ARROWS V (F-04E) + Art Filter “Dark”
ARROWS V(F-04E)を使い始めて1週間ほど経ったので、感想をざざっと。
外観、持った感じとか
いわゆる「全部入り」な国産スマートフォンということで、ないものがないくらいに多機能・高機能でこのサイズ、というのはすごいな、とは思いつつも、やっぱりちょっと大きいかなと。
手に持った感じは↑な感じで手にほどよく収まるかなとは思うのだけど、実際に片手で操作するときに指が届かないところもあったり。大画面は奇麗で情報も多くていいのだけど、操作感が少し損なわれる部分もあるかなと思う。
それと、本体背面横が丸みを帯びていて、これが持ちやすさにかなり貢献していて、持っている感じはかなり安定している。
指紋認証が、いい
それと、ARROWSシリーズの最大のウリのひとつといってもいいのでは、と個人的には思っている「指紋認証」用のセンサーがボタンにもなっていて、このボタンを押してスリープ解除 → 指紋認証でセキュリティ解除、このボタンでスリープ、というのがとっても使いやすく、かつ端末を扱うときの安定感向上に貢献しているかなと思う。
というのも、スマートフォンを使い終わったときにスリープボタンを押す操作って、スリープボタンが本体上部にあるようなスマートフォン端末ではいわゆる「スマートフォンを使うときの手/指のホームポジション」から、よいしょって感じで持ち替えてスリープボタンを押す必要があって、その地味な操作が意外に面倒だったり、その持ち替えのときに端末を落としちゃったり。
けど、スリープ+指紋認証センサー/ボタンが背面のこの位置にあることで、「スマートフォンを使うときの手/指のホームポジション」から持ち替えることなくスリープさせることが出来るので、安定性+使いやすさが格段によくなっているかな、と。内覧会で触ったときにも便利だなーと思っていたけど、実際に1週間メイン端末として使ってみると、ほんとに良さを感じます。
タッチ操作感
ホームアプリは、最初に入っている「docomo Pallet UI」から、富士通独自のホームアプリ「NX!ホーム」に切り替えた。他にも色々なホームアプリがあって、個人的には軽くて使いやすい「Zeam Launcher」を以前の端末では使っていたのだけど、操作感やデザインとかに特に不満はないので今回は「Nx!ホーム」を当面は使っていくことに。
タッチ操作感については、iPhone 5も持っているのでどうしても比較してしまうのだけど、どちらもサクサク使える、とは思いつつも、そのサクサク感が少し違っているかな、と。これは言葉や文章では何とも説明しがたいし、個人の感覚による部分もあるとは思うのだけど。で、個人的にはここ最近はiPhone 5を使うことが多かったこともあってか、iPhone 5のタッチ操作感に慣れてしまっているので、どちらかというとiPhone 5のサクサク感のほうが好み、かな、と。ただこれはARROWS V(F-04E)をこれからもっと使い込んでいくうちにまた変わってくるかも。
カメラ
前回の上野動物園フォトウォークエントリーでも少し書いたのだけど、やっぱりARROWSシリーズのカメラは、標準のカメラアプリでサポートしているエフェクト撮影が楽しい。使い勝手的にもタッチオートフォーカスはもちろん、タッチオートフォーカス+シャッターも設定できたりして使いやすい。カメラについてはまた別のレビュー記事も書こうかなと思ってます。
ケータイ会議メンバーがARROWS V(F-04E)で撮影した写真が↓のFlickrグループにもアップされているので、作例等はこちらも参考にしてみてください。
バッテリーの持ち
大容量バッテリー(2420mAh)を搭載しているとはいえ、バッテリーの減りはかなり速い、と思う。僕の使い方ではかなりの勢いで減っていって一日持つことはないのだけど、ただこれは、ケータイ会議メンバーのmeguさんの↓のエントリーではテザリングしながらでも一日持ったりしているようなので、使い方とかインストールしたアプリとかでかなり変わってくる模様。
» ARROWS X の発熱と電池消耗 4days | 脳内会議
あと、プリインされている「NX!エコ」をうまくチューニングして使うとかなり節電できる。↓の田口さんのエントリーを参考に設定してみたら、かなり効果があった。
» 【ARROWS V F-04E】 ぼくのかんがえたさいきょうの「NX!エコ」 | IDEA*IDEA
というわけで
スマートフォンを使うにあたって個人的に気になる部分、どちらかというと基本的な部分ばかりになってしまったけど、ざざっと、感想を書いてみました。ファーストインプレッションとしては総じてかなり使いやすく、(バッテリーの持ち以外は)ほとんど隙のない感じのスマートフォンかな、と思っています。
今回のエントリーでは書かなかったけど、カメラ機能以外にも富士通製スマートフォンならではの機能についても、これからおいおいレビューしていきたいと思います。
ARROWS@
ケータイ会議10参加ブロガーのエントリーはARROWS@に掲載されています。