週末に行ってきた「GR 体感&トークライブ」では、トークライブを午後の部で全部聞いてきたので、3回に分けて、備忘録的に書いておくことにする。
今回は3回目。1, 2回目は↓。
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僕がGRについて知っている2, 3のことがら ~僕がGRを好きになった理由~(内田ユキオ氏)
内田先生がGRを好きになった理由を、内田先生がハワイで撮影してきた作例をまじえながら、5位からランキング形式で話されていたので、この備忘録でも5位から順に書いていくことにする。
といっても、作例と内田先生の話に夢中であまりメモれてなかったので、各順位でどういった話をされたか、までは書けなくて、ちょっと内容が薄いのと、ところどころ内容が正確じゃないかもしれないので、その辺りはご容赦ください…。あくまで個人的な備忘録ってことで。
GRを好きになった理由 – 第5位
カメラを持っていることで、
なにかを犠牲にしなくていい
気軽さ
「見たものはすべて写真に残したい、それが28mm」。両方の目に入ったものをすべてそのまま写真に残せる、残したい、という思いに答えてくれるのがGR。
GRを好きになった理由 – 第4位
クリエイティブな思考を
刺激する
多彩なエフェクト
「ハイコントラスト白黒」は森山大道っぽく撮れる。
「ブリーチバイパス」が特に好きで、未来都市っぽくなる、優しいトーンだけど雰囲気がある。映画「セブン」「マイノリティレポート」でも効果的に使われていた。
「レトロ」はトイカメラっぽく。
「クロスプロセス」はビビット、かつ色彩豊か。
そして、GRはフォーマットも自在。簡単な操作でアスペクト比を「1:1」や「3:2」に変えたりできる。
プロファイルが素直でデータが扱いやすい、なのでプリントしてみるとよいと思う。
GRを好きになった理由 – 第3位
応用範囲が広くて
心の動きに従いやすい
花火の写真をフォーカスを外して撮るにはどうしたらいいか、そうだフルプレスするとフォーカスが2.5m固定になるので、それで撮ればいい、ということで雰囲気のあるアウトフォーカスな写真が撮れた。
多重露出も面白い。
しきい値ギリギリの露出補正、広いダイナミックレンジ、ローパスレスでエッジのきいた質感、素早い起動と速射性、再現性の高いモニタ、といったところが使いやすいポイント。
GRを好きになった理由 – 第2位
時と場所を選ばない
携帯性
GRにはポケットだけあればいい。
GRを好きになった理由 – 第1位
手ぶらよりも軽快で
発見が多くなる
カメラを持っていると、敏感になる、そして発見が多くなる。
木の葉の写真の作例の紹介で、「木の葉はそれぞれが全部光を浴びたいから、バラバラになっている」という話を思い出しつつ撮影した、そういう発見がある。
感想
GRを使えば、撮ろうと思えばかりっとした写真も撮れるところを、内田先生はGRをすごく自由に使っていて、そうやって撮影された作例はどれも素晴らしかった。
SIGMA DP Merrillを買ってから、その最高の解像度を楽しむために、どうも「しっかりときりっとした写真」ばかりを撮ろうとしてしまっていたフシがあるので、エフェクトやアスペクト比、アングル等々、もっと自由に思うがままに撮るというのも楽しんでいきたいなあ、と思ったりした。
そういった写真は、スマートフォンを使っても撮影できるけど、スマートフォンだと今度は逆に色々なこと(特にエフェクトとか)が出来すぎてしまう部分もあるかな、と。なので、GRに搭載されているエフェクトやアスペクト比をその場で感じるままにいじってJPEGで撮影する、そして後からいじらない、という内田先生の撮影スタイルが楽しそうだなあ、と思ったのだった。
※内田先生はRAW現像が嫌いで、撮影は全てJPEG、ある被写体や光景をいくつかのエフェクトで撮っておく、とかそういったこともしないで、ほとんどが一発撮り、とのこと。
まとめ
これにてトークライブの備忘録は終了。3つのトークを聞いて、たくさんの作例を見て、その場で実機も触って、GRが欲しくなってしまったのは言うまでもない。わけだけど、GRも欲しくなったけど、やっぱりGRD IVも気になるし、むしろ今はどちらかというとGRD IVのほうがGRよりも欲しくなってきちゃったりしている。限定ホワイトモデルがまだ買えるところがあるみたいなので、それも気になるしなあ。うーん。
いずれにしても、やっぱりGRはいい、ということを再認識した週末だった。Merrillもお気に入りだけど、GRもいい。
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