事業が思いどおりにいかなくなると、
どんなふうになるかといいますと、
こう、自分が見ている風景の
立体感がなくなって「平面」になるんです。
においもしません。まったくの静止画。
<TSUTAYA社長・増田宗昭さんが『社長に学べ!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 5月9日の言葉
増田さんはTSUTAYAを興す前の事業(ディレクTV)が思い通りにいかなくなった(倒産した)ときから、2~3年、家族と一緒にいるときさえ、世界が「平面」に見えたという。
≫ 第5回:世界が「平面」になったとき
その後、TSUTAYA事業と出資していた楽天の成功で増田さんの世界は再び「立体」になる。その数年間の「平面」時代に増田さんはどれだけの思いをして、再び世界が「立体」になったとき、その世界は増田さんにとってどれだけ輝いて見えたんだろう。
周りの風景が「平面」になるほど絶望したことは僕はまだない。今後あるかどうかも分からない。だからといって日々安心して生活を送るのではなく、「平面」な世界を見ないためにも、万が一見えてしまったとしても、再び「立体」な世界を取り戻せるよう、表面的ではなく根っこの部分で強い人間になれるよう、常にあらゆる努力を怠らないようにしよう、と心を引き締めた次第。
【参照】
≫ 社長に学べ!:増田宗昭さん – ほぼ日刊イトイ新聞
≫ メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
≫ 自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事