一昨日土曜日に開催された「GR 体感&トークライブ」。土曜日は午前中に用事があったので、午後から行こうと思っていたのだけど、雨だし、何だか午前中はすごく混んでるような感じだったし、でちょっと迷いつつ、やっぱり『GR』を触ってみたい、という思いは止められず、行ってきた。
» GR体感&トークライブ|PENTAX RICOH IMAGING
15:30くらいに会場に到着。午前中はかなり混雑していたようだけど、GR体感コーナーも午後はそこまで混んでいなくて、特に並んだりすることもなく、GRをゆっくりと体感することができた。
GR LENSの良さは折り紙付きだし、センサーサイズもAPS-Cになっているし、会場で展示されていたサンプル写真やネット上で既にレビューされている記事のサンプルを見ていたりして、その画質はもう言わずもがな、というか言うことなし、というところで、そのとんでもない画質を、ポケットに入ってしまうこれだけコンパクトなカメラで撮れてしまうということ、そして右手だけでサクサクと操作できるその操作性や各ボタンの押し感とかボディの質感とかそういったものを全部ひっくるめたカメラとしての使いやすさは、もう唯一無二。文字通り「最高のスナップシューター」。
画質の良さももちろんだけど、それよりもこの携帯性、使いやすさこそGRをGRたらしめていると個人的には思っているので、今回親指AFが追加されたりもして操作性がさらに向上していて、起動、AF速度、終了、といったどの動作も全て速くなっている今回のフルモデルチェンジされた新生『GR』は、正直買わない理由を見つけるのが難しい。
SIGMA DP2 Merrill、DP3 Merrillを買って、広角用としてDP1 Merrillか、GRかどちらかを買う、ということは元々考えていたことではあったのだけど、ちょっと落ち着いてひとまずDP2 MerrillとDP3 Merrillのコンビ + これまで持っていたカメラで写真生活を楽しんでいこうと思っていたところに、『GR』を触ってしまったことで、また火がついてしまった。とはいえ、まだ迷ってるところがあるので、その辺りについては別にまた悩みエントリーを書く、かもしれない。
ところで、会場にいた他の来場者の方達はGR DIGITALを持っている人がやっぱり多かった(Merrillを持っている人は見かけなかった。GRのイベントなので当たり前といえば当たり前だけど)。GRには根強いファンが多いんだなあ、と実感。モデルチェンジされている度に買っているファンもいると思うし、そうじゃないとしても、買い替えるときにはGRからGRに買い替える、という人も多いのでは、と思う。基本的なコンセプトやデザインはフィルムカメラの「GR1」から一貫していて、そこにまた魅力があるんだよなあ。個人的には「GR1s」を当時は愛用していて、大げさじゃなく肌身離さず、どこに行くにも持ち歩いていた。このあたりのGRに対する思い入れとかは、トークライブでも感じたので、その辺はまた次のGR関連エントリーで書いてみたりしようと思う。