今日でマルタに来て13日目。仕事で来てはいるが、週末までガッツリと仕事する、とかガッツリ残業する、ということがないので、比較的自由時間は多い。こっちの人たちのワーキングスタイルが基本的にそういうものなんだろうけど、あとは関わっているプロジェクトが思ったほど大変ではない、というのも要因のひとつ、だと思う。
そんなわけで、思いのほか色々なところを観光したり散策できている。そのなかでも特に行きたかった、Ħal Saflieni Hypogeumに今日行ってきた。ここは入るのに予約が必要だがインターネットからも予約できるので、僕は数日前に予約しておいた。この時期は、オフシーズンなので余裕で空きがあったし、僕の回(10:00~)も僕含めて二人だけでゆっくり見ることができたが、ハイシーズンになると予約するのも大変になるらしい。
さて、そんなĦal Saflieni Hypogeumだけど、残念ながら、というか当然ながら、中に入っての写真の撮影は出来ない。バッグ等の荷物は中に入る前に、全て預ける必要がある。
もしマルタに来る機会があるなら、ここは何をおいても絶対に見るべき場所だと個人的には思った。VallettaやMdinaも良かったが、ここはそういった場所とは全く違う、人類の歴史とかつての叡智のようなものを感じることができる。紀元前2500年という途方もない昔に、石器のみを用いて岩盤を削って作り上げたという地下の建造物の中にいると、何とも言いがたい感慨を味わうことができる。
Ħal Saflieni Hypogeumの入り口は、Vallettaの南東の町、Paolaの住宅地にある。普通の民家の間にあるので、初めは車で通り過ぎてしまった。
