自分を消して、結果に残す

おもしろい仕事のコツって
「どれだけ自分を消すか」
ということですよね。
<糸井重里さんが『おもしろ魂!/a>』の中で>
ほぼ日手帳2006 – 4月8日の言葉

僕は外資系の通信機器メーカーに勤務している。
日本支社の社員は少数陣営なので、
常に海外の本社あるいは支社から社員が来ていて、
彼らと一緒に仕事をしている。
そして、彼らの自己主張ってのは、とても強い。
ときどき、日本人の僕からすると、
「落ち着け」って声をかけたくなるくらいに、
熱く自己主張する。
それはそれでいいんだけど。
それに対抗してこっちまで熱く自分を出そうとすると、
うまくいかないことが少なからずある。
ひかないので、彼らは。
そんなわけで、
明らかに、それは違うだろう、ってこと以外は、
こちらがひくようにしている。
ただその身の引き方が、最近我ながらうまくなってきた。
議論から身を引いていきながら、相手を立てながら、
結果的に自分の意見を通す。
そんな駆け引きめいたことが出来るようになってきた。
自分を消す。
ただ、出てきた結果には自分の意見が残っている。
そこに名前は残っていなくても。

五箇条の御誓文
が、坂本龍馬の考案した船中八策をヒントにしているように。
あ、ちなみに僕は今の職場でのし上がろうって気が全くないので、
こんなことが出来るけれど、
今いる職場で上に行く必要がある人は、
どんどん自己主張していきましょう。


【参照】
おもしろ魂! – ほぼ日刊イトイ新聞
メッセージダイアリー: 毎日ひとつの言葉(メッセージ)について一言書いています。
自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法 – シゴタノ!: メッセージダイアリーを始めるきっかけとなったブログ記事

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