人がものを見るときには焦点をあわせるわけだけど、
焦点だけを見ているだけではありませんよね。
その人に焦点以外の何が見えているかを書くことで、
視野のクセや焦点が見えるというか、せわしない動きをする人なのかどうか、
というのが盛りこまれてくると思うんです。
<保坂和志さんが『経験論!』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 5月11日の言葉
「ものを見る」というのを「実際に何かを見る」ということ以外に「物事をどう捉えているか」という意味で捉えたとして、「焦点」以外にどんなものが見えているか、というのはとても重要になってくるように思う。そして「焦点」を「本質」と言い換えるとして「焦点」以外が見えているということは、より多角的あるいは多面的に物事を捉えることができている、とも言える。それによって、ともすれば独りよがりなズレた捉え方をしてしまうこともある「焦点」も、「焦点」以外を見ること、言い換えると客観的に物事を捉えることによって、よりその本質に近づけるのでは。
というわけで、焦点以外に自分が何を見ているのか、というのは意識していきたいと思ったり。
【参照】
≫ 保坂和志さんの経験論! – ほぼ日刊イトイ新聞>
≫ メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
≫ 自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事