
SIGMA DP2 Merrill, F2.8, 1/15s, ISO:200
線路の下の道を通ったときに、撮った一枚。
こういう何でもない瞬間も、Merrillで撮ると、すごく空気感というか雰囲気が出る、と思っちゃうんだよなあ。だからMerrillで撮るストリートスナップはやめられない。

SIGMA DP2 Merrill, F2.8, 1/800s, ISO:100
SIGMA DP Merrillシリーズ(DP1/DP2/DP3 Merrill)のファームウェアがまとめてアップデートされているので、早速DP2 MerrillとDP3 Merrillのファームウェアをアップデートした。
» SIGMA DP1 Merrill、SIGMA DP2 Merrill、SIGMA DP3 Merrillファームウェアダウンロードサービス開始のお知らせ|株式会社シグマ
今回のファームウェアアップデートでの細かい変更点は↑のリンクを参考してもらうとして、個人的に特に嬉しいのが以下の三点。
画像を拡大表示する際、画像の中心が拡大表示されていたが、フォーカス位置を基準に拡大表示されるようになった
特にDP3 Merrillでだけど、マクロ的な撮影をするときにマニュアルフォーカスで画像を拡大して細かいピント合わせをする、といった使い方をよくするので、この変更はとても助かる。
マニュアルホワイトバランス(晴れ、日陰、くもり、白熱電球、蛍光灯、フラッシュ)の色調をDP1 Merrill、DP2 Merrill、DP3 Merrillの三機種間で統一
DP2 MerrillとDP3 Merrillの二台持ちなので、色調が合ってくれるのは単純に嬉しい。(と言いつつ、オートホワイトバランスで撮ることがほとんどなんだけど。)
撮影画像のファイル名をSDIMかDP1M/DP2M/DP3Mのいずれかを選択できるようになった
今回のアップデートで一番「きた!」って思ったのがこれ。Merrillを二台以上持っているユーザーはみんな喜んでいるはず。僕の場合、DP2MとDP3Mの二台持ちなので、こうやって保存ファイル名で機種を識別できるのは、かなーり助かる。ひそかにこうなるといいなあ、と思っていた変更だったりもしたので、これはほんと嬉しい変更。

SIGMA DP3 Merrill, F7.1, 1/500s, ISO:200
というわけで、今回のアップデートでさらに使いやすくなったMerrillシステムで、これからもガシガシ写真を撮っていくぞ、と。

