根や幹の部分を太く深く

進化しているように見えるのは、
枝葉の部分が多い。
もっと根や幹の部分のことについては、
昔の人達から学ぶことばかりだという気がする。
『今日のダーリン』より>
ほぼ日手帳2006 – 1月28日の言葉

何か、分かる気がする。
「進化する」ってどういうことなんだろう。
乱暴に言えば、「進化する」っていうのは「便利になる」っていうことと、
限りなく同意に近いのかもしれない。
んん、それだけじゃないな。
「進化する」=「人間がこの地球で過ごしやすくなる」又は「人間が地球を制圧していくこと」。
そういうことかもしれない。
「根や幹の部分」ってどういうことなんだろうって考えた。
自然を大切にしたり、自然と共生する尊さを知っていたり、
相手を、自分以外の存在を思いやったり。
または、真剣に生きたり。
そういう本来人間が持っている深い部分、まさに人間の根幹をなす部分のこと。
そういうことかもしれない。
確かに昔の人は、そういう「根幹」が今よりもっともっと太くて深かったんじゃないかな、と思う。
歴史上の人物じゃなくても、普通の人も太い「根幹」を持っていたんじゃなかな、と思う。
今という時代を生きる僕の根幹は、昔の人に比べたら、確かに頼りない。
そんな頼りない根と幹に「進化」(便利)という枝葉ばかりが広がっている。
そのうち、広がりすぎた枝葉に僕の根幹は栄養を取られすぎて、
もっともっともろくなって、大切なことを忘れてしまうかもしれない。
だけど、今を生きる僕らの根幹も心がけ次第でいくらでも太く深くなる、
ってことを僕は知っている。
そのために、昔の人や自然や宇宙から、多くのことを学んでいきたい。
そんなことを考えた。


【参照】
» 今日のダーリン – ほぼ日刊イトイ新聞
» メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
» 自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事

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