を加えると、空間を立体的に美しく見せる

これは昼間太陽が高い位置にあると活動的になり、夕焼けを見たときに気持ちが安らぐ、というのと同じ心理現象である、とのこと。納得。

照明リフォーム、なかなか奥が深い。素敵な空間を作っていこう。

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