デビュー戦

10月から入社した会社で、デビュー戦を迎えた。


対代理店様向けの、製品説明プレゼン&デモ。
トレ−ニングばかりの日々だったし、人前で話すのが久々だったので、
この仕事を受けたときは、やる気と不安が同時に訪れて、
気持ちが一時、むちゃくちゃ高まった。
デビュー戦。
今後の評価に大きく影響する。
ミスはできない。
そんな不安ばかりが頭をよぎるたび、
やるっきゃねーだろ、的な考えがそれを打ち消す。
そんな自分を落ち着かせながら、今週はその準備にかなりの時間を費やした。
プレゼン資料も何度も見直し、通勤のバイクで、何度かシミュレーションしたり。
完璧主義がまだまだ抜けないな、と思いながら、
不安を払拭するかのように、準備に取り組む。
本番は、腹くくって、最初の発声以降は、
リラックスして話をできた。
結果、あっさりとプレゼン&デモ&質疑応答は終わって、
営業からもデビュー戦「合格」をもらう。
準備を入念にしたこと、と、
本番の腹くくりっぷり。
この二つがうまく機能した。
完璧主義ってのは、悪い面ばかりではないって思った。
今回、自分の中で「完璧」と思うくらいに準備をしたからこそ、
腹をくくれたんだと思う。
ただ、慣れてくると、少しずつ「完璧主義」が緩んでくるのかな、と思ったり。
フォトリーディングもそうだけど、
「完璧主義」的な人間が、「楽観的」に大切な部分のみに集中できるようになるには、
結局は慣れなんだな、と思う。
慣れてくうちに、大切な部分や集中すべき部分がなにか、
っていうのに対するアンテナが研ぎすまされていくんだな、と実感する今日この頃。

2 thoughts on “デビュー戦

  1. ぐん

    初プレゼン大成功、おーめでとう!
    僕は人前で話すtことには大分抵抗がなくなりましたが、やっぱり事前準備がしっかりとされていなかったときは、緊張するというか自信が無いから声も小さくなってしまいます。
    柔道の田村亮子選手が、「本番で緊張しないためには、自分が納得いくまで練習することです」と話していたそうです。
    結果にこだわる「完璧主義」というよりは、目標に向けてベストを尽くすという感じでしょうか。
    完璧主義って、悪いことのように言われてたし、僕もそう思っていたけど、悪いばかりではなさそうだね^^
    っていうか自分が手術受けるときにはドクターには完璧主義であって欲しい。でも、それ以上に日頃完璧な成果を出すために、できるかぎりの努力をして技術を磨いておいて欲しい、そんな風に思います。
    重要文化財を保存している職人さんなんかも、当然『完璧』が求められるだろうし、それってその時どうかというよりは、それまでの過程で何をしてきたかによると思う。積み上げてきたもの=成果?
    『普段努力しない完璧主義』、これが一番駄目だね。
    痛っ! 自分に跳ね返ってきたぞ、この言葉^^;

  2. heyday

    > 『普段努力しない完璧主義』、これが一番駄目だね。
    いたたたたた・・・・^ ^;;
    痛いな〜、これ。
    ん〜、勉強になるコメントありがとうございます!
    「ベストを尽くす完璧主義」
    やっぱり何事も常にベストをつくす、ってことなんですね、やっぱり。そしてそれを楽しむ。
    イチローだって、基本練習を未だに徹底してやる、ってどっかで聞いたことがあります。だからこそ、あれだけの境地に長い間居れるんでしょうね。
    いやそれにしても勉強になりました。ありがとうございますm(_ _)m

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