SIGMA DP3 Merrill, F4.0, 1/800s, ISO:100, Monochrome
4月末にリニューアルされたばかりのリコーフォトギャラリー『RING CUBE』に行ってきました。
» RING CUBE|PENTAX RICOH IMAGING
» 「RING CUBE」がリニューアルオープン
この『RING CUBE』は銀座四丁目交差点にあるので、行ったことはなくても、冒頭の写真の建物を見たことがある人は割と多いかな、と思います。このビルの8階と9階が『RING CUBE』です。
8階には、有料(500円/回、3500円/年間パスポート)の「A.W.P」ギャラリーゾーンがあります。ギャラリーに入るには有料ですが、エレベーターホールにもそのとき開催されている写真展のなかからいくつかの写真が展示されており、それらは無料で閲覧できます。
「A.W.P」ギャラリーゾーン
希少性の高い、選りすぐりの作品展示をおこなっていくとともに、ラウンジスタイルの「A.W.P」※ギャラリーゾーンとして新たにオープン。くつろいだ状態でモニターやタブレット端末での作品鑑賞や写真談義などを楽しめるよう、テーブルやイスも備えており、ユーザー同士の交流の場としてもご利用いただけます。
また、貴重な写真集やオリジナルプリントをご購入いただくことも可能です。
今日2013/6/4現在、展示されているのが『LUCIEN CLERGUE(ルシアン・クレルグ)写真展「ピカソ、コクトー2人の天才の素顔」』です。
» スケジュール|RING CUBE|PENTAX RICOH IMAGING
ギャラリーの静かな雰囲気もかなり気に入ったし、ギャラリー内に置いてある写真集も色々で、森山大道の非売品写真集もあったりして、そういう写真集をじっくり見れるスペース・設備もあり、コーヒーもフリーで飲めたりもするので、これから利用することは多くなりそう、というわけで、年間パスポートを購入しました。銀座界隈に来たときに、休憩がてら立ち寄ることもできるかな、と。
そして9階には、カメラゾーン、フォトスペース、ワークショップスペースがあります。
カメラゾーン
リコーブランドカメラの戦前から現在までのエポックメイキングなカメラの展示に加え、ペンタックスブランドのカメラも展示。最新のデジタルカメラや関連製品を体感できる場所として生まれ変わりました。フォトスペース
若手作家の作品発表の場として、また、ペンタックス、リコー、両ブランドのカメラの性能を知っていただくための作品発表の場となっています。ワークショップスペース
カメラの使い方講座や写真講座などに加え、多彩なプログラムをご用意。
写真やカメラ製品に対する知識や理解をより一層深めていただける場所を目指しています。
カメラゾーン、楽しいですね。最新のGRはもちろん、GR DIGITAL IVや、ペンタックスの一眼レフ等も触れます。あとは、ペンタックスリコーのフィルム時代からの歴代カメラも展示されていて、それをひとつひとつ見ていくだけでも、ファンにはたまらないかなと思います。
それとフォトスペースでは、「GRバトン写真家リレー2013」の第二弾が展開されていて、昨日までは第一走者のまるやまゆういち氏による『チェレステ日和』が展示されていました。なんというか、さわやかで優しい感じの写真で和みました。リコーGRシリーズ又はGXRで撮られる写真は何となくとがった感じになってしまうような、そんな超個人的なイメージがあったのですが、まるやまゆういち氏の写真にはそういうフィーリングがなくて、ゆったりして写真を楽しめました。
【リレー企画について】
この企画は、RING CUBEが取り組む「若手写真家を発掘し支援していく」という趣旨のもと、9Fフォトスペースを使用して行われる展示企画で、展示を行った写真家が、次に展示を行う写真家を紹介するというリレー方式となっています。バトンの代わりとなるのはリコーのコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITALシリーズ」、あるいは「GXR」。2012年2月15日~2013年2月5日に第一弾が開催され、今回は第二弾となります。GRバトン写真家リレー2013・第一走者/まるやゆういち写真展「チェレステ日和」(まるやゆういち) | 2013.5/22 – 2013.6/3 | IMA ONLINE
あ、あと、9階は無料なので、「GRバトン写真家リレー2013」も無料で見れます。
「GRバトン写真家リレー2013」、向こう一年バトンが受け渡されていくので、楽しみです。
『RING CUBE』8階の「A.W.P」ギャラリーは、年間パスポートを購入しても損はしないのでは、と個人的には思います。『RING CUBE』の方と少し立ち話したのですが、メーカーのギャラリーを有料にする、というのはあまり前例がないというか、結構チャレンジングな試み、ということでした。僕はリコーのカメラの熱狂的ファン、というわけではないですが、フィルム時代に「GR1s」、デジタル時代に「GX200」を愛用して使い倒してきたので、リコーには結構思い入れがあります。なので、個人的には「A.W.P」ギャラリー応援していきたいと思うのと、あとは実際にこれからも頻繁に足を運んで、ギャラリーゾーンの空気・雰囲気を楽しみたいと思ってます。
» RICOH GR1s | hey hey heydays*
» RICOH GX200を買った | hey hey heydays*

SIGMA DP2 Merrill, F9.0, 1/500s, ISO:200, Monochrome
昨日のほぼ日メリルで載っけた写真の観覧車からの、スカイツリー方面の眺めをモノクロ現像してみた。この写真、水平が撮れてなくて、ちょっとだけ右に傾いているのだけど、その傾きは直さず構図はそのままに、モノクロ現像するときに露出やコントラストとかをいいじってみた。
それにしても、大観覧車から眺める景色はなかなか素敵だった。今度は、スカイツリーに登ってみないと、だな。