週末に一泊で仙台旅行に行ってきた。
宿泊したホテルの部屋から仙台の夜景を撮る。いい部屋だった。
よく行く、近所のベーカリーの外でよく日向ぼっこしている、猫。気持ち良さそうだねー。
OM-D E-M5 Mark IIに搭載されている5軸手ぶれ補正にはかなり期待していたのだけど、これが期待以上に強力で、夜の撮影が楽しいし、はかどる。
» 5軸手ぶれ補正 E-M5 Mark II | OM-D | オリンパス http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em5mk2/feature.html
冒頭の写真のシャッター速度は、1/5秒でかなりの低速シャッター。けど、ほとんどブレていない。とはいえ、何も意識せずに撮ると、ブレも大きくなるので、手ぶれ補正機能に頼りすぎず、手ぶれを出来るだけ抑えるよう意識して撮ってはいる。
▼40mm(35mm[フルサイズ]換算で80mm)までズームしても、シャッター速度1/8秒でこんな具合にほとんどブレなし。素晴らしいね。
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II(+ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)では、僕のメインカメラであるSIGMA dp2 QuattroやDP3 Merrillが苦手としているシーンを含めて、期待していた通りに「万能カメラ」としてあらゆるシーン(特に室内での犬の撮影や夜の手持ち撮影等)での撮影、動画撮影で活躍してくれている。
最初のうちは、OM-D E-M5 Mark IIのサイズ感やカメラシステムとしての基本的な使い方に慣れるために、Program Auto(Pモード)+露出補正のみで撮影していて、他には特にカスタマイズ等はしていなかったのだけど、大分手にも馴染んできたので、OM-D E-M5 Mark IIを買うモチベーションの一つでもあった、Art Filterを試し始めている。
特に、というかもう、これが試したかったと思っていた「ラフモノクローム」で。
Art Filter「ラフモノクローム」は、読んで字のごとくで、ラフなモノクローム写真が撮れるというもの。イメージ的には、いわゆる「森山大道」的な写真。特徴としてはコントラストが強めで、モノクロームフィルム写真の粒子の粗さを表現しているフィルター。
個人的には、日が違うと写真も違うので、同じ場所や道を何度撮っていても楽しいのだけど、この「ラフモノクローム」で撮ると、いつもの光景でもまた違った雰囲気ができるので、またそれが楽しい。
というわけで、お気に入りなArt Filter「ラフモノクローム」で撮影した、自己満足的に気に入っている写真を何枚か。
来月、久しぶりに(三年ぶりかな)フルマラソンを走るというのに、最近まで長距離をあまり走れていなかった。
フットサルは週一、二のペースでやっているし、ほぼ毎日犬の散歩で一時間程度(Vibram Five Fingersを履いて)歩いているし、体幹トレーニングもほぼ毎日やっているので、体力はあるにはある(と思う)。が、長距離を走れてないので、フルマラソンを制限時間内に完走できるかどうか、少し不安がある。時間制限がなければ、完走できるとは思うのだけど。
そんなわけで、長距離を走るトレーニングを少しずつ始めているのだけど、身体的に作り込んでいくのと同時に、気持ち的にも長距離を走ることに対するモチベーションを上げようってことで、ランナー関連の小説を読むことにした。
ランナー関連の小説で好きなのは『風が強く吹いている』(参照)で、これまでに何度か再読しているので、今回もまた読んでみようかなと思ったのだけど、違う小説も読んでみたいなということで、ちょっと調べてみて『風が強く吹いている』と同様に箱根駅伝が舞台の『チーム』を読んだ。
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箱根駅伝が舞台、とはいっても、この小説の主役「チーム」は、”箱根駅伝の出場を逃した大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」“、というところが『風が強く吹いている』とは違うところ。
箱根駅伝の出場を逃した大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は――選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。
箱根駅伝が舞台なので、何となくどの辺りの場面や設定で盛り上がるか、というのは『風が強く吹いている』を何度も読んでいたこともあって、大体想像がついてしまうのだけど、それでも「関東学連選抜」チームがいかに襷をつないでいくのか、主要な登場人物の走る前と走っている間の心の動き・描写等、個人的にはのめり込める展開・内容で、一気に読めた。
そして、長距離を走ることに対するモチベーションはぐっと上がった。その勢いで、この『チーム』の”その先の”の物語である『ヒート』も読み始めてしまった。
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本を読んでばかりいないで、外に出て走れ俺、って話なんだけど、まあ、こういう熱いスポーツ物を読むのは好きなので、止まらないのは仕方ない。少しずつ距離も伸ばして走れているので、大丈夫だ、きっと。
OM-D E-M5 Mark IIに付属しているフラッシュをつけて撮ってみた。付属フラッシュは、小さいけど上下左右に首を振ることができて、壁にフラッシュをバウンスさせて撮ることができるので、そんなに固くフラットな感じにならず、結構ナチュラルに撮れる。
OM-D E-M5 Mark IIには強力な手ぶれ補正が付いているとはいえ、バウンスでフラッシュ炊いてこのくらいナチュラルに写るなら、室内での撮影はフラッシュ付きでもいけそうだ。
うん、OM-D E-M5 Mark II、やっぱり買ってよかっただな。