「水族館をたのしむために雑巾を持っていけ」というのは、
水族館にくわしいカメラマンの中村庸夫さんからお聞きしたことでした。
寒い海に棲んでいる魚の展示水槽では、アクリルの表面が曇ってしまうので、
それを持参の雑巾で拭きながら観るといい、というわけです。
ほんとに好きな人っていうのは、一般の人が思いつきもしないような
工夫をしてるんですね。
<『今日のダーリン』より>
ほぼ日手帳2006 – 8月7日の言葉
何かを本当に好きな人が普通にやっていることが、それが特に好きじゃない人にとっては、驚きだったりすることっていうのはよくある。
たとえば、僕の場合、毎日往復一時間の自転車通勤(ここのところサボってるけど(汗))。会社どうやって行ってるの?って話になったとき、自転車って答えると、は?って言われることも結構ある。片道10Km、30分の自転車通勤なんてのは僕にとってはいたって普通で、むしろ寄り道してもうちょい距離を伸ばそうなんて思っているくらいなのだが、それをしない人・自転車好きじゃない人にとっては、大変だね~って話になる。もちろんやってる本人は好きでやってるので、大変なんて思ったことは一度もないわけで。
逆のたとえとして、ゴルフ好きな人が朝ものすごい早い時間から出かけて半日近くもプレーする、なんていうのを聞いたりすると、別にゴルフに興味がない僕なんかは、朝早くから大変だ、なんて思ったりする。けど、言うまでもなくゴルフ好きな人にとっては、朝早くからプレーするのが喜びだったりするんだろうから、大変なんて思ったことはないはず(多分)。
好きな人にとっては、普通なこと、むしろそこに喜びを感じていること、そういうことって他にもたくさんあるんだろうなあ。そんなふうな「好きだからこそ持てる感覚」っていうのを、もっと知ってみたい。
【参照】
今日のダーリン – ほぼ日刊イトイ新聞
メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事