夜のMdinaが素敵、と『南イタリアとマルタ―2006~2007 (地球の歩き方)』にちらっと書いてあったのが気になっていたので、行ってみた。
確かに雰囲気は素敵、だったけど、あまりに静かすぎて、少し怖いくらいだった。
教会もこんな風にライトアップされていて変な迫力がある。この写真を撮っているときに鐘が鳴って、えらいびびった。
街灯はついているが、ひとつひとつが暗めでその間隔も広めなので、街が全体的に暗い。それがまたいいのかもしれないけれど、独りで歩くにはちょっと心細い。サイレントシティーというくらいだから静かだとは思っていたけど、静か過ぎる。
見晴らし台からの夜景が素敵だった。今日は天気も良くて星も良く見えた。マルタに来て見た景色のなかでも特に印象深い景色だ。
教会の向かって右側に進むとこんな風景が。ライトアップがこれまたものものしい感じ。人が一人もいないから余計にものものしい。
マクドナルドの味は日本と違うのかな、って気になっていたので食べてみた。
味、おんなじだな。
こんなビッグゲームなので、さすがにこっちでもTV放映してるだろうと思ってたのに、どのチャンネルでもやっていない。
なので、Skype Videoをうちとつないで、それ越しに観る。観れないことはなかった。
ミランが勝った。
いやー楽しかった、と思ってランチを食べに外に出かけたら、ホテルからすぐ近くのバーのでかいTVで放映していた。こっちで観ればよかったな、とちと後悔。
今日でマルタに来て13日目。仕事で来てはいるが、週末までガッツリと仕事する、とかガッツリ残業する、ということがないので、比較的自由時間は多い。こっちの人たちのワーキングスタイルが基本的にそういうものなんだろうけど、あとは関わっているプロジェクトが思ったほど大変ではない、というのも要因のひとつ、だと思う。
そんなわけで、思いのほか色々なところを観光したり散策できている。そのなかでも特に行きたかった、Ħal Saflieni Hypogeumに今日行ってきた。ここは入るのに予約が必要だがインターネットからも予約できるので、僕は数日前に予約しておいた。この時期は、オフシーズンなので余裕で空きがあったし、僕の回(10:00~)も僕含めて二人だけでゆっくり見ることができたが、ハイシーズンになると予約するのも大変になるらしい。
さて、そんなĦal Saflieni Hypogeumだけど、残念ながら、というか当然ながら、中に入っての写真の撮影は出来ない。バッグ等の荷物は中に入る前に、全て預ける必要がある。
もしマルタに来る機会があるなら、ここは何をおいても絶対に見るべき場所だと個人的には思った。VallettaやMdinaも良かったが、ここはそういった場所とは全く違う、人類の歴史とかつての叡智のようなものを感じることができる。紀元前2500年という途方もない昔に、石器のみを用いて岩盤を削って作り上げたという地下の建造物の中にいると、何とも言いがたい感慨を味わうことができる。
Ħal Saflieni Hypogeumの入り口は、Vallettaの南東の町、Paolaの住宅地にある。普通の民家の間にあるので、初めは車で通り過ぎてしまった。
Ħal Saflieni Hypogeumから徒歩で10~15分ほどで行けるところにある石の神殿。
女神の下半身像が出迎えてくれる。
以下、神殿内の写真などを。
神殿内の壁には、こんな渦巻き模様が多く見られる。
ランチはホテルから歩いて10分くらいのところにあるレストランにて。いつも通っている道なのに、あるのに気づかなかった。
魚料理を食べる。結構な量だ。
芋と野菜のつけ合わせ。
ブレッドと一緒に出てきたスナック。
そしてスパークリングウォーター。
店内の雰囲気。
このお店、美味しかったんだけど、思いのほか高かった。上記のものを食べて、チップ込みで10マルタリラ(1マルタリラ=約380円)。んん。
今日のランチは、すっかり行きつけになったホテル近くのイタリアンレストランにて。
Malteseソーセージが入ったトマトクリームパスタがお気に入り。
スパークリングウォーターも必ずオーダーする。いつもビックボトルを一人でゴクゴク飲んでいる。
Maltaでの移動はレンタカーで。
相棒はこいつ。多分、韓国のメーカーの車。
日本と同じ左側走行で車も右ハンドルだから、あまり違和感なく運転できる。
が、借りている車がマニュアル車で、しかもMaltaは坂道が多い。日本ではオートマ車を運転しているので、マニュアル車での坂道発進など何年ぶりか。何度もエンストしちゃってる。
そして、Maltaの人たちの運転が結構荒い。皆あまり待たずにガンガン割り込んでくる。
Maltaは信号が少ない。その代わり、イギリス等で普及しているラウンドアバウト(Roundabout)がたくさんある。このRoundaboutのルールが最初よくわからなくて、ビクビクして運転していたが、イギリス人の同僚にざっくりとルールを教えてもらってからは、難なく運転できている。このシステムは慣れると信号だらけの日本の道よりも、安全で効率よく運転できるような気がする。
今日はBlue Grottoのボートだけを目的に出かけたが、天気も穏やかなので、もう一箇所立ち寄ることに。Blue Grottoからは車で30分かからないくらいだったかな。
思っていたよりも、意外と大きく深い洞窟だった。この洞窟で多くの動物の骨が発掘されたらしい。
Ghar Dalam Caveで発掘された動物の骨や、それをもとに作られた骨格標本が展示されている。
一昨日もBlue Grottoに行ったが、そのときは祝日だからか風が強いからか、ボートがでていなかった(参照)ので、再チャレンジ。
天気もよく、波も穏やか。海が透明で、エメラルドグリーンに輝いていた。
ボートからの眺め。海が広い。空が広い。穏やかだ。
短いけど、素敵なボート体験だった。
