富士通さんの2013年夏モデル内覧会にお誘いいただき、「ARROWS NX F-06E」と「Disney Mobile on docomo F-07E」を触ってきました。
どちらもかなり力が入って拘りが随所で見られるモデルでした。このエントリーではハイスペックモデル「ARROWS NX F-06E」で個人的にぐっときたポイントを、3つほどまとめてみます。
ARROWS NX F-06E
全部入りフルスペックの「ARROWS NX F-06E」。
キャッチフレーズは:
5.2インチ大画面&3020mAh大容量バッテリー
使いやすさも極めたARROWSの頂点
大画面、外観
5.2インチという大画面なので、僕はそこそこ指は長いほうかなと思うのですが、画面の上のほうには親指が届かないので片手操作は難しい感じです。ただ、今回「スライドディスプレイ」という機能が搭載されていて、画面右下の下向き矢印をタッチすると、画面全体が半分下にずれて画面上部も操作できるようになるので、これは地味だけど個人的にはかなりポイント高いです。闇雲に画面を大きくするだけではなくて、こういう使いやすさにも気を配っているというところにぐっときます。
※スライドディスプレイの動きはsakakiさんのエントリーで実際に試した写真が載っています。
» 6月中旬発売予定のARROWS NX(F-06E)を一足先にさわってきた – これからゆっくり考L
外観的にぐっときたところとして、側面がアルミになっていることによる質感の良さ。見た目も持った感じもいいです。それと「ダイヤモンドタフコート」という塗装がされていて、キズに強い、というのもポイントかな、と。
あと、個人的に好きなのが側面から背面に向けてちょっとR(アール)が入っているところ。以前レビューさせていただいた「ARROWS V F-04E」のときも感じたことですが(参照)、これによってかなり持ちやすさが良くなるので、こういうところをちゃんとデザインしているところがいつもグッジョブ!って思います。
卓上ホルダ、シアターモード
今回の卓上ホルダは、横置きタイプ。これまでのモデルのは縦置きで充電中はホームボタンが隠れてしまって操作できないという部分もあって使い勝手的には微妙だったのですが、今回横置きタイプになったことで、かなり使えるものになっていると思います。
そして、卓上ホルダに端末を横置きすると、「シアターモード」が使えるようになります。「シアターモード」で表示させるアイコンやアプリはカスタマイズ可能です。
大画面だからこそ、こうやって横置きしながらYouTube観たり、色々と操作したり、ということをしたいので、こういう横置き専用モードがあるのは嬉しいです。
あと、卓上ホルダに空いている穴は、端末をセットしたときに端末のスピーカー部分にはまって、音が増幅されるようになっています。これもいいですね。
カメラ
(写真を撮り忘れたのだけど)カメラ機能もより洗練されていると感じました。これまであったエフェクト機能とかは外して、純粋にそしてより快適に奇麗に写真を撮れるようした、ということでした。会場で実際に数枚撮ってみましたが、レスポンスもいいし写りもよくて使いやすいカメラになってると思います。
ちなみに各種エフェクトは純正の「ギャラリー」アプリで、Instagram的な感じで後からエフェクトをつけることができるようになってました。ただ、そのエフェクトのなかに、これまでの富士通携帯・スマートフォンで搭載されていて個人的には一番のお気に入りだった「ダークエフェクト」がなかったのが、ショックというか切ない。
まとめ
大画面、大容量バッテリー以外にも防水・防塵、指紋認証・プライバシーモード等のセキュリティー機能、HCE(ヒューマンセントリックエンジン)等々、富士通のフルスペックスマートフォン定番の機能は全て入っていて、かつ今回はフルセグも見れたり、Wi-Fiでテレビに画面を出力できるMiracastに対応していたり、と新機能も充実しています。ボディのデザインも洗練されていて、端末としての安定性を向上させるためにCPUも変更するという抜本的な部分でもリニューアルされている、ということで、安心して使えるとても魅力的な機種かなと思います。
ただ、大画面になったことで端末のサイズがそれなりに大きくなっているので、そこは好みが分かれるような気もします。画面はもう少し小さくてもよくて端末サイズももすこしこじんまりしてるほうが好み、という人もいるかと思うので。この辺りは、実際にドコモショップで端末を触ってみるのがよいと思います。画面は大きいけど、かなりスリムなので全体としてそこまでボリュームがあるという感じはしないかな、とも思います。
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