Apple Watchを予約開始日に速攻予約して、発売日にゲットして、これまで毎日つけて愛用してきた。時計として、というよりも、どちらかというとアクティビティーモニター・レコーダーとして。
そして、スマートウォッチとしては前モデルで先駆けていた、Pebbleの新作Pebble Timeが先週末届いた。
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https://getpebble.com/pebble_time
▼『it’s time』
Apple Watchの外装箱は、Appleらしいシンプルでエレガントなものだったけど、Pebble Timeの外装箱はシンプルでチープ感満載。この、いい意味でチープなデザイン・雰囲気は、外装箱に限らずPebble Time自体の外観やUIでも統一されていて、個人的にはかなりお気に入り。
▼このチャックの部分を持って、ビリビリーっと開封する。
▼オープン!(並んでるのは、iPhone 6)
▼Pebble Time本体の他に、充電ケーブル、Quick Start Guide等が同梱されている。
▼充電ケーブルはマグネット式。充電ケーブルの先端は、↓のようになっていて、ここをPebble Time本体裏にある充電用端子部分にパチッと取り付ける。
▼Pebble Time本体右側にはボタンが三つ。
・上下ボタン: Watch Face表示状態で押すと、Timeline Interfaceになって、上が過去、下が未来のイベントを表示。メニュー表示では、上下移動キー。
・真ん中ボタン: Watch Face表示状態で押すと、メニュー/アプリ起動。あとは、決定キー。
▼Pebble Time本体左側にはボタンが一つ。
Watch Face表示状態で押すと、ライトOn。それ以外は、「戻る」キーとして使う。
▼Apple Watch (38mm, Sport)と並べてみる。
サイズは、Apple Watch 38mmに比べると、Pebble Timeのほうが少し大きいかな。見た目や素材感は、Pebbleがプラスチックということもあり、Apple Watchのほうが高級感があるかなと。けど、個人的には、Pebble Timeのこのチープな雰囲気は好き。
▼ParingするiPhoneには、Pebble Timeアプリをインストールしておいたので、すぐにParingを実行。
▼Paringすると、↓のような画面が表示される。こういうデザインがいちいちかわいいのである。いいね。
▼Paring後、Pebble TimeのFirmwareがアップデートされる。
アップデート後、Pebble Timeが再起動して、セットアップ完了。
5日ほど使ってみてのファーストインプレッション
Apple Watchも気に入っていたので、Pebble Timeと両腕につけようかな、とも思っていたのだけど、最近暑くなってきたし、元々腕時計をあまりしていなかったのに、二個つけるのはちょっと厳しいかな、ということで、ひとまずApple WatchからPebble Timeにスイッチして、Pebble Timeのみをつけて5日ほど経った。今のところ、Pebble TimeのほうがApple Watchよりも自分には合っているかなという感じ。その辺りも踏まえて、ファーストインプレッションを思いつくままに羅列してみる。
- 製品全体に漂ういい意味でのチープ感がナイス。本体自体、UI、アイコン、アニメーション、どれもかわいい。充電中のアイコン・アニメーションもかわいいんだ。
- 付け心地は、Apple Watch Sportのほうがいいかな、と感じているけど、これは慣れもあると思うし、一ヶ月程度つけているとなじんできて印象が変わってくるかもしれないので、もう少し様子見、かな。
- バンドを腕に巻くのは、Apple Watch Sportバンドのほうが簡単。Apple WatchのSportバンド、付け心地もいいし、本当よくできるよなあ。
- 画面が常に点灯している、というのは、やはり便利で時計としての使い心地はいい。最初、Apple Watchに慣れてしまっていたので、Pebble Timeで時間を確認しようとして(画面をつけるために)手首を顔に向ける動作をしてしまったのだけど、そういう動作はPebble Timeでは必要がない。単に、というか普通に画面に目をやるだけで時間を確認できる。例えばPCで作業中に時間を確認したいときは、Pebble Timeを見るだけ。(Apple Watchの場合、画面が消灯しているので、手首をひねって画面Onにする必要がある)
- 画面、見やすい。暗い室内でPebble Timeのライトが点灯していないと暗めだけど、これはまあ普通の腕時計でも同じようなものだと思うので特に気にならないかな。外や明るい部屋ではクリアでとても見やすい。
- 通知やアラーム等でのバイブレーションは、Pebble Timeのそれは「ブブブ!」とバイブする無骨な感じ。気づきやすい、といえばそうだけどね。Apple Watchのバイブレーションは色々な種類があって、特に「トントン」と指で軽く叩かれたような感触のもあって、繊細でかつ気づきやすい、なのにそんなに主張もしていない、絶妙なバランス。
- 公式では日本語対応されていなくて、まあ日本語が表示されなくても別に困らないかな、と思っていたのだけど、やっぱりNotificationや、Swarmでのチェックインでは、日本語が必要になる。なので有志で開発されている日本語パックをインストールした。日本語パックは、今日現在(2015年6月)ではiOSアプリからはインストールできないので、一度Android端末にParingしてインストールする必要あり。
※参照: [N] 「Pebble Time」日本語化する方法
http://netafull.net/pebble/050533.html - バッテリーは1週間持つ、ということだけど、満タンから使い始めて3日ほどで20%になっていたので充電した。これは、最初はアプリを入れたり、色々といじったりしていて、通常の使い方よりはかなりたくさんPebble Timeを使っているからだと思う。Fitness系でアクティビティ記録系のアプリも入れたりしているので、1週間持つかどうかは微妙だけど、普通に使う分には5日程度は十分持ちそうだ。
- SDKが開放されているので、Watch Faceが充実していて楽しい。もう本当たくさんあるので、どれを使うか悩ましい。それが楽しい。
» Home | My Pebble Faces
http://www.mypebblefaces.com/
- アプリの数が充実していて、楽しい。見ていると、あれもこれも使いたくなってしまうのだけど、まずは定番のチェックインアプリSwarm、アクティビティモニターアプリMisfit辺りは入れて使っている。もっと他のアプリもこれから色々と試してみる予定。
- 過去の通知・イベント、未来のイベントを串刺しで行ったりきたりできるTimelineインターフェースが使いやすい。Pebble Timeアプリの設定でカレンダーを表示するようにしといたほうが便利。
というわけで、Pebble Time、かなり気に入ってます。Apple Watchはしばらく寝かせておくことになりそう・・・。先日のAppleのWWDCで、watchOS 2.0でネイティブアプリをサポートするという発表があり、そうなるとApple Watchの使い勝手もだいぶ変わるかと思うので、watchOS 2.0が出たらまたApple Watchを使ってみる、という感じになりそうだ。
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