Monthly Archives: November 2006

子ども英会話教師養成講座(4) ~ 絵カード / 第二言語としての英語

ハートステップカレッジで開催されている『子ども英会話教師養成講座』4日目。

今回のテーマは、以下の通り。

  • 絵カードによる教授法(概論)
  • 第二言語としての英語取得プロセス

絵カードによる教授法(概論)

こどもに英語を教える際に、カードを使うことはよくあるようです。一口にカードと言っても色々な種類があります。

  • 絵(動物、乗り物、等)
  • 数字
  • 時間
  • アルファベット
  • 単語(スペル学習)

といった感じで。

英語を始めたばかりのこどもにこういったカードを使って英語を教えていくメリットには以下のような点が考えられます。

  • 集中しやすい(情報が単純、一個だけ。絵本等だと情報が多すぎる)
  • ゲームをしながら覚えることができる

こういったカードは、たくさん市販されているし*1、もちろん自作でも構いません、と講師の先生。講師の先生が過去に実際に自作したカードを持ってきてくれていたのですが、超シンプルなものから凝ったものまで色々と自作されていて、参考になりました。どんなものでも、こどもが楽しめるものであれば、立派な教材となるんですね。逆に言うと、例えばどんなに素晴らしい教材を買ったとしても、こどもが楽しめないようであれば、あまり意味を持たなくなってきてしまいます。

つまり、カードそのものよりも、それを使っていかにこどもに楽しんで英語を覚えてもらうか、というのがキモになるわけです。

こどもを楽しませるために、特に意識しないといけないのが「こどもを飽きさせないこと」。例えば、「このカードなーんだ?」「じゃ、このカードは?」といったように、あまり変化をつけずに繰り返していても、こどもは飽きてしまいます。繰り返し発音してもらうにしても、そのカードを持たせるとか、立って言わせる、とか、そういう変化をつける必要があります。これは、絵カードに限らず、こどもに何かを教える際に、一番重要になってくることなのかもしれません。

「こどもを飽きさせないために、レッスンに常に変化をつける」

これ、大事です。

というわけで、来週は絵カードによる教授法(実践)です。他の受講生が生徒役になって、実際に5分ほど絵カードを用いてレッスンを実践します。使う絵カードは、市販でも自作でも、何でもあり。方法も何でもあり。初の実践レッスンになるので、今から緊張しちゃってます。考えなくては。

第二言語としての英語取得プロセス

第一言語(母国語)の発達段階はどういったものか、そして、それを第二言語習得にどのように活かすか?ということを学習。

非常に興味深く、なるほどと思える内容でした。ここではその内容についての詳細は省きます。興味のある方は調べてみると面白いと思います。

個人的に特に「なるほど」と思ったのが、こどもが何か言ったこと、やったことに対してのフィードバックが大切、というところ。こどもが言語を習得するプロセスに置いて一番影響を受けているのが、Caretaker(主に母親)からのフィードバックで、例えば、こどもが何か一言言葉を発したとして、それに対して母親が正しいセンテンスでフィードバックする。その繰り返しでこどもは言語を習得していくのです。

例えば、こどもが「ミルク」と言ったとして、その状況から「あ、ミルクが飲みたいのね」という場合もあれば、「そう、それがミルクだよ」という場合もあり、そういう母親からの状況に応じてのフィードバックがこどもの中に蓄積されていく、というわけです。

ひとつ、興味深いケースを講師の方がおっしゃっていたので紹介します。

ある家族で、両親ともに耳が不自由であったため、その両親はこどもの言語習得のために、常にTVをつけっぱなしにしていたようです。これによって、そのこどもの言語能力はどうなったか?という話。

このこどもは、言葉を話すことができないまま育った、といいます。それはやはり、適切なフィードバックがなかったためです。TV等からは確かに多くの言語情報が入ってきますが、こどもは自分のアクションに対して適切なフィードバックがないと、言語習得することができない、ということです。

