食卓、というより食に関するビジネストリビアが満載。
赤坂プリンスホテルの「まずいコーヒー」の話等々、すべてのトリビアに頷きながら一気に読んだ。先を読みたくて仕方がなくなる。それらのトリビアが生まれるもととなった発想や目の付けどころが、またすごい。「食卓からの経済学」という題名は伊達ではない。ただのトリビア集ではなく、まさに経済学の教科書であり、発想の視界を大いに広げてくれる本。
ぐっときたエピソードをいくつか紹介しようとページを振り返っていたのだが、「いくつか」というより、「全ての」エピソードが興味深く、気づくとじっくり再読し始めてしまい、ブログ執筆が進まないので、ここでは紹介するのはやめておく。ぜひ読んでみることをお勧めする。読み出すと止まらなくなるのは、覚悟の上でどうぞ。