[PR]頭脳の果て by ウィン・ウェンガー リチャード・ポー 田中 孝顕

頭脳の果て
頭脳の果て

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ウィン・ウェンガー リチャード・ポー Win Wenger Richard Poe 田中 孝顕
きこ書房 (2005/07/22)
売り上げランキング: 685

「人間の人生はいつか自然に終わりを迎える。
 その最後の瞬間に、人生がまるでひとつの芸術作品のように見えるという一種の満足感があるのではないか」
と、かつてアインシュタインは書いたことがあります。(P.425)

『「フォトリーディング」に多大な影響を与えた話題の書』
です。
そう言われたら、読まないわけにはいきません。


◆冒頭のアインシュタインの言葉は、
「第14章 楽しまないと脳は働かない」
からの引用です。
アインシュタインについて、あまり良くは知らないのですが、
彼は、最も重要な仕事を成し遂げないまま亡くなっています。
その彼の口から、冒頭の言葉が出てくることに、
著者は驚きを隠しません。

しかし彼は、このつかみどころのない困難な問題を追及する過程を楽しんでいたのです。
だからこそ、最後のときに満足感にあふれていたのではないでしょうか。
あなたは最後を迎えたとき、
自分の人生を”流れ”の中で満足しながら可能性を試すことに喜びを感じてきたととらえますか、
それとも、ほとんどの時間を不安と退屈の間を神経質に往復していただけと感じますか。(P.426)

◆過程を楽しむ。
脳を一番効率的に働かすためには、それに尽きる、
と私も思います。
結果を気にしすぎたり、人と比較したり、では、
過程を楽しめません。
トライ&エラーの繰り返しですから、人生は。
その繰り返しを楽しんでいきたい。
◆「イメージ・ストリーミング」が、
本書のキモとなっているテクニックです。
簡単に言うと、
目を閉じて、浮かんだイメージを大きな声で説明する(録音する)。
注意点として、
1. 大きな声で説明する
2. 説明するときは五感を使う
3. 現在形で説明する
とあります。
◆このテクニック、フォトリーディング集中講座で少し体験しました。
あのときは、ペアになって、一人がイメージ・ストリーミングして、
もう一人がそのイメージを描く、というものでした。
イメージ・ストリーミングしている人は、
イメージ→言葉、
聞いて描いている人は、
言葉→イメージ、
と、右脳と左脳を刺激し、意識と無意識を連動させる訓練として、
シンプルで効率的な方法だなと思ってました。
あのときは、3分間イメージ・ストリーミングしましたが、
意外と話せましたね。
◆最近、フォトリーディングの「超自然」的な側面を、
あまり意識せずに行っていた部分があるので、
イメージ・ストリーミングとドリーミング(見た夢を記録する)を試してみます。
「意識と無意識(顕在意識と潜在意識)」をいかに橋渡しするか、
それがフォトリーディングというスキルの核となる部分ですからね。
◆イメージ・ストリーミング以外にも、
「自分がなりたいキャラクターの頭をかぶる」「質問サンドイッチ」等、
一見突拍子もないけれど、
能力(脳力)開発に興味があるなら、
試してみたいテクニックが目白押しです。
◆天才とはつまり何か。
生まれつき、ではなくて、
いかに脳を効率的に使っているか、
だけの違いなんですよね。
しかも、その違いはほんの少しだったりします。
例えば、天才と呼ばれている人たちは、
「メモ魔」であったり、「日記」をつけてたりします。
自分の思考をとにかく書く。
これだけで、天才に近づけます。
あのエジソンは亡くなるまでに、
300万枚ものメモや手紙を残しています。
◆こうやって読んだ本の感想を自分の言葉でブログに書くことも、
天才に近づくことのひとつなのかな、
って思ったり。
◆能力開発に興味がある人にとっては、
あなたもいままでの10倍速く本が読める」や、「「潜在能力」であらゆる問題が解決できる―あなたの才能を目覚めさせる「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」4ステップ」に多大な影響を与えている本書は、これらの本に加えて、「メンター本」(又は「座右の書」)となりえます。
【フォトリーディングメモ】
 目的: 天才とは何か?
 準備/予習: 2分
 PR: 10分 (2回 + パラパラ〜を数回)
 復習: 8分
 活性化: 60分 (S&D, MM)
 ブログ: 40分
 一言メモ: スーパーリーディング&ディッピングを
        思いっきり潜在意識に任せてやってみた。
        効果はあったかも。

