そうそう、この間の土曜に乗馬してきた。九十九里の『サンシャインステーブル』っていう乗馬クラブで。
1時間のビギナーコース。乗馬をまともにするのは初めてで、ちと緊張。
まずは手綱の持ち方とかの超基本的なことを教えてもらって、次に馬の止め方。
「手綱を引く」「引いた後に緩めてやる」
この「緩めてやる」ってのがミソ。緩めることで馬に止まってくれたことに対するご褒美をあげることになる。止まれ止まれ、ばっかじゃ馬も嫌になっちまう。「止まってくれてありがとう」っていう気持ちが大事なのね。そうやって馬とうまくコミュニケーションを取ることで、息が合っていくのだと思う。
次は、歩き方、曲がり方、ちょっと早い歩き方を教わる。
- 歩く → かかとを馬の腹に押し当てる
- 曲がる → 手綱を曲がりたい方向に持ってく
- ちょっと早く歩く → かかとを馬の腹に強めに押し当てる
んー、シンプル。
歩かせ方のコツは、かかとで腹を「蹴る」んじゃなくて、あくまで「押し当てる」イメージで。「押し込む」って言った方がいいかも。
ちなみに、馬の歩き方、走り方は、速度によって呼び名が異なる。
- 並足:のんびり歩く
- 早足:ちょっと早めに歩く。小走りって感じ。
- 駆足:走る
「並足」以外は、僕らが使ってるのとイメージは一緒。
今回は、早足まで。
早足になると乗馬のリズムも変わる。パカッパカッて感じで二拍子。駆足だと、パカラッパカラッて感じになるのかな。馬は、歩く又は走る速度で足の使い方が変わるからこうなるらしく、四つ足の動物にはほとんど当てはまることらしい。
柵の中での練習を終えて、九十九里の浜辺へ向かう。この時期、サーファーもたくさんいる海岸を乗馬でのんびり歩く。天気はあまり良くなかったけど、かなり気持ち良い。本当は海岸を暴れん坊将軍ばりに突っ走りたかったけど、初心者なので、並足での~んびり歩いて終わり。それはそれで良かったけど、次は、早足くらいはしてみたい。
乗馬は楽しい。
スポーツとして楽しいってのもあるし、馬との交流がまた楽しい。基本的にすべてこっちの言うことを聞いて動いてくれて、それに対して、こっちもありがとうって気持ちを持って接する。そういう馬との気持ちの交流を意識してると、より楽しくなると思う。
また近いうちに行こうっと。