[PR]さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 by 山田 真哉

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
山田 真哉
光文社 (2005/02/16)
売り上げランキング: 30

数字に強くなる必要などまったくなく、
センスさえ持ち合わせていれば、
世の中のいろいろなことに惑わされずに済む。(P.192)

めちゃくちゃ売れてますね。この本。
Amazonの読者レビュー数、240件(9/20現在)もあるし。
フォトリーディング学ぶ前に読んでいた本なので、
今日は体調が芳しくないこともあり、
さらっと読めるこの本をフォトリーディング。


◆内容的には会計の入門書の入門書の入門、くらいかなと。
私みたいに会計に疎い人間にとっては、
とっつきやすいです。
内容の濃さ、薄さは関係なく。
このとっつきやすさが、著者の目指すところですからね。
「内容の濃さ、薄さは関係なく。」と書きましたが、
Amazonのレビューを見てると、
「濃さ、薄さ」に加えて、
「内容の正否」についても色んな意見があるので、
それらは参考にはしながらも、
会計をもっと知ってから、自分自身で判断したいと思います。
◆普通に読んでも一時間程度でさらっと読めて、
「会計ってこういうことやってんのか」っていうことが、
初心者に伝わる内容、構成になってるので、
私にとっては、良書です。
◆このエントリーを書く前に、
Amazonのレビューをチラ見してしまったので、
何かそれっぽい内容になっちゃったな(^^;)
まあ、たまにはそういうのも、アリかな、と。
◆本書で私が好きな部分は、
最後のエピソード「数字のセンス」です。
冒頭の言葉は、そこから引用しています。
その数字のセンスをどのように持つべきか、ということが、
本書には書いてあります。
そのうちのひとつに、

であるから、決算書というまさしく「数字の壁」を前にしてただ怯むのではなく、
「いまの自分にとっていちばん大切な数字はなにか?」
「どの数字をおさえるべきなのか?」
ということをじっくり考えて行けばいい。
全ての数字を均等に見ようとするから、わけがわからなくなる。
だれもが正しいと答える正解はないのだ。(P.199)

という考え方があります。
そこにある情報を全て「受動的に」取り入れようとしても、
一時は良いとしても、すぐ忘れるし、ほとんど役に立ちません。
(私の場合)
◆これはフォトリーディングをやっていて特に思うのですが、
「何が知りたいのか」
ということがはっきりして、その質問を脳にきちんと投げることができれば、
脳はそれに答えてくれます。
どんな情報も目的を持って、
能動的に主体的に、自分の中に取り込む。
これは「数字のセンス」に限らず、
大切なことだと思います。
というかもう、それは生きていく上で必須の習慣だと思っています。
自分的には。
今はそういう意識が少しずつ自分の中で習慣化してきてるかな〜、と。
◆フォトリーディングを学ぶ前は、
こんなこと考えなかったよな〜。
「数字のセンスね、そうね大事ね。」くらいで。
前に読んだ本も、フォトリーディングすると、
全く違った印象や学びがあったりする。
本書でそれが実感できました。
◆これは、やっぱり・・・、
ツイてる!
【フォトリーディングメモ】
 目的: 数字のセンスって?
 準備/予習: 2分
 PR: 10分 (2回 + パラパラ〜を数回)
 復習: 8分
 活性化: 30分 (S&D, MM)
 一言メモ: エピソード毎にまとめがあり、そこ中心に活性化するだけでもOK。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.