Author Archives: masaru

「GR 体感&トークライブ」で『GR』を体感してきた

2013-05-11 15.36.36-1

一昨日土曜日に開催された「GR 体感&トークライブ」。土曜日は午前中に用事があったので、午後から行こうと思っていたのだけど、雨だし、何だか午前中はすごく混んでるような感じだったし、でちょっと迷いつつ、やっぱり『GR』を触ってみたい、という思いは止められず、行ってきた。

» GR体感&トークライブ|PENTAX RICOH IMAGING

15:30くらいに会場に到着。午前中はかなり混雑していたようだけど、GR体感コーナーも午後はそこまで混んでいなくて、特に並んだりすることもなく、GRをゆっくりと体感することができた。

GR LENSの良さは折り紙付きだし、センサーサイズもAPS-Cになっているし、会場で展示されていたサンプル写真やネット上で既にレビューされている記事のサンプルを見ていたりして、その画質はもう言わずもがな、というか言うことなし、というところで、そのとんでもない画質を、ポケットに入ってしまうこれだけコンパクトなカメラで撮れてしまうということ、そして右手だけでサクサクと操作できるその操作性や各ボタンの押し感とかボディの質感とかそういったものを全部ひっくるめたカメラとしての使いやすさは、もう唯一無二。文字通り「最高のスナップシューター」。

画質の良さももちろんだけど、それよりもこの携帯性、使いやすさこそGRをGRたらしめていると個人的には思っているので、今回親指AFが追加されたりもして操作性がさらに向上していて、起動、AF速度、終了、といったどの動作も全て速くなっている今回のフルモデルチェンジされた新生『GR』は、正直買わない理由を見つけるのが難しい。

SIGMA DP2 Merrill、DP3 Merrillを買って、広角用としてDP1 Merrillか、GRかどちらかを買う、ということは元々考えていたことではあったのだけど、ちょっと落ち着いてひとまずDP2 MerrillとDP3 Merrillのコンビ + これまで持っていたカメラで写真生活を楽しんでいこうと思っていたところに、『GR』を触ってしまったことで、また火がついてしまった。とはいえ、まだ迷ってるところがあるので、その辺りについては別にまた悩みエントリーを書く、かもしれない。

ところで、会場にいた他の来場者の方達はGR DIGITALを持っている人がやっぱり多かった(Merrillを持っている人は見かけなかった。GRのイベントなので当たり前といえば当たり前だけど)。GRには根強いファンが多いんだなあ、と実感。モデルチェンジされている度に買っているファンもいると思うし、そうじゃないとしても、買い替えるときにはGRからGRに買い替える、という人も多いのでは、と思う。基本的なコンセプトやデザインはフィルムカメラの「GR1」から一貫していて、そこにまた魅力があるんだよなあ。個人的には「GR1s」を当時は愛用していて、大げさじゃなく肌身離さず、どこに行くにも持ち歩いていた。このあたりのGRに対する思い入れとかは、トークライブでも感じたので、その辺はまた次のGR関連エントリーで書いてみたりしようと思う。

See also

» GR|PENTAX RICOH IMAGING
» GR SPECIL SITE

RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー搭載
» RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー搭載

ほぼ日メリル – 合羽橋で撮った夕焼け

_SDI0437.jpg
SIGMA DP3 Merrill, F7.1, 1/640s, ISO:200

ゴールデンウィークに合羽橋方面にちょっと用事があったので、せっかくなんで「かっぱ橋道具街」を散策した。ゴールデンウィークなのに、というかゴールデンウィークだから、なのか、休みのお店が多くて、それはそれでいいかなあ、なんて思いつつ撮った、夕焼け。

» 料理道具・食器・厨房設備・製菓用品・陶器・漆器・包装用品・ショーケース・家具・サンプル・白衣・業務用食材 – 満足道具のあふれる街 『 かっぱ橋道具街 』

この日は50mm(35mm換算 75mm相当)のDP3 Merrillを持っていったのだけど、やっぱりこの焦点距離は面白い。これまで、散歩/ストリートスナップは、広角(35mm換算24mmくらい) 〜 標準(35mm換算50mmくらい)あたりの焦点距離で撮ることが多かったので、中望遠の35mm換算75mmはこれまでとはまた違う距離感で撮り歩いてても面白いし、出来上がりもまた面白い。

