ひまわり証券とパンローリング株式会社共催の『資産運用としてのオプション取引 日経225オプション』セミナーに行ってきました。講師は、パンローリングが運営しているオプション倶楽部のアドバイザーでもある増田丞美氏。
本セミナーで増田氏が強調していた言葉が、
■株式現物投資とオプション取引ではゲームのルールや方法が全く違う
■オプション取引の本質とは「相場の行方はわからない」ということ
■大事なのはボラティリティ(=変動率=標準偏差=期待度)とタイムディケイ
というものです。今後のオプション取引の学習及び運用のテーマとしたいと思います。
株式投資には昨年から興味があったのになかなか始められずにいました。が、最近あるきっかけからオプション取引を知りネットで調べてるうちにこのセミナーを知り無料ってことで早速参加してきたのですが、、、投資未経験の僕には正直ちょっと難しかったです。分からない用語も多かったし。。。
とはいえ、オプション取引は株式現物投資よりも対象銘柄がひとつ(日経225オプション)なので素人考えかも知れませんが、とっつきやすい気がします。そして取引方法はコール/プットそれぞれ売りと買いがあるので、覚えていけば色んな組み合わせでリスクヘッジしたりできそうなのでリスクを最小限にしながら利益を追求するという、やりがいのあるトレーディング=マネーゲームが出来るようです。
マネーゲームというと良いイメージがありませんが、増田氏の考えはこうです。
“ゲーム”の意味するところ – 増田丞美 オプション売買セミナーの広告より抜粋
トレーディングを「マネーゲーム」といいます。マネーとはMoneyのことで「お金」という意味ですから、お金を用いた遊びというニュアンスを持つかもしれません。
どうしても日本語的に考えれば、ゲーム=遊び、スポーツといったように捉えがちです。英語の世界ではGameということは「遊び、ゲーム」以外の意味で日常生活において頻繁に使われる言葉です。
Political Game (政治的ゲーム)、Election Game(選挙ゲーム)、Military Game(軍事的ゲーム)とか、あるいは数学のGame Theory(ゲーム理論)、心理学の世界のPsychological Game(心理学ゲーム)といった使われ方をします。
このゲームという言葉のニュアンには「ある一定の規則や法則がある集団、組織、社会の中にあって、複数の対象物(モノ、人)間における駆け引き」という意味合いが含まれます。
Money Gameという場合、「ある一定の規則のある対象物(株式、先物、オプション等)が取引委される場所及びそれに参加する人たち(投資家、トレーダー、ブローカー等)の間におけるやり取りにおいて利益を追求する経済行為」ということができます。「マネーゲーム」は他の事業と同じ経済行為なのです。
「ゲーム」ですからね、「勝ち」「負け」があります。「勝つ」にはそれなりの知識と経験が必要なのはどんな世界でも同じですが、オプション取引では「負けない」ゲーム、または負けたとしても再起不能には陥らないゲーム、が出来るような感じなので、早速始めてやりながら経験を積んでいきたい思います。
って意気込んでたら、どの証券会社(ネット証券会社含む)もオプション取引用口座開設には審査があり投資経験ゼロの場合、多少の知識があっても審査は通らないようです。目安として一年程度の株式現物取引の経験が必要っぽいです。
そっかあ。。。残念。
まあ、良い機会だし、株式投資経験ゼロでいきなりオプション取引をするってのは、そもそも無理があるのかもしれないので、まずはネット証券会社で総合口座を開設して株式投資をしながら、その間、オプション取引の知識習得・シミュレーションを行い、一年後にオプション取引が開始できれば、と思います。
オプション取引の基本的な知識習得は、セミナー会場で2,500円で割引販売していたので即買いしたこの本を読む事から始めようかと。
パンローリング (2004/02/27)
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