4 thoughts on “[PR]頭脳の果て by ウィン・ウェンガー リチャード・ポー 田中 孝顕

  1. ぐんずぃー

    >トライ&エラーの繰り返しですから、人生は。
    >その繰り返しを楽しんでいきたい。
    その通り!特にエラーの多い私の人生は楽しまないとやっていけない..^^;
    >イメージ・ストリーミングしている人は、
    >イメージ→言葉、
    >聞いて描いている人は、
    >言葉→イメージ、
    >と、右脳と左脳を刺激し、意識と無意識を連動させる訓練として、
    >シンプルで効率的な方法だなと思ってました。
    頭良いなあ、Mr.heydayは。 そんなこと考えてもみなかった。 ただ、楽しんでました^^
    >例えば、天才と呼ばれている人たちは、
    >「メモ魔」であったり、「日記」をつけてたりします。
    私、私、超メモ魔です(Yes!)
    >◆こうやって読んだ本の感想を自分の言葉でブログに書くことも、
    >天才に近づくことのひとつなのかな、って思ったり。
    そうかあ、我々天才への道を歩んでいましたか..。
    確かに、最近天才に近づいている気がする(笑)
    >「自分がなりたいキャラクターの頭をかぶる」
    神田さんの非常識な成功法則のCDでは、フォレスト出版の太田社長が、「天才の脳をかぶる」という表現をしていましたが、まさにフォトリーディングの醍醐味はここですよね。
    天才の思考回路を脳に刻み込んで、同じような発想法を、自分でも気付かぬ間に身につけてしまう。
    まったく、頼もしいツールですね。

  2. heyday

    > 私、私、超メモ魔です(Yes!)
    そうですよね。
    ぐんずぃーさんに親睦会の時、神田先生の非常識な成功法則のマトリックスをメモ帳に書いてもらいましたもんね。
    あの紙、持ってますよ。
    heydayもメモは結構取るほうですが、
    「メモ魔」ほどじゃないので、もっと何でもかんでもメモしてきます。
    > そうかあ、我々天才への道を歩んでいましたか..。
    > 確かに、最近天才に近づいている気がする(笑)
    (^^)b
    きっとそうです。
    今歩いてる道は天才への道でもあるのです(笑
    > 天才の思考回路を脳に刻み込んで、同じような発想法を、自分でも気付かぬ間に身につけてしまう。
    > まったく、頼もしいツールですね。
    その通りですね。
    今は「刻み込み作業」の真っ最中ですね、我々。

  3. ぐんずぃー

    以前、知合ったばかりの女性とデートしていて(パークアイアットでランチ)、夜六本木で食事をしていたときに、メモをなくしたことに気付き...。
    もう、顔面蒼白でアタフタアタフタ。
    デートは台無しに...
    夜、ホテルに電話をしたのですが、メモ帳はついに発見されず...
    どんなアイディアをメモしていたのか、といまだに、すごく気になりますが、自分にとって生活必需品以上の価値があることに気付きました。
    先日買った本田健さんのマンガ「ユダヤ人大富豪の教え」にも、自由人(経済的にも自由な人達)は、メモ魔だと書いてありました。
    ムフフ。
    金持ちの習慣は身につけているのだね、僕ちん。
    しかし、メモを取る習慣は、友人に教えてもらったのです。
    というか教えてはくれなかったのですが、奴がいつも携帯していたのを見てマネしました。
    奴は大変な浪費家ですが、家には意味不明のおもちゃがたくさんあり、知ってか知らずか、昔から脳を刺激することをやっていました。
    そういえば、アインシュタインの名言集も1年くらい前に紹介されたなあ..。
    知らぬうちに、奴との実力差は一気に開いてしまいましたが、これからフォトリー使って全速力で追いかけます!
    先日携帯に奴からの着信が残っていたので、折TELしたら、奥さんの友達の結婚式で、イタリアいた。
    僕:「...ってことは君、僕はイタリアに電話かけてるの...」
    奴:「そうだよ」
    僕:「先に言えっ!」
    奴:「1ヶ月くらい前に言ったじゃん、イタリア行くって」
    イタリアから普通に電話かかってくると思わないじゃん...、庶民は。
    奴との「差」は、まだまだ深い...

  4. heyday

    > 金持ちの習慣は身につけているのだね、僕ちん。
    その習慣身につけるのって、でかい。マジで。
    いやほんとに一番重要かもって思うくらい。
    「自分の思考を書く」ってのは、もう基本的な習慣だと思う。
    自由人になるための。
    heydayはまだメモが生活必需品までにはなっていない。。。
    ブログは習慣化してきてるけど。それだけじゃあ、足りんよなあ。
    > 奴との「差」は、まだまだ深い..
    すごい「奴」、だ。。。.
    けど、ぐんさんも十分「すごい」。
    heydayの身近な仲間に「メモ魔」はいないもの。
    いい刺激になってます(^^)

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