あと、合羽橋といえば、やっぱりニイミさんというわけで。

_SDI0439.jpg
SIGMA DP3 Merrill, F5.0, 1/320s, ISO:200, +1EV

» コックさんもバーテンさんも電話もニイミ(213) – かっぱ橋道具街

Continue reading

【ほぼ日メリル】メリルで我が家の犬を撮ってみる(DP3 Merrill編)

_SDI0493.jpg
SIGMA DP3 Merrill, F2.8, 1/30s, ISO:200

» 【ほぼ日メリル】メリルで我が家の犬を撮ってみる | hey hey heydays*

↑のエントリーではDP2 Merrillで我が家の犬(フレンチブルドッグ)を撮ってみたけど、今度はDP3 Merrillで我が家の犬(ブルドッグ)を撮ってみた。

前回は外(日陰)での撮影、で今回は家ん中。手持ちで、かつローアングルで撮ったけど、手振れはほとんどなしで撮れたかな、と。

こうやってビシっと撮れたときのMerrillの描写力は本当にすごいな、と思う。あと、個人的にはその描写力ももちろんだけど、Merrillで撮れるこの空気感や、ペットを撮ったときとかの佇まい感とかが、もうほんとお気に入り。

Continue reading

【ほぼ日メリル】FOV Classic Blueな夕暮れ時

SDIM1037_2.jpg
SIGMA DP2 Merrill, F2.7, 1/40s, ISO:400, FOV Classic Blue

この写真を撮ったのが、夕暮れ時、夜7時前。それを、カラーモード「FOV Classic Blue」で現像してみた。

「FOV Classic Blue」については、シグマの山木社長がTwitter(@KazutoYamaki)で説明されています。

かなり深い感じの青になるなー。

モノクロといい、このFOV Classic Blueといい、撮影後の現像が思っていた以上に楽しい。

DP2 Merrill/DP3 Merrillで、その辺りを歩きながら気になった光景を気軽に(といっても、手ぶれやら露出やら、色々と意識はしているけど)RAWで撮影して、後でゆっくり写真を選んで、じっくり現像する、というのが楽しい今日この頃です。

Continue reading

SIGMA DP2 Merrill、DP3 Merrillにグリップをつけてみた

SDIM0768_monochrome.jpg
SIGMA DP2 Merrill, F3.2, 1/320s, ISO:200, Monochrome

SIGMA DP Merrillシリーズの四角くてシンプルなボディデザインは嫌いではないのだけど、いかんせんグリップ感が良くない。

▼一応、右手の指が当たる部分には、ブツブツがあるにはあって、これでほんのちょっとグリップ感がよくなっている気がしないでもないけど、やっぱり心許ないわけで。

DSC_9046.JPG
Nikon D80 + Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D, F2.0, 1/30s, ISO:800, -2/3EV

というわけで、グリップ感をあげるために色々と調べてみて、グリップ付きの革製ケースだったり、樹脂製やアルミ製の割としっかりしたグリップだったり、と色々とあるのだけど、それなりの値段がするものばかり、というのと、出来るだけDP Merrillの「四角さ」を維持したいな、ということで、両面テープで貼付けるタイプのシンプルなグリップ「フリップバック」のカメラグリップを購入した。

» flipbac
» flipbac / グリップ

G1, G2, G3, G4と4タイプあるなかで、購入したのは「G4」。裏側の凹んでる部分が、ちょうどDP Merrillのブツブツのところに被さるので、しっかりと貼付けられる。

» flipbac / グリップ — あなたのスタイルを選んで下さい

DP2 Merrill、DP3 Merrill、両方につけたかったので二つ購入。

フリップバック カメラグリップ G4
» フリップバック カメラグリップ G4

▼貼付けるとこんな具合に。

DSC_9075.JPG
Nikon D80 + Nikon AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF), Focal Length: 50mm, F4.8, 1/15s, ISO:1600, -2/3EV

このグリップをつけて数日使っているけど、撮影時のグリップ感は思いのほか上がっていい感じだし、カメラバッグから取り出す際もグリップに指が引っかかって扱いやすくなった。3Mの両面テープが使われていて、しっかり固定されているけど、耐久度はしばらく使ってみないと何ともいえないところかな。まあ、特に問題ないかな、と思う。

