翻訳の心得

高校の担任(男)は、英語の先生で、ビートルズを心から愛していました。
副教材にビートルズの歌詞カードを使ったくらい。
歌詞を直訳すると、
「きみたちはジョンの心がわかっていない」とか、
「ポールの気持ちになって考えて」と言われました。
ほぼ日デリバリー版・学生生活より>
ほぼ日手帳2006 – 6月2日の言葉

学生のときの話。
割と英語が得意なほうだった僕は、英語の単位を落としそうな友達の課題を手伝ったことがある。(というか、かわりにやった。)その課題というのが英語のテキストの大量翻訳という意味がなさそうで今思うと意味のある課題だった。僕は個人的に「直訳」するのが好きじゃなくて、その文章の意味がより伝わるように少しドラマチック(?)な感じに翻訳した。セリフなんかは特により分かりやすい(であろう)口語にして。
友達は僕の翻訳内容を読んで、少しひきながら、そのまま提出したらしいが、課題の出来をほめられ無事に単位を取ることができた。
そんな学生時代の淡い思い出を今日の言葉から思い出したわけだが、そんなわけで、「直訳」するというのは翻訳するに辺り一番無難だけど、それだけでは無味乾燥な文章になってしまい時には意味や意図が全く伝わらなくなってしまうもので、日本語ならこういうだろう、とか、この人の言いたい事はこういうことだろうっていうのを深く考えたながら翻訳することが求められるわけで、そんなことを考えている僕なら、しかもビートルズ好きの僕なら、この先生の注文に100%応えれたはず。
いや、どうでもいいんだけど。


【参照】
ほぼ日デリバリー版・学生生活
メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事

Leave a Reply

Your email address will not be published.

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.