大人になってからの英語学習には、多聴といったような聞く一方の方法論もありますが、これもこどもの場合と同様、ひたすら聞いていても聞くことはできるようになるかもしれませんが、スピーキングの能力はつきません。少なくとも僕の場合はそうでした。やはり聞きながら、自分でもとにかく話して、実際に英語を話す人とコミュニケーションを取り、そのフィードバックから多くを学んできたんだな、と思っています。

というわけで、こどもに英語を教える際は、このフィードバックを強く意識する必要があります。こどもが「ミルク」と言ったのに、それに対して、ただ「ミルク」とリピートしているだけでは、こどもの言語習得の助けになりません。こどもが言ってきたことに対して、少し上のレベルの言葉を正確に返すこと。こどもがそれを理解しているかどうかに関わらず、とにかくフィードバックをたくさんすることが重要です。

週次レビューを続けるコツ

Biz.ID主催の第二回GTD徹底研究会の最後に、週次レビューの予定をその場で決めてカレンダーに書き込みました。これには、GTDで一番大事なのは週次レビューを習慣化することという講師である百式(http://www.100shiki.com)田口さんの強いメッセージが込められていたのでは、と思います。

僕の場合、その予定をあまり先にしてしまうと、熱が冷めてやらなくなってしまう可能性が大いにあるので、比較的早いタイミング(5日後)で予定を組みました。この作戦(?)は大成功で、予定通りに週次レビューを行うことができ、おかげで次回研究会までにもう一度週次レビューの予定を組み込むことができたのでした。

というわけで、今朝二回目の週次レビューを実行。

週次レビューは始めてしまうと、やること自体は特に難しくはありません。その「始める」というのが、なかなか出来なくて、習慣化できないでいました。が、この二回の週次レビューで僕なりの習慣化するコツがつかめてきました。

参考までに、僕の場合の流れはざっと↓のような感じです。所要時間は、1時間~1時間半くらい。

  1. 頭の中の気になることを書き出す(手書き)
  2. 1.で出来上がったリスト+前回のレビューから今回までの間に溜まっていたINBOX内のアイテムを処理&整理&実行(二分以内に実行できるアイテムのみ)
  3. すべてのリストを見直し(メンテナンス)
  4. 今週、先週の予定を確認してカレンダーをメンテナンス
  5. 次回週次レビューの予定を立ててカレンダーに登録

1~4までは通常のGTDフローに近いので、ガシガシとやっていくのみです。個人的にキモだな、と思っているのが、5.次回週次レビューの予定を立ててカレンダーに登録です。

週次レビューは、毎週実施することなのでツールのなかで繰り返し設定をしリマインダ設定をすればいい、という考えもありますが、僕の場合、こうしたほうが次もやるぞ!と熱がこもって実行できます。

かといって、全ての繰り返し実行アイテムがこの方法でいけるかというとそうでもなく、特にモチベーションを必要としないもの、例えば家賃支払いとかは、ツール組む込み(繰り返し+リマインダ設定)が向いているようです。

  • 実行に、強いモチベーションを必要とする繰り返しアイテム ⇒ 毎回完了後に次回の予定を登録
  • 実行に、強いモチベーションを必要としない繰り返しアイテム ⇒ ツール組む込み(繰り返し+リマインダ設定)

という感じでしょうか。

今のところ、GTD週次レビューが僕の中で完全に習慣化されているわけではないので、この方法でモチベーションを保ち、完全に習慣化してきたところで、ツールに組む込もうと思います。

Message Diary :: 2006/10/30 ~ 11/5

Message Diary更新情報です。よかったら見てやってください。

≫ hey hey heydays :: Message Diary http://d.hatena.ne.jp/masarus/

傷だらけ

フレンチブルドックsがうちにきて、今日で一ヶ月です。

DSCF2857.JPG

着々と育ってはいるのですが、色々と問題もあり。

ケンカ激しすぎ

ケンカが激しさを増してきて、段々と力関係もついてきました。どうやら黒い子のほうが力が強いようで、白い子の首周りが傷だらけになってしまったのです。しばらく様子を見てはいたのですが、ある朝、あまりにひどかったので彼女が病院に連れていったのですが、バイ菌が入ってしまっていたようで、しばらく別のケージに入れて飼うことになってしまいました。うちに来た当初は白い子に寄生虫が居て隔離していたのですが、やっと寄生虫がいなくなったと思ったら、今度はケンカしすぎで別居。切ないです。

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ただ、ケンカだけじゃなく耳の中も大分汚れていたみたいで、外耳炎にもなっちゃてたみたいです。これは僕らのケアが足りませんでした。ごめんよ。反省しています。

トイレが・・・

まだ、トイレを覚えません。ケージの外に出して遊ばせているときは、トイレ以外の場所でしてしまう、ってことが大分減ってはきたのですが、ケージの中に置いてある座布団や新聞紙のうえでしてしまったりします。なんかトイレの上が気持ちいいみたいで、トイレの上で寝てしまうんです。そんで、トイレ以外の場所でちゃーっとしてしまう。困ったものです。覚えないのは、飼い主の責任でもあるので、根気良く覚えさせていこうと思います。

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さて、三回目のワクチンももうすぐです(11/14頃)。それが終わると、いよいよ散歩デビューです。まずは、近くの公園にデビューさせてみようかと思います。

Willcom AX520N

NEC_0285

外出時や彼女の実家でのインターネット接続は、今までもWillcomのData Cardを利用していました。これまでの機種は「4xパケット方式」(128Kbps)までしか対応していなかったので、例えばGmailとかは結構もっさりとしていて、あまり使いやすいとは言えませんでした。

そこで、最近、彼女の実家に居ることも多くなってきたので、インターネット接続の効率を向上するために「8xパケット方式」(256Kbps)に対応した機種に機種変更しました。

≫ AX520N – Willcom http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ax/520n/

劇的に速くなっています。契約プランもつなぎ放題に変えたので、ほとんど常時接続環境と遜色ない環境を手に入れることが出来ました。素晴らしい、Willcom。

子ども英会話教師養成講座(3) ~ 英会話

ハートステップカレッジで開催されている『子ども英会話教師養成講座』3日目。

今回のテーマは、以下の通り。

  • こどもの心理(1) 子どもの認知と情報発達について
  • 英会話

ですが、今回は仕事の都合で1コマ目の「こどもの心理(1)」を受講できず。こどもの心理にはとても興味があるので、残念。別の日に振り替えてあるので、そちらを楽しみにしておきます。

というわけで、今回は英会話のみの受講です。英会話、といっても、自分自身の英語のブラッシュアップにつながるような講座内容ではなく、実際にこどもの英語を教えている講師の方(イギリス人)に、こども英会話のツボを教えてもらう、といった感じです。

例えば、今回のクラスでテキストに載っている国旗を当てていく、というアクティビティを行ったのですが、これは今回の授業でその国旗を僕らが覚えるというのが目的ではなく、こういった常識的な情報を「先生」という立場になる僕らは知っておく必要がある、ということを認識するためのアクティビティであったわけです。子ども達からすれば、我々先生は「何でも知っている」はずなのです。運動会のとき等に「先生、あの国旗なに?」と聞かれて、「I don’t know.」とは言えないのです。

というような「こどもに英語を教えるツボ」を学びながら、子どもと英語で接する際に便利な表現なんかも教えてもらえます。今回特に面白かったのが、オシッコとウンコの言い回しです。

これ、僕は知らなかったのですが、オシッコとウンコは子どもと接するときは、↓のような表現を使うようです。

  • オシッコ ⇒ Pee Pee (or Wee Wee)
  • ウンコ ⇒ Poo Poo (or Doo Doo)

上記のいずれも二回繰り返して言うのは、子供が覚えやすいとか何か楽しい感じがするとか、そういう意味合いもあるみたいです。意味的には、一回でも通じるようです。

さらに面白かったのが、電車等のパブリックスペースでは、こういう言い方にしても好まれるものではないので、それぞれ、

  • No.1 (オシッコ)
  • No.2 (ウンコ)

って言ったりするようです。日本語の「小さい方」「大きい方」みたいな言い方に近いような近くないような。あ、英語でも「Small one」「Big one」という言い方が出来なくはないようです。

こういう英語は、こども英語を勉強していないと覚える機会はないよなあ。