DP Merrill用のアクセサリーは充電器とか液晶保護フィルム以外では、このグリップと、あともうひとつ、水平を出すための水準器を購入しているのだけど、そちらについてはまた別のエントリーで書く(予定)。

Continue reading

【ほぼ日メリル】銀座四丁目交差点

SDIM0885_monochrome.jpg
SIGMA DP2 Merrill, F2.8, 1/40s, ISO:320, Monochrome

もう何度も行っていて、そこで何度も写真を撮っているというのに、そこに行くとなぜかまた写真が撮りたくなる場所がある。みんなそういう場所ってないかな。僕はある、何カ所か、ある。

銀座四丁目交差点も、そんな場所のひとつ。

その銀座四丁目交差点で、夜の風景をSIGMA DP2 Merrillで撮った。手振れ対策として、普段の撮影時は100か200のISO感度を320に上げてシャッタースピードをちょっと稼ぎつつ、ネックストラップをピーンっとはって、優しくシャッターを押す。これで手振れは結構抑えられた、かな。

で、SPPでモノクロ現像。ノイズとかシャープネスとかをちょっと調整したりしてみた。それで違いがどこまで出るか、というともう自己満足の世界になるのだけど、↑のモノクロ写真には、まさに自己満足している。

Continue reading

自宅のRAW現像/写真管理環境をリニューアルしたくなってきたぞ

_SDI0258_monocrhome.jpg
SIGMA DP3 Merrill, F5, 1/200s, ISO:200, Monochrome

SIGMA DP2 MerrillとDP3 Merrillでは、そのポテンシャルを最大限発揮するためにRAWで撮影している。SIGMAのRAWフォーマット(X3F)は、ぼくが写真管理、RAW現像ソフトとして使っているAdobe Lightroomでは対応されていないので、SIGMAから提供されている専用のRAW現像ソフト『SIGMA Photo Pro』を使ってRAW現像をして、JPEGかTIFFに書き出して、Lightroomに取り込んで、Flickrにアップする、というフローがどうしても必要になる。

※RAW+JPEGで撮影して、そのJPEGをそのまま使う、ということも出来るけど、そこは好みの問題というか、Merrill使っている以上はこだわりたいというか、せっかくだからRAWで撮ったものを専用ソフトで現像して、手間がかかったとしてもなるべくオリジナルから画質が劣化しないようにしたい、と思っている。この辺りの手間が面倒と感じたり、とにかく手軽に撮って、取り込んで、Flickrにアップしたい、ということであれば、そもそもMerrillシリーズじゃなくても良いわけで。

で、この現像ワークフローの中核をなす『SIGMA Photo Pro』の動きが、うちの環境だと結構遅いので、手間はいいけどそこは何とかしたいなあ、Mac買い替えちゃうかあ、どうしようかあ、という悩ましい話をただ語ってるのが今回のエントリー。

Continue reading

【ほぼ日メリル】FARO

FARO_monochrome.jpg
SIGMA DP3 Merrill, F4, 1/13s, ISO:100, +0.7EV, Monochrome

マネークリップは卒業して、FAROの長財布を買った。

» FARO (ファーロ)

買ったのはZIP-COIN(小銭入れ)付きのものではなく、両側にカードケースがあるタイプ。

» 財布|メンズギフト | ギフト(ギフト) | BARNEYS NEW YORK ONLINE STORE

FAROの財布は前から気にはなっていたのだけど、マネークリップで事足りていたので買うことはないかな、と思っていた。けど、今回実際に店頭で初めて手に取ってみて一目惚れした。↓のページで紹介されている通り、「薄く、耐久性があり、無駄がなく、美しい」。

» ファーロ|FARO|日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物(1) | Web Magazine OPENERS – selection

あたり前のことをあたり前に仕上げる偉大さ

以上のことからもわかるように、FAROの考える最高峰とは、薄く、耐久性があり、無駄がなく、美しいこと。すべては至極まっとうで、誰もが思いつくようなことばかりである。しかしそれを極限で実現させることは難しい。FAROの魅力は実際に手に取り、使ってみることで理解できる。効率が求められる時代のなか、非効率な作業で生まれる妥協のないものづくり。そんな職人らしい伝統的マナーに準じた、本物の紳士革小物を是非体感してみて欲しい。

まさに職人技。用もないのに触っていたくなってしまう手触りと薄さ、そしてしなやかさ。これは、本当に最高峰。

今回店頭で出会って一目惚れした両側にカードケースがあるタイプは、お札と必要最低限のカードのみを持ち歩く、という僕の用途にもフィットしているし、薄くてかさばらないし、品質は最高だし、もう一生ものと言ってもいいくらい、気に入った。

そして、日本の職人による、この最高峰品質の革財布をSIGMA DP3 Merrillで、自宅で三脚を使ってじっくりと、そしてしっかりと撮った。それをここ数日ハマっているモノクロ現像してみた。最高峰品質の革の質を見事に表現できてると思う。オリジナルの画像を見てもらうと、その質がより分かるかなと思うので、よかったらみていってみてください。

» All sizes | FARO_monochrome.jpg | Flickr – Photo Sharing!

See also

» 日本の職人が意欲的に挑む、『FARO』の仕事 | Web Magazine OPENERS – selection
» ファーロ|FARO|日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物(1) | Web Magazine OPENERS – selection
» ファーロ|日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物(2) | Web Magazine OPENERS – selection
» 国産ブランドFAROは、職人が極限まで薄く仕立てた財布 | しらさかブログZ

Continue reading

【ほぼ日メリル】モノクロ現像にハマり始めている

_SDI0157_monochrome.jpg
SIGMA DP3 Merrill, F5.6, 1/100s, ISO:100, Monochrome

35mm換算75mmという焦点距離の単焦点レンズを搭載したDP3 Merrillも購入して、メリルライフを楽しんでるわけだけど、分かっていたこととはいえ、やっぱりこのメリル達、かなりじゃじゃ馬である。

撮影状況(天気とか、明るさとか)やISO感度等をことのほか意識しないと、思いっきり色かぶりしたり、高感度ではノイズが激しくなってしまい、がんばってISO400が上限というところなのでシャッタースピードもなかなか稼げないシーンもあったり。そのくせ手振れ補正なんてのも当然のように搭載されていないので、手ぶれを防ぐためにことさらに注意して撮影したり、と、何かと制限、というか難しい部分があるのだけど、その分、撮影後のRAW現像等も含めて、写真を撮ることを自分の中ではもっと意識してできているような気がしている。

そんなことを考えつつも、やっぱりストリートスナップが好きなぼくとしては、四の五の言わずまずは撮ってみよう、それから考えよう、というスタンスで色々と撮って歩いている。まあ、最低限、絞り/シャッタースピード、ISO感度、ピント、辺りのベーシックな部分は当然意識しながら、だけど。

そして、やたらとぶれてる写真や、色かぶりしている写真等は、まあ仕方ない、とあっさりと割り切って諦めるようにしている。メリル使いは、きっとそんな人が多い、はず。

色かぶりした写真を救う方法のひとつ、というわけではなく、単純にそれ自体が楽しすぎるモノクロ現像も面白くて、やり始めるとはまってしまって時間を忘れてしまう。モノクロ写真はフィルムカメラ時代に一時期凝りに凝っていた時期もあったので、その頃を思い出しつつ、メリル/SPPでモノクロ現像楽しんでます。

冒頭の、今日の『ほぼ日メリル』写真も、程よく出来上がってるかな、と。

参考までに冒頭の写真のカラー版はこちら。RAWで撮影して、SPPで暗部をちょっと明るくしつつ現像して、TIFFでLightroomに読み込み、そこからFlickrにアップした写真。これはこれで好きだけど、モノクロ版もやっぱりいい。

_SDI0157.jpg
SIGMA DP2 Merrill, F5.6, 1/100s, ISO:100

See also

» ほぼ日メリル | hey hey heydays*
» SIGMA DP2 Merrill – a set on Flickr
» SIGMA DP3 Merrill – a set on Flickr

シグマ デジタルカメラ DP1 Merrill 4600万画素
» シグマ デジタルカメラ DP1 Merrill 4600万画素

シグマ デジタルカメラ DP2 Merrill 4600万画素
» シグマ デジタルカメラ DP2 Merrill 4600万画素

シグマ デジタルカメラ DP3Merrill
» シグマ デジタルカメラ DP